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子どもの習い事のやめどき、後悔しない決め方やタイミング
習い事を見直すタイミング
子どもの習い事のやめどきはいつなのか、悩むパパやママも多いかもしれません。せっかく始めた習い事をいつのタイミングでやめれば、親子にとって負担は少ないのでしょうか。今回は体験談を交えながら子どもの習い事のやめどきについて考えてみました。
子どもの習い事のやめどきがむずかしい
子どもの習い事のやめどきがむずかしいと感じる人も多いようです。個人レッスンの場合、団体レッスンの場合など、レッスンの形式にもよりますし、キリがよいタイミングを学期に合わせるか、それとも習い事のレベルに合わせるか、など悩む点はいろいろとあるでしょう。
習い事をやめる場合はいつ頃先生に伝えればよいのか、なども含めてママたちはタイミングに悩むようです。
子どもの習い事をやめるタイミング
習い事のやめどきのタイミングはどのようなときなのでしょうか。習い事をやめようと思うきっかけを考えてみました。
習い事が増えてきた
毎日のようにさまざまな習い事が入ってくると、子どもが自由に遊ぶ時間が少なくなり、ストレスに感じるかもしれません。子どもが小さいうちは送り迎えや、習い事への親の参加が必要な場合があるので、親にとっても負担が大きいでしょう。
習い事には発表会や試合など、レッスン以外の日も活動が必要な場合があります。そのような習い事が増えると、スケジュールのやり繰りが大変になる場合があるようです。
経済的な負担
習い事には月謝が必要ですが、その金額も習い事によって違うようです。またピアノやバレーなどの発表会は別途参加費用が必要になり、衣装代、移動費なども重なってくるようです。
毎月の月謝の総額は習い事の数だけ増えるので、きちんと家計を考える必要があるでしょう。
条件の変更
習い事を続けている中で、条件が変更になりやめようと思う家庭もあるようです。
たとえば、
- クラスがレベルアップして、時間や曜日の変更先生の変更があった
- 教室自体が場所が変わった
など、ほかの習い事と曜日や時間が被ってしまったり、場所が遠くなってしまったりしてしまうと、続けるのがむずかしくなりますよね。
目標達成
最初に目標を決めて習い事を始めた場合、それを機にやめる家庭もあるようです。
たとえば、空手の黒帯を取るまで続ける、ピアノのバイエルが終わったらやめる、など目標に合わせてそれまでは一生懸命がんばろう、と取り組んでいるという声もありました。
子どもがやめたくなった
子どもがその習い事を始めたい、と思って始めた場合も、親がやらせてみたい、と始めた場合も、実際に習ってみると思ったものと違った、という場合もあります。
子どもと先生の相性もあるようですが、子どものやる気がない状態では習い事も上達するのはむずかしく、なにより子どもにとって負担が大きいかもしれません。
習い事をやめた人たちの体験談
30代ママ
40代ママ
空手を黒帯になるのを機にやめました。幼稚園のときから始めた空手ですが、始めるときに黒帯を取るまではやめない、という目標を持って始めました。小学6年生のときに大会で黒帯を取ることができました。そのまま続けることも可能でしたが、中学に入ったら部活もやってみたい、と子どもが言っていたので、キリがよいところでやめ、また始めたければいつでもできる、と思いやめました。
30代ママ
ピアノの習い事のコースが変更するのを機にやめました。最初は幼児コースで時間も平日の16時からと夕食の時間を考えても大丈夫な時間だったのですが、小学生コースでは平日の18時か土曜日の午後にしかレッスンの時間がなく、小さいうちから夕食の時間やせっかくの休日に習い事をさせることに疑問を持ち、家族で話し合ってやめることにしました。
なぜ習い事を始めたのかを思い出してやめるタイミングを考えよう
習い事を始めたとき、子どもが「こうなったらいいな」という理想の姿があったと思います。きっと子どもも初めての体験に緊張しながらも、日を重ねて少しずつ学んでいったことでしょう。
習い事をやめようと思ったとき、やめどきに迷ったら「なぜ習い事を始めたのか」を思い出してみると、習い事で子どもが得ることができた体験や学べたことが分かり、区切りをつけやすいかもしれません。
親同士だけではなく、子どもともしっかり話して習い事のやめどきを決めたいですね。
小学校に上がるのを機にバレエ教室をやめました。テレビでバレエを見て、憧れて始めた習い事ですが、レッスンが厳しいので体力的にも精神的にも負担でした。また、レベルが上がるにつれてレッスンの日や発表会の日が増える、と周りのママたちから聞いてスケジュールや経済的にもむずかしいと思い、夏の発表会を最後にやめました。発表会を終えてからやめたことで、本人は満足しているようです。