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家族との会話。敬語を使うシーンやお互いの呼び方とは
場所や年齢にあわせて使いわけよう
家族と敬語で話す場合はどのようなシーンに使うのかや、お互いの呼び方について気になっているママもいるかもしれません。今回の記事は、家族に敬語を使うシーンや家族内でのお互いの呼び方、家族に敬語を使うときに意識したことについて、ママたちの体験談を交えてお伝えします。
家族内で敬語で話すときはある?
普段の生活のなかで、家族と敬語で話す家庭があるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、家族内で敬語を話すときはあるのかママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
うちの場合は、夫婦間でも子どもとも友だちのように接しているので、家族内で敬語を使うことはないように感じます。夫の父や母には敬いの気もちを込めて、敬語を使っています。
ママたちに聞いてみると、家族と敬語で話すかどうかは家庭の状況によってさまざまなようです。他にも、家族と敬語で話しているつもりはなかったけれども、気がつかないうちに使っているときもあったという声も聞かれました。
今回は、家族に敬語を使うシーンや家庭内の呼び方について、ママたちの体験談を集めてみました。
家族に敬語を使うシーン
実際に、ママたちはどのようなシーンで家族に敬語を使っているのでしょう。
お願いするとき
30代ママ
私は娘にお手伝いして欲しいときに敬語を使うことがあります。直接『〇〇して!』と言うよりも『〇〇してもらえませんか?』と敬語を使って話す方が口調も優しくなり、娘もその気になってやってくれるような気がしました。
お手伝いなど、子どもに対して何かお願いするときに敬語を使っているママがいるようです。ママのなかには、自分自身が感情的にならないよう、子どもに注意するときに敬語を使って伝えているという声もありました。
祖父母に対して
20代ママ
私は夫の両親に対して敬語を使っています。結婚して親子の関係になっているのですが、自分よりも年長者である夫の両親には尊敬の気もちを込めて、丁寧な言葉を使う方がよいのではと考えました。
ママやパパが、お互いの義両親へ敬語を使っている家庭もあるようです。他にも、結婚当初は義理の母に対して丁寧な言葉遣いで話していたけれども、年月が経つにつれて親しくなり、お互いにときどき敬語と話し言葉が混じるときもあるという声も聞かれました。
メールをするとき
30代ママ
普段は夫と敬語で話すことは少ないのですが、メールのなかで使うときがあります。メールでのやり取りは顔が見えないので、丁寧な言葉を使う方が気もちよくコミュ二ケーションがとれるように感じました。
携帯電話などでパパにメールをするとき、コミュニケーションがとりやすくなるよう敬語を使っているママもいるようです。ママのなかには、実の母親へ電話をするときは話し言葉になるけれども、メールをするときは敬語を使うことがあるという声もありました。
家族内でのお互いの呼び方
ママたちは家族内でお互いのことをどのように呼びあっているのでしょう。ママやパパ、子どもなどの呼び方について聞いてみました。
ママやパパの呼び方
20代ママ
我が家の子どもたちは私たちのことをパパ、ママと呼んでいます。私自身も両親を「パパ、ママ」と呼んでいたので、自分の子どもにも同じように呼ばれたいと思いました。
30代ママ
うちの場合は『パパ、ママ』では私たち夫婦が恥ずかしく感じたので『とうと、かあか』という呼び方になりました。子どもも呼びやすいようで、今では定着しています。
子どもが両親のことを呼ぶときは「ママ、パパ」や「とうと、かあか」など、さまざまな呼び方をしている家庭があるようです。他にも、子どもが両親のことを「とうちゃん、かあちゃん」と呼んでいるという声も聞かれました。
子どもの呼び方
30代ママ
私は長男にも次男にも『〇〇ちゃん』『〇〇くん』などと名前で呼ぶようにしています。名前で呼ぶことで、きょうだい関係でも子どもたちが平等に感じられるのではと考えました。
自分の子どものことを、名前に「くん、ちゃん」などの敬称をつけて呼んでいるママもいるようです。きょうだいがいる場合は、子どもの呼び方に迷うこともあるかもしれませんね。ママのなかには、子どものことを家族内で使っているあだ名で呼んでいるという声もありました。
祖父や祖母の呼び方
20代ママ
義両親からは自分たちを『じいじ、ばあば』と呼ばれたいと希望があったので、私の父や母には違いをつけようと考えました。子どもたちは私の両親のことを『おじいちゃん、おばあちゃん』と呼んでいます。
祖父や祖母のことを「じいじ、ばあば」や「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼んでいる家庭もあるようです。他にも、子どもが親しみを込めて「〇〇ちゃん」などと祖母や祖父の名前で呼んでいるという声も聞かれました。
家族の呼び方について意識したこと
ママたちに、家族の呼び方について意識していることを聞いてみました。
その場にあわせて使いわける
20代ママ
私はその場にあわせた呼び方をするよう気をつけています。普段は夫のことを名前で呼んでいるのですが、義実家へ行ったときはきちんとした印象になるよう『◯◯さん』とさんづけで呼んでいます。
家族の呼び方について、その場にあわせて使いわけているママがいるようです。職場の同僚や友人など、会話をする人との関係性によってどのような家族の呼び方をすればよいか考えるとよさそうですね。他には、子どものことを家ではあだ名で呼んでいるけれども、外では『〇〇くん』と敬称をつけた名前で呼んでいるという声もありました。
年齢にあわせて呼び方を変える
30代ママ
娘が5歳頃までは私たち両親のことを『ママ、パパ』と呼んでいたのですが、小学生になるときに呼び方を変えるよう話をしました。『家ではパパ、ママと呼んでもいいけど〇〇は小学生になるから、学校や外で話すときはお父さん、お母さんと呼ぼうね』と伝えました。
子どもの成長や年齢にあわせて、落ち着いた印象になるよう呼び方を変えている家庭もあるようです。6歳の女の子のママからは、子どもが幼い頃は呼びやすさを考えて祖母のことを『ばあば』と呼んでいたけれども、成長するにつれて『おばあちゃん』と呼ぶようになったという声も聞かれました。
家族の呼び方や敬語で話すかどうかはさまざま
家族に敬語を使うかどうかは、家庭の状況によってさまざまなようです。子どもにお手伝いを頼みたいときや、注意するときに敬語で話すことがあるというママの声もありました。
場所や年齢にあわせた呼び方も考えながら、家族と上手にコミュニケーションがとれるとよいですね。
私は夫と敬語で話すときがあります。私が子どもの頃、母が父に対して敬語で話していたので、丁寧な言葉遣いだとうまく相手に伝わりやすいのではと感じました。