3人目の出産。怖いと感じたりや不安に思った時期や理由

不安を和らげることのできたエピソード

3人目の出産。怖いと感じたりや不安に思った時期や理由

過去の出産が短時間だったことなどさまざまな理由から、3人目の出産を怖いと感じたり、不安になったりすることがあるかもしれません。今回の記事では、出産が怖いと思った時期や理由のほか、不安が和らいだエピソードをママたちの体験談をもとにご紹介します。

3人目を出産が怖いと思った時期

これまでに出産経験があっても、3人目を妊娠したとわかった頃から出産が怖いと感じることもあるようです。どのような時期に3人目の出産が怖いと感じたのか、ママたちに聞いてみました。


妊娠がわかったとき

「3人目の妊娠がわかったとき、子どもができたという喜びと同時に、子育てをうまくやっていけるのかという不安がこみ上げてきました」(40代ママ)

妊娠がわかった時期に、3人目の出産が怖いと感じることもあるようです。妊娠検査薬で陽性が出たときに、これからの生活が気がかりになったというママの声もありました。


安定期頃

「安定期に入りお腹が膨らみ始めた頃に、出産の現実味が帯びてきました。3人目ではありましたが、大きなお腹になっていくことが心配になってしまいました」(30代ママ)

安定期に入って、出産に対して不安を感じ始めることもあるようです。ママのなかには、上の子どもが妊娠していることを理解し、急に甘えたり泣いたりすることが多くなったため、出産後の生活に不安を感じたという声もありました。


臨月頃

エコー写真を持った人
© kai - Fotolia

「どうしても1人目や2人目ときの出産時の陣痛や痛みを思い出すことができませんでした。出産間近になって、自分が3人目の出産に耐えられるか心配になってきました」(30代ママ)

出産間近の臨月に入って、出産が怖いと感じたママもいるようです。3人目は初産などと比べて出産までの時間が早いと周りから聞いていたので、いつ生まれるか心配で1人目や2人目よりも怖いと感じたというママの声もありました。

3人目の出産が不安だと感じる理由

過去に出産経験がありながらも、3人目の出産に恐怖を感じたり、不安に思うのはどのような理由からでしょうか。実際に3人の子どもの出産経験があるママたちに、理由を聞いてみました。


過去の痛い経験

「1人目や2人目のときの出産時の痛みが忘れられませんでした。3人目の出産が近づいてくると、陣痛や出産時の痛みを想像してしまい不安になりました」(30代ママ)

過去に経験した出産時の痛みを思い出し、3人目の出産が心配になるママもいるようです。ママのなかには、過去の痛みは思い出せなかったが、とくかく痛いという漠然としたイメージが不安につながったという声がありました。


年齢

「1人目や2人目は20代での出産でしたが、3人目は30代後半での出産でした。高齢出産だったため、体力的に出産に耐えられるか気がかりがありました」(30代ママ)

3人目は1人目や2人目と比べて出産時の年齢が上がるため、体力面で気がかりなことがあるかもしれません。ママもなかには、出産時だけでなく産後の育児に対しても、年齢が上がることによる体力的な不安を感じていたという声がありました。


出産後の生活

ベビーベッドがある部屋
iStock.com/imaginima

「3人目が生まれた年は、上2人が小学生と幼稚園児でした。上2人もまだまだ面倒をみなければならなかったので、出産後家に戻って3人の子育てをやっていけるのか不安になりました」(30代ママ)

出産後3人の子育てをしながら生活することを考えると不安になったというママの声もありました。夫は平日仕事で忙しく実家の両親の家も遠いため、産後の生活をどのようにやりくりしていけばよいか気になったというママもいました。

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3人目の出産の不安が和らいだエピソード

3人目の出産に対して恐怖や不安がある場合、前向きな気持ちになれる方法はあるのでしょうか。ママたちに聞いた、3人目の出産に対して不安が和らいだときのエピソードをご紹介します。


周りのママと話した

「3人の子どもがいるママに、3人目を出産したときのエピソードや産後の生活について話を聞きました。具体的な話や産後の生活についてのアドバイスを聞いたことで見通しがたつと、気持ちが楽になりました」(30代ママ)

3人の子どもがいるママと話をしたり、アドバイスをもらうことで前向きな気持になれたというエピソードがありました。ママのなかには、同じような境遇のママと友だちになり、お互いの気持ちを話すと前向きになれたという声もありました。


母親学級に参加する

「産院が主催する母親学級に参加しました。分娩室や入院部屋の見学ができたほか、周りのママたちとの交流ができよい気分転換になりました」(40代ママ)

3人目の出産を前向きに捉えようと、産院や自治体が主催する母親学級に参加したというママの声がありました。他にも、母親学級に参加したエピソードとして、病院の助産師さんと話す機会ができたことで、陣痛から出産までの時間経過が早い場合でも安心して任せられると感じたという声がありました。


夫がサポートしてくれた

「出産前に、夫と産後の家事分担などついて話しあいました。夫と具体的に育児や家事の分担を話しあうことで、産後の生活がイメージできるようになると、前向きな気持ちになれました」(30代ママ)

ママが出産を前向きに捉えられるよう、パパがママの気持ちに寄り添うことも大切かもしれません。ママのなかには、夫が産後に必要な自治体への書類提出などについて積極的に調べて行動してくれたことが気持ちの余裕につながったという声もありました。


子どもが応援してくれた

「上の2人の子どもが3人目の出産をとても楽しみにしてくれました。『お手伝いするからママがんばってね』という子どもたちの言葉で、出産に対して前向きになることができました」(30代ママ)

2人の子どもの気持ちが、ママの出産に対する不安を和らげてくれることもあるようです。上の子どもといっしょに、3人目のお腹の赤ちゃんに話しかけたり、歌を歌ってあげたりして妊娠生活を楽しむように意識していたというママもいました。

いろいろ工夫して3人目の出産を乗り切ろう

妊婦と子供達
iStock.com/Yagi-Studio

3人目の子どもを妊娠したとき、短時間での出産にならないか気になったり、産後の生活を想像したりして、怖いと感じたり不安に思ったりすることもあるようです。出産を前向きに考えられるようになったエピソードとして、周りのママに話を聞いてみたり、夫や子どもに応援してもらえたというママの話がありました。

さまざまな工夫をすることで、前向きに3人目の出産を迎えられるとよいですね。

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