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5歳児の反抗期はいつまで?子どもの様子やかかわる工夫
ママたちが心がけていたこととは
5歳の女の子や男の子に反抗期や赤ちゃん返りのようなことがあると、いつまで続くのか、どのように接するとよいのかと悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、反抗期の子どもの様子やかかわるときの工夫、つらいと感じたときにママたちが心がけたことなど体験談を交えてご紹介します。
5歳頃の子どもに反抗期はあった?
5歳頃になると、着替えなどの身の回りのことや、友だちと遊ぶなかで、譲りあうなど相手の気持ちを少しずつ考えることなどができるようになる子どももいるのではないでしょうか。
一方、家にいると赤ちゃん返りのように甘えてくることや、反抗的になることもあるかもしれません。5歳頃の子どもに反抗期だと感じることはあったのかをママたちに聞いてみました。
「娘は5歳頃から、私の料理の手伝いなどをしてくれるようになりました。『この皮をむいて』と頼むと『こっちをやる』と別のことをしたがることはありましたが、自分の意志をしっかり持っていると感じるくらいで反抗期だとは思っていませんでした」(20代女の子のママ)
「上の子は下の子が生まれてから赤ちゃん返りのようなことが始まりました。私が下の子に授乳をしていると、わざと洋服を引っ張って困らせてくるので、上の子の反抗期のような行動がいつまで続くのか悩むことがありました」(30代女の子のママ)
5歳の子どもに反抗期はなかったと感じたり、赤ちゃん返りに近かったと感じたりと、反抗期があったかどうかの感じ方はママによってさまざまなようです。心も体も成長した5歳の子どもの様子を見て、ママたちは反抗期を迎えたと感じることもあるかもしれません。
反抗期だと感じたときの子どもの様子
ママたちはどのようなときに子どもが反抗期を迎えたと考えるのでしょうか。反抗期だと感じたときの子どもの様子についてママたちに聞いてみました。
話を聞かないふりをする
「朝の忙しい時間、『早く保育園の準備をしようね』と声をかけても、話を聞かないふりをしてテレビを見続けています。5歳になってから毎朝このような状況が続いています」(30代女の子のママ)
話は聞こえているはずなのに、聞かないふりをして反抗していると感じるママもいるようです。ママのなかには「お風呂に入ろう」などと誘っても毎日聞かないふりをするのでつらいと感じるという声もありました。
家でわがままになる
「うちの息子は保育園では先生の話をよく聞き、素直に行動しているようですが、保育園でがんばすぎるのか家ではわがままになります」(30代男の子のママ)
外ではしっかりやっている子どもが、家のなかではわがままになるというママもいるようです。ママのなかには、弟が生まれてから赤ちゃん返りしているのか、わがままになり、今までと違う様子に悩んでいるという声もありました。
言葉遣いが反抗的になる
「5歳の頃、言葉遣いが変わったように感じました。今までは素直に聞いてくれたことも、私が『明日の園の準備しようよ』と言うと『今やるところだったのに』などと言って言葉遣いが反抗的になったように感じました」(20代女の子のママ)
受け答えの言葉遣いが反抗的になったと感じたママもいるようです。ママのなかには、子どもに話をしたとき、あげ足をとるような反抗的な返事になってきたという声もありました。
反抗期の子どもとかかわるときの工夫
子どもの反抗期が毎日続くとつらいと感じてしまうこともあるかもしれません。反抗期の子どもとかかわるとき、ママたちはどのような工夫をしていたのでしょうか。
子どもの気持ちに寄り添う
「下の子のお世話をしていると私の気を引こうと反抗的な態度をとることがありました。上の子とゆっくり話してみると、寂しい気持ちがあることがわかったので、上の子ともしっかりスキンシップをとる時間を作ろうと思いました」(20代男の子のママ)
子どもの気持ちに寄り添う工夫をしているママもいるようです。ママのなかには、「嫌だ」と反抗してきたとき、「どうして嫌なのかママに教えて」と子どもの気持ちを聞くようにしていたという声もありました。
ママが感じたことを伝える
「子どもが私の髪の毛を引っ張るときに『痛い』と叱るのではなく『ママ、そういうことをされると悲しいな』と話をするようにしています。私が感じていることを伝えると、子どももわかってくれたようで、髪の毛を引っ張ることが減りました」(30代女の子のママ)
自分が感じたことを言葉にして伝えるようにしていたというママもいるようです。下の子のお世話を優先しなければいけないとき、「少し待ってくれるとママ助かるな」など伝え方を工夫しているというママの声もありました。
子どもの様子を見守る
「気になる行動すべてを注意するのではなく、ときには子どもの様子を見守っています。いつもなら『やりなさい』と注意していたかたづけも、何も言わず見守っていると子ども自身でかたづけ始めていました」(30代男の子のママ)
ときには子どもの様子を見守るというママもいるようです。反抗期は大人に反抗できるほどに成長した証なのかもしれないと考えるようになり、自分もあまり強く言わないようにしたというママの声もありました。
反抗期の子どものママが心がけていたこと
反抗期の子どもを持つママは日々どのようなことを心がけていたのでしょうか。
感情的になりそうなときは時間をおく
「子どもが反抗的な言葉で返してくるとき、自分も感情的に叱ってしまいそうになる場面がありました。そのようなとき、すぐに言葉に出すのではなく時間をおいて子どもとゆっくり話すようにしました」(30代女の子のママ)
子どもに対して感情的になりそうなときは時間をおくというママもいるようです。ママのなかには、洗濯物を取り込むなどひとつ用事を済ませて時間を置くことで、自分自身も落ち着いて子どもと向きあえたという声もありました。
一人で抱え込まない
「子どもが反抗期を迎えたと感じたころから、子どもとの接し方について夫と話しあっていました。夫といっしょに対策を考えることで、私の気持ちも楽になりました」(30代女の子のママ)
子どもの反抗期を一人で抱え込まず、夫婦で協力しているというママもいるようです。反抗的な子どもの受け答えがつらいと感じたとき、パパから「そういう言い方するとママも悲しむよ」と子どもに伝えてもらっていたというママの声もありました。
そういう時期だと受け入れる
「反抗的な態度のすべてを真に受けるのではなく、受け流すことも必要と考えていました。いつまで続くのかなど悩みすぎず、そういう時期だと受け入れようと日々思っていました」(20代女の子のママ)
子どもの反抗期を受け入れようと心がけていたママもいるようです。「いつまで続くのか」と考えるのではなく、「いつかは終わる」と気にしすぎないよう前向きに考えていたというママの声もありました。
5歳頃の反抗期の様子はさまざま
5歳頃の女の子や男の子に反抗期があった場合、つらいと感じたりいつまで続くのか悩んだりするママもいるようです。反抗期の様子は子どもによってもさまざまあるようで、話しを聞かなかったり、赤ちゃん返りのようにわがままになったりする子どももいるかもしれません。
反抗期の子どもとのかかわり方に工夫をしながら、家族で見守っていけるとよいですね。