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生後9カ月の赤ちゃんとのお風呂時間について。お風呂に入れる時間や泣くときの対策
生後9カ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方や、毎日入れるべきか迷う方もいるかもしれません。今回の記事では、生後9カ月の赤ちゃんをお風呂に入れる時間、赤ちゃんが泣くときの対策、そしてお風呂で使える便利なグッズについてご紹介します。
生後9カ月の赤ちゃんのお風呂の悩み
生後9カ月になると、お風呂の入れ方について新しい悩みを抱える保護者もいるようです。動いてしまっておすわりポジションが定まらなかったり、つかまり立ちを始めるためお風呂ですべりやすいこの時期、パパや家族の協力が必要になることも。
「生後9カ月でつかまり立ちを始めたので、お風呂の中でつたい歩きをしたがり、洗うのが少し大変になりました」(30代ママ)
「バスチェアに座らせると泣いて嫌がるので、毎日のお風呂が少し大変でした」(30代ママ)
生後9カ月はハイハイやつかまり立ちを始める時期。保護者が一人で入れるのが大変なこともあり、お風呂を嫌がる赤ちゃんが急に泣き出すこともあります。
生後9カ月の頃のお風呂の時間や頻度
保護者は生後9カ月の赤ちゃんを何時頃にお風呂に入れているのでしょうか。また、どれくらいの頻度でお風呂に入れているのでしょうか。体験談を聞いてみました。
お風呂に入る時間帯
「夕方の早い時間にお風呂に入れていました。遅い時間に入れるよりも子どもの機嫌もよくゆっくり入ることができます」(30代ママ)
「子どものお風呂はパパが入れてくれているので、パパが仕事から帰ってきた19時頃お風呂に入っています。パパが残業で遅くなるときは、私が早めの時間に入れることもあります」(30代ママ)
保護者はお風呂に入れる時間をあまり遅くならないようにしているようです。子どもの機嫌を見ながら、よいタイミング入れられるとよさそうです。
お風呂に入れる頻度
「オムツもしているし、赤ちゃんは意外と汗をかいているというので、なるべく毎日お風呂に入れるようにしています。機嫌の悪いときや、時間のないときは身体を洗えない日もあります」(30代ママ)
「娘は水が苦手らしくお風呂をいやがるので、あまりに泣いて拒否する日は入らないこともありますが、身体を洗えないのが気になるので濡らしたタオルで肌やおしりなどを拭いたりしています」(20代ママ)
毎日赤ちゃんをお風呂に入れるのは大変ですが、はなるべく毎日お風呂に入れてあげたいと考えている保護者は多いようです。
機嫌が悪く水を泣いて嫌がったり、体調があまりよくないときは、体を洗うだけにしたり、暖かいお湯でしぼったタオルで体をふくだけにするという声もありました。
毎日お風呂に入れるのが大変であれば、パパやほかの家族と協力して入れるようにする、タオルで肌の気になる部分を拭いてあげるようにするとよいかもしれません。
生後9カ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方
生後9カ月の赤ちゃんをお風呂に入れるとき、保護者はどのようにしているでしょうか。赤ちゃんのお風呂の入れ方について聞いてみました。
赤ちゃんの洗い方
「お風呂の床にマットを敷き、そこをおすわりポジションと決めて座らせて体を洗います。まだ目をつぶることができないので、頭を洗うときはシャンプーハットを使いました。お湯の温度もぬるめにしています」(30代ママ)
「お風呂の中でもつかまり立ちをしたがるので、立っている状態で体や肌を洗いました。頭を洗うときだけは立っていると洗えないので、ママのひざの上におしりを置く感じで仰向けになり、シャワーをあてて洗っています」(30代ママ)
お座りやつかまり立ちができるようになる生後9カ月の赤ちゃんは、洗っている途中で動いてしまわないように素早く洗うようにするとよいかもしれません。お湯の温度にびっくりして泣く赤ちゃんもいるようなので、お湯やシャワーをかけるときには、大人の肌で一度温度を確認してかけるようにするとよさそうです。
洗い終わった後
「赤ちゃんの体を洗い終わった後は、おもちゃで遊ばせておきながら私の体と頭を洗います。その後は湯船でしっかり温まってから出るようにしています」(30代ママ)
「洗い終わってお風呂から出るときは、まずポンチョ型バスローブで包んでおいたり、バスタオルでくるんだりしながら、赤ちゃんの体を先に拭いてあげるようにしています」(20代ママ)
「お風呂あがりはまずタオルでさっと赤ちゃんの体につい水気を拭きとってから、私が体をふいて素早く着替えた後、ゆっくり赤ちゃんの着替えをしています」(30代ママ)
保護者が体を洗っているときや、体をふいているときも、赤ちゃんからなかなか目が離せませんよね。目では赤ちゃんの様子をしっかり確認しながら、素早く洗ったり着替えをしている保護者が多いようです。
赤ちゃんがお風呂で泣くときの対策
生後9カ月の赤ちゃんをお風呂に入れるとき、嫌がって泣いてしまうこともあるかもしれません。赤ちゃんが泣いてしまうとき、保護者はどのように対処しているのでしょうか。
好きなおもちゃを用意する
「赤ちゃんが興味をもちそうなおもちゃをたくさん置くようにしています。うちは男の子も女の子もいるので、ぞうさん型のジョウロや、水を入れるとクルクル回る水車のおもちゃ、魚釣りのおもちゃなどそれぞれお気に入りのグッズがあります。私もいっしょに毎日楽しんでいます」(30代ママ)
「空のプリンカップやペットボトルなど、おもちゃではないけれどもお風呂で遊べるグッズを用意するようにしています。女の子でも男の子でも遊べるし、遊び方を自分で考えて工夫ができるので子どもにもよいのではと思っています」(30代ママ)
子どもの好きなおもちゃをたくさんお風呂場に揃えておいたり、水遊びができるグッズを用意することで、お風呂を好きになってほしいと考える保護者もいるようです。おもちゃで遊んでいる間に自分の体を洗ったり頭を洗ったりすることもできそうです。
抱っこして安心させる
「肌を密着させてあげると気持ちがよいらしく、泣くときはしっかり抱っこして湯船につかるようにしています。落ち着くと泣き止んでくれます」(30代ママ)
「石けんに興味があるらしく触ろうとするのですが、口に入れるとあぶないのでお風呂ではいつも抱っこしています」(30代ママ
お風呂の中で泣くときには、一度抱っこして落ち着かせるようにしているという声がありました。赤ちゃんも抱っこで落ち着けば、泣き止んで機嫌よくお風呂に入ってくれるかもしれません。
また、お風呂では抱っこしていると触ってほしくないものから遠ざけることもできるという声もありました。
泣くときは無理をしない
「眠くなりそうな時間帯にお風呂に入れたら、大泣きして大変でした。そのようなときは早めに切り上げるようにしています」(30代ママ)
「どうしても泣いて嫌がるときは体を洗うだけにしたり、湯船につかるだけにするなど、短く切り上げるようにしています。できれば毎日入りたいので、お湯の温度を調節したりお風呂グッズで気を引いたりしてはいるのですが……」」(30代ママ)
できれば毎日お風呂にいれてあげたいと保護者は考えているようですが、赤ちゃんの様子や機嫌によっては、泣いて嫌がることもあるかもしれません。
子どもが泣くときには、無理をせず早めに切り上げているという声もありました。赤ちゃんの様子を見ながら判断してあげられるとよいかもしれませんね。
お風呂でからだが洗えないのが気になる場合は、石けん水にひたしたタオルで体を拭くようにしているといった保護者もいました。
9ヶ月の赤ちゃんとのお風呂時間を楽しめるグッズ
9ヶ月の赤ちゃんとのお風呂は、ファミリー向けやベビー向けののさまざまなお風呂グッズを使用することで楽しい時間に変えられます。女の子や男の子に関わらず、子どもが喜ぶアイテムを取り入れてみましょう。
泡シャンプー
泡シャンプーは、赤ちゃんの髪をやさしく洗える便利なアイテムです。
「泡シャンプーはおしりや背中などにも使いやすく、石けんを泡立てる必要がないので早く洗うことができ赤ちゃんがぐずることがなくよかったです」(30代ママ)
「女の子の髪の毛が長くなってきたので、泡シャンプーを使っています。泡立ちもよく、ホームケアにも便利です」(40代ママ)
泡シャンプーは、赤ちゃんの髪をやさしく洗える便利なアイテムです。使用方法が簡単なことで人気の泡シャンプーだけに、水やお湯の温度に敏感な赤ちゃんでもさっと済ませることができるので安心して使えます。水で薄めずにそのまま使えるため、敏感な肌を守りながら全身を洗えます。使用方法をよく確認して、弱酸性のものなどベビーの頭皮や肌への刺激が少ないものを選ぶのがよいようです。
バスチェア
「バスチェアに座らせると、赤ちゃんが落ち着いて洗いやすくなりました。特に石けんで体を洗うときには便利です」(20代ママ)
「初めは嫌がって泣いていたけど、パパがバスチェアを使って遊ばせることで徐々に慣れてくれました」(30代ママ)
バスチェアは、取り付けが簡単で、赤ちゃんの動きをサポートしてくれます。洗えない部分が少なくなるので、ママやパパにとっても便利なアイテムです。ファミリー向けのショッピングモールなどに入っているベビー用品店で購入したという保護者の声もありました。
おしりをしっかり支えるバスチェアは、赤ちゃんのおすわりポジションになるので浴室でも安全に使えるのが人気のようです。
ベビーバスマット
ベビーバスマットは、タオルよりも滑りにくく、赤ちゃんを安全に支えてくれるアイテムです。
「お風呂の床にマットを敷いて、そこに座らせて体を洗うと、うちのやんちゃな女の子も動き回らず落ち着いてくれました」(30代ママ)
「ベビーバスマットを使ってから、赤ちゃんがおすわりポジションで安定しているので、お風呂の時間がより楽しくなりました」(30代ママ)
ベビーバスマットは、お風呂場の床で滑りやすい赤ちゃんをしっかり支えてくれる優れたアイテムです。赤ちゃんの肌にもやさしく、温度の変化に敏感な赤ちゃんも快適に過ごせます。敷くだけでなく、水の上で足やおしりがすべらないように浴室の床に取り付けて使うものもあるようです。
赤ちゃんが動いてしまってなかなかうまく体が洗えないと悩んでいる保護者には、おすすめのグッズの一つと言えるでしょう。じっとしているのが苦手な子など、ベビーチェアには好き嫌いがあるという声もありました。
ベビーバス
「ベビーバスは最初の数ヶ月だけ使って片づけてしまっていましたが、雑誌の記事で成長してからも使えると読んだので、今でもお風呂が怖がるときには戻して使っています」(30代ママ)
「パパと一緒にベビーバスに入れていましたが、今は湯船を嫌がるときにだけ使用しています。身体を洗う時などのおすわりポジションにもなって見守りやすいです」(20代ママ)
ベビーバスは新生児などの赤ちゃんをお風呂に入れるための小さい浴槽ですが、9 ヶ月など少し大きくなっておすわりができるようになった赤ちゃんにとってもおすわりポジションとして使える便利なグッズです。
赤ちゃんのために特別に設計されており、赤ちゃんが安全で快適にお風呂に入れるよう工夫されているベビーバスは、ファミリー向けのお風呂や肌の保湿などのホームケアでも活躍しそうです。
ビニールプールのように空気を入れるものや、スチロール製のもの、浴室に取り付けるタイプのものなど種類もさまざまなので、使用方法をよく確認しましょう。
ポンチョ型バスローブ(タオル地のもの)
「出産祝いにもらったポンチョ型バスローブがお風呂上がりに便利です、さっと包んでしまえば赤ちゃんが風邪を引かずに済むので安心だし、すぐに体を拭けるのが便利です」(30代ママ)
「お風呂から出たらすぐにポンチョ型バスローブで包んでいます。タオル地だから吸水性が良く、赤ちゃんがすぐに温まります。うちは女子なので女の子らしいかわいいデザインのタオル地が気に入っています」(30代ママ)
ポンチョ型バスローブは、タオルとしての機能を持ちながら、赤ちゃんの体をしっかりと包み込んでくれます。お風呂上がりに冷えがちな赤ちゃんも、すぐに肌を乾かしながら保温できるため、ファミリー向けのお風呂アイテムとして人気です。
頭からおしりまで赤ちゃんの肌をすっぽり包んでおけるので、冬の寒い日のお風呂あがりに変化が気になる温度差にも対応してくれそうです。肌に優しい上質なタオル地のものはギフトにもよさそうです。
赤ちゃんとのお風呂の時間を楽しんで
さまざまあるようですが、時間帯や入れ方を工夫しながら、赤ちゃんが機嫌のよいときを選んで入れるようにするとよさそうです。赤ちゃんが喜ぶおもちゃを使いながら、赤ちゃんとのお風呂の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんによって水が好きな子もいれば、逆に水に入るのが苦手な子などお風呂にも好き嫌いがあるようです。今回の記事で紹介したグッズや工夫を参考にしながらお風呂の時間を変えて見てもよいかもしれませんね。