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新生児用の体温計は必要?おすすめの体温計やおでこ、耳、脇など部位別の測り方
新生児用に体温計の用意が必要なのか悩むママもいるのではないでしょうか。大人用の体温計との違いも気になるかもしれません。今回の記事では、ママたちにおすすめの体温計の特徴や人気のポイント、おでこ、耳、首、脇など部位別の測り方を体験談を交えてご紹介します。
新生児用に体温計は必要?
ママたちは、赤ちゃんが生まれたときに新生児用の体温計を準備していたのでしょうか。
新生児の平熱を知る
「赤ちゃんの平熱を知ることで、ちょっとした変化にもすぐに気づけると考えて出産前に用意しました。毎日決まった時間に体温を測るようにしていました」(30代ママ)
「出産前に準備をしていたのですが、産後すぐに毎日使うことはありませんでした。しかし、新生児のときに急に発熱したことをきっかけに、毎日検温して記録するようになりました」(30代ママ)
ママたちは、赤ちゃんの体調管理のために体温計を準備していたようです。平熱を知っておくと、赤ちゃんのちょっとした変化にも早めに気づけるのかもしれませんね。
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大人用との違い
「家にある大人用の体温計をそのまま使っていました。当てている時間が長いので新生児の赤ちゃんにとって少し負担になっているかもしれないと考えて、赤ちゃん用の体温計を用意しました」(30代ママ)
「大人用の体温計を使ってみたのですが、素材が固く新生児の赤ちゃんに使いにくいと思い、検温時間が短く柔らかい素材でできている赤ちゃん用の体温計を購入しました」(30代ママ)
まず、大人用の体温計を使ってみて、新生児用の体温計を用意する場合もあるようです。他にも、大人用の体温計は新生児用のものと比べると検温時間が長いため、すぐに動いてしまう赤ちゃんの熱は測りにくかったというママの声もありました。
ママたちおすすめの新生児の体温計
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新生児用に体温計を準備したママたちは、どのような体温計を選んだのでしょうか。ママたちにおすすめの体温計を聞いてみました。
電子体温計
「脇で計るタイプの電子体温計を選びました。新生児の赤ちゃんだけでなく、家族みんなで使えるのでおすすめです」(30代ママ)
「普段使っている大人用の体温計が脇で測るものなので、新生児用の体温計にも脇用を用意しました。使い慣れた形状だったので使いやすかったです」(30代ママ)
電子体温計は、先端にあるセンサーで体温を計測してデジタル表示するタイプの体温計のようです。数十秒で予測の体温が、数分かけて実測の体温を測る機能があるほか、脇以外にも口内で測れるタイプもあり、形状もスタンダードで使いやすいことも人気の理由かもしれません。
赤外線式体温計
「耳で測るタイプの体温計を使っていました。熱を測るときにコツが必要ですが慣れれば一瞬で検温できるのでおすすめです」(30代ママ)
「とにかく短時間で測れるものを探しました。機嫌が悪いときでも、サッと測れるようにおでこに当てるタイプの体温計を使っていました」(30代ママ)
赤外線式体温計は、体から発する赤外線量を測定して体温を読み取る体温計で、耳やおでこで測るタイプがあるようです。検温時間がとても短いことが特徴で、赤ちゃんを待たすことなく短時間で体温を測りたいというママにおすすめかもしれません。
体温を測るときの操作に少しコツが必要のようですが、赤ちゃんの服を脱がせる手間がないので、赤外線式体温計も人気のようです。
部分別の測り方と注意点
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新生児に使う体温計の測り方と注意点を部位別に分けて、ママたちの声を交えながら紹介していきます。
おでこ
「おでこの真ん中に、体温計の先を当てるとすぐに検温できる赤外線式のものを使いました。赤ちゃんが寝ているときにサッと測れるのがおすすめポイントです。検温前に汗を必ず拭いてから測るようにしています」(30代ママ)
おでこで測るタイプの赤外線体温計は、非接触式と接触式があるようです。非接触式は、体温計をおでこの中心辺りに向けて赤ちゃんの肌から少し離してボタンを押すと測れ、接触式は、おでこに軽く押し当ててボタンを押して操作するそうです。
体温計の先をおでこに当てるだけで測れるようなので、脇で熱を測るのが苦手な赤ちゃんにおすすめかもしれません。おでこに汗をかいていると計測結果に違いが出ることがあるかもしれないので、汗を拭いてから検温するとよいでしょう。
耳
「耳に入れて、ボタンを押すとすぐに検温できます。赤ちゃんの耳にまっすぐになる角度で体温計の先を当てるのにコツが必要でしたが、コツをつかめば簡単に測れるようなので、とても便利でした」(30代ママ)
耳で測るタイプ体温計の測り方は、体温計を耳に差込んでボタンを押すことで検温できるようです。差込具合や角度によっては検温結果にばらつきが出ることもあるようなので、検温時は何度か測ってみるなど注意が必要かもしれません。
しかし、慣れると操作が簡単なのでママたちからの人気もあるようです。体温計の清潔を保つためにも、検温前に耳垢がないか確認してから測るとよさそうです。
脇
「体温計を挟むときに赤ちゃんが痛くないように、検温する方の腕を私の身体にしっかり寄せて赤ちゃんの手を優しく固定していました」(30代ママ)
「脇に汗をかいていると違った数値が出てしまうこともあったので、ガーゼで脇をきちんと拭いてから検温することがおすすめです」(30代ママ)
脇用の体温計の測り方は、先端が脇にしっかりと当たるように体温計を挟むことが必要のようです。ママのなかには、検温側の赤ちゃんの腕とママの身体をぴったり密着させて、ママの手で赤ちゃんの手を優しく固定してあげるよう意識しているという声もありました。
検温時に体温計がずれないように、汗をきちんと拭いてから検温することもポイントかもしれません。
首
赤ちゃんが嫌がり、どうしても脇に体温計を挟めないこともあるかもしれません。その場合、耳たぶとあごの中間あたりの首のしわに、脇用の体温計を差し込んで体温を測ったというママもいました。
首で測ると赤ちゃんの衣類を脱がす必要もないので、ママと赤ちゃんの負担を減らすことができるかもしれません。
新生児の体温計は使いやすさで選ぼう
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大人用の体温計でも新生児の体温を測ることができるようですが、新生児用の体温計のが使いやすかったというママたちの声もありました。今回紹介したママたちのおすすめの体温計の中には、短時間で測れるものや、柔らかい素材でできたものもあるようです。
ママたちに人気の体温計のポイントや、おでこや耳、首や脇などさまざまな部位の測り方の特徴を参考に、ママと赤ちゃんが使いやすい体温計を探してみてはいかがでしょう。