生後10ヶ月で寝つきが悪くなった?抱っこや授乳以外にもある寝かしつけの方法

生後10ヶ月で寝つきが悪くなった?抱っこや授乳以外にもある寝かしつけの方法

子どもに合った寝かしつけ方法を見つけよう

2018.04.06

生後10ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているママもいるのではないでしょうか。寝かしつけに時間がかかると不安でイライラしてしまうこともあるかもしれません。抱っこが大変だと感じたとき、授乳などママたちが試してよかったと思う寝かしつけの方法や改善策を紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの様子

ママたちに生後10ヶ月の赤ちゃんについて聞いたところ、個人差もあるようですが、言葉が出始めて少しずつ意思表示ができるようになったり、つかまり立ちが始まって、なかにはつたい歩きをする子も出てくるようです。後追いが激しくなりなかなかゆっくりできなかったというママたちの声もありました。 

寝かしつけに関しても、絵本を読み聞かせていると5分もすれば寝ているという子もいるようですが、毎日1時間以上かかるなどなかなか寝ない子もいたりと、生後10ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけに大変な思いをしているママもいるようです。生後10カ月になれば、生活リズムはかなり整っているはずですが、睡眠リズムの個人差は大きいようです。


【体験談】寝かしつけで大変だったこと

生後10ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけではどのようなことが大変だったのか、ママたちに聞いてみました。

寝る時間と遊ぶ時間の区別がつかない

「生後10カ月の頃は、なかなか寝ない子でした。寝る時間ということが伝わらなかったからか、背中をトントンしながら寝かしつけをするとママの身体をトントンし返してきて、その繰り返しになってしまい寝かしつけに時間がかかってしまいました。睡眠退行という言葉をそのころ知りました。」(6歳児のママ)

生後10ヶ月の赤ちゃんは、寝る時間とママと遊べる時間の区別がまだつかないのかもしれません。寝かしつけの工夫として、睡眠環境や環境づくりから始めてもよいかもしれません。

絵本の読み聞かせで興奮してしまう

「絵本を読んでから寝る習慣を身につけたいと思い、寝る前に絵本の読み聞かせをしていたのですが、内容よりもページをめくることが楽しかったようで興奮してしまい、寝かしつけに時間がかかることがありました」(6歳、3歳児のママ)

さまざまなことに興味がでてくる生後10ヶ月の頃は、寝かしつけに絵本を使うことで楽しくなってしまうこともあるようです。個人差があるので赤ちゃんの状態に合わせて、いろいろな寝かしつけ方法を試すことができるとよいかもしれませんね。

夜泣きが続いてイライラする

「お風呂の時間を早くしたり、7時には家の電気をすべて消して睡眠環境を整えたりとさまざまなことを試してみましたが、泣き続けて寝ないのは変わりませんでした」(小3、小1のママ)

「生後10ヶ月頃の寝かしつけは、夜間授乳のほかに夜泣きが2~3時間に1回はあって大変でした。私はいつも寝不足の状態でイライラしてしまうことが多かったです。気分転換が必要だったと思います」(2歳児の30代ママ)

さまざまな工夫をしても寝かしつけがうまくいかないときは、ママも不安になってイライラしてしまうかもしれませんね。


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ママたちが試した寝かしつけの方法

生後10ヶ月の寝かしつけ
©buritora - Fotolia

なかなか寝つけない生後10ヶ月の寝かしつけに、ママたちが試していた方法を聞いてみました。

ぬくもりを感じるボディタッチ

「早いときは30分、時間がかかるときは1時間くらい寝かしつけに時間がかかっていました。トントンしたり、髪をなでたりもしてみたのですがその方法は合わなかったようです。ママもいっしょに横になると、ママの指を握りながらいつの間にか寝ていました。ママの指を握ることで安心したようです」(1歳児のママ)

「保育園の先生にお昼寝の時間はどうのように寝ているのかと相談しました。おでこの辺りに指で円を描くと寝やすいと聞いたので家でもやってみると、気持ちよさそうに寝てくれるときがありました」(6歳、3歳児のママ)

「睡眠リズムをできるだけ整えるように、お風呂に入り着替えをしてから、だんだんと部屋を暗くしたりと睡眠環境を意識していました。私の腕を触りながら寝るのが好きなようでした」(2歳のママ)

保育園の先生が実践している寝かしつけ方法は参考になりそうですね。ぬくもりを感じるボディタッチは、寝不足などでイライラしているママにとっても癒されるものかもしれません。

背中や胸、お尻をトントン

「抱っこや添い乳でも寝ずに泣き止まないときには、パパが代わって寝かしつけをしてくれました。はじめは心臓のリズムよりも早く背中をトントンし、子どもの状態を見ながら徐々に心臓リズムに合わせていくといつの間にか寝ていました。パパは、焦らないのがポイントと言っていました。寝かしつけを代わってもらい、私もリラックスできました」(4歳、2歳児のママ)

他にも、優しく撫でたり、揉んだりすると寝てくれたというママの声もありました。赤ちゃんによって寝かしつけの際のスキンシップの方法はさまざまなようです。

添い乳で授乳しながら

「生後10ヶ月になったときに添い乳で寝かしつけをしていました。寝る前にミルクを飲ませてから添い乳で授乳しながら寝かしつけをするとすぐに寝てくれました。夜間授乳はミルクは準備が大変なので、寝たまま添い乳で対応しました」(2歳児のママ)

「添い乳で寝たと思って離れると1時間くらいで泣いて起きるので、また添い乳をして寝かしつけるの繰り返しでした。断乳を考えたこともありましたが、添い乳で授乳をするとすぐに寝ついてくれてたので、無理に添い乳での寝かしつけをやめないようにしました」(3歳児のママ)

添い乳が外れると泣いて起きてしまうので、上手に外す方法を考えたというママの声もありました。断乳を考えているママも添い乳での寝かしつけを続けつつ、少しずつ他の寝かしつけ方法に変えたというママもいました。授乳で寝るのがくせになると、虫歯になりやすいと聞いたことがあるというママの声も。

おんぶ紐を使う

「昼寝のときは、おんぶ紐が好きなようで、おんぶをするとすぐに寝てくれました。夜はベッドで寝かせたほうがいいのかなと先入観がありましたが、赤ちゃんが寝付けないときは昼寝のときのようにおんぶ紐を使うようにしました。おろすときにコツは必要ですが、パパと協力しておろしていました」(3歳のママ)

他にも、パパにおんぶ紐で寝かしつけてもらいながら、いっしょに散歩に行ったという声もありました。気分転換にもなったようです。

無理に寝かしつけない

「毎日寝かしつけに1時間はかかっていました。いろいろなことを試してみましたが寝なかったので、寝る前は泣くものだと割り切っておんぶ紐で家事をしていました。上の子はすぐに寝る子だったので、寝る寝ないには個人差があるし、寝ない子も焦らないのがポイントかもしれません」(小3、小1のママ)

「寝かしつけには毎回1時間くらいかかっていました。抱っこ紐やおんぶ紐で家のなかを歩き回ったりもしましたが、おろすと泣いてしまうのでベットに寝かせた状態で寝かしつけていました。泣きが止まらなくても焦らないで背中をトントンし続け、寝るまで隣で見守っていました」(小4のママ)

生後10ヶ月の赤ちゃんを寝かしつける方法は、赤ちゃんによって個人差があり、さまざまのようです。1時間以上抱っこをしていると手がしびれてきたり、反り返りながら泣くので抱っこでの寝かしつけを大変に感じたママからは、旦那さんに相談し時間を決めて順番に抱っこしていたという声もありました。

1人で頑張り過ぎず、誰かに相談して協力してもらうことや気持を切り替えて寝かしつけの方法を変えてみることも大切かもしれませんね。


寝ない子のための改善策

昼寝スケジュールを見直す

「夜、あまりに寝つきが悪いので、昼寝スケジュールを見直してみました。昼寝で3時間くらい寝ていたのですが、2時間くらいで起こすようにしてみました。睡眠退行もあったのかもしれませんが、いつの間にか夜寝ないことが減っていきました。」(1歳半のママ)

寝つきが悪い原因は、昼寝スケジュールにあると考えたママがいるようです。昼寝を含めた睡眠リズムを整えることで改善につながるかもしれません。

寝ない外的要因を探す

「夜寝る前までにテレビやスマホのブルーライトが目に入ると、刺激になってしまい、睡眠リズムの悪化につながると聞きました。そのため、子どもが寝る1~2時間前からは、テレビはもちろんスマホも、私もなるべく見ないようにしていました」(3歳のママ)

子どもの寝つきが悪いのは外的要因があると考えたママもいました。子どもが寝ない外的要因を排除し、睡眠環境を整えるようにしていたようです。


子どもに合った寝かしつけ方法を見つけよう

生後10ヶ月の寝かしつけ
itakayuki/i.Stock.com

子どもが生後10ヶ月のとき、寝かしつけに時間がかかってイライラしてしまうなど、大変な思いをしたママの声がありました。背中や胸、お尻などをトントンしたり、授乳をしながら、抱っこをして揺らしながらなど、寝かしつけの方法はさまざまなようです。

パパと協力していろいろな方法を試してみて、気分転換もしながら子どもに合った寝かしつけを見つけられるとよいですね。


2018.04.06

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