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子どものしつけは何歳まで?時期や年齢によって変化するしつけの方法
ママにとって、子どものしつけはなかなか悩みの絶えないテーマかもしれません。ママがしっかりとしつけをするのは何歳まで続くのでしょうか?今回は年齢別での子どものしつけ方や、この時期にはどうしたらよいかなど、子どものしつけについて考えていきます。
子どものしつけは何歳まで?
4歳から5歳くらいの年齢の子どもは、だんだんとママの言うことをきちんと理解できるようになってくるようです。とはいえまだまだ小さい子ども。ときにはママが一生懸命しつけようとしても、全てを理解してくれないこともあるでしょう。
一体何歳までしつければよいのかと、頭を抱えるママもいるかもしれません。ママにとって子どものしつけは終わりのないものかもしれませんが、多くの場合、子どもが小学校へ入学し、外で過ごす時間が多くなる時期にいったん落ち着くようです。
子どものしつけの年齢と時期
子どものしつけは年齢や時期によって、ママがどのように対応するべきかが変化していくようです。
例えばまだ言葉を理解できない乳児期の子どもを怒り続けても、子どもは何故怒られているのか理解できず、しつけにつなげるのは難しいかもしれません。
子どものしつけは何歳までという決まりはありませんが、日々成長し続ける子どもに合わせて、ママも子どもの年齢や時期を考慮しながら、柔軟にしつけの方法を変化させていく必要がありそうです。
乳児のしつけ
しつけ以前の信頼関係
乳児期の赤ちゃんとは、しつけ以前に親子の信頼関係を築くことが大切なようです。
この時期には「がんばってたくさん食べたね」など、ささいなことでも毎日ママが赤ちゃんにたくさん話しかけることでコミュニケーションを取り、しつけの土台ともなる信頼関係を構築していくことを心がけた方がよさそうです。
親が見本を
赤ちゃんは1番身近な存在であるママのことをいつも見ているため、この時期にはママが赤ちゃんのお手本となるような生活を送るよう意識した方がよいでしょう。
たとえば、「おはよう」「こんにちは」など、ママが人と会ったら必ずあいさつをするようにすることで、あいさつをするという行為が、子どもとっても日常のなかで当たり前の行為になっていくのかもしれません。
幼児のしつけ
生活習慣
幼児期の子どもには、早寝早起きやご飯をきちんと食べさせるなど、基本的な生活習慣をしつけすることが大切なようです。
生活習慣は毎日繰り返し行うことによって、ようやく子どもに定着させることができるでしょう。
子どもが自然に生活習慣を身につけるのは困難なもの。ママがしっかりと早寝早起きなどのサポートをすることで、子どもも日々の生活を健康的に送れるようになるのかもしれませんね。
あいさつ
あいさつは人とのコミュニケーションのきっかけになる役割を持ち、子どもが家族以外の人とも交流を深めるためにも大切なものでしょう。
子どもにあいさつを身につけさせるためには、まずは前述した通り、親が子どもの見本となるよう家でも外でもあいさつをしっかりすることが重要なのかもしれません。
子どもが自発的にあいさつができない場合は、「ママにいってきますは?」など、子どもがあいさつをするよう誘導してあげ、上手にできたら褒めてあげるようにしましょう。
それが子どもの自信につながり、外でも積極的にあいさつができるようになるかもしれません。
就学前のしつけ
食事マナー
就学前の子どもには、入学後の生活を見据えて生活面でのしつけをしっかりとしておいた方がよいかもしれません。
特に食事マナーについては、親が日常のなかでしっかりとしつけておかないと、子どもが家の外で習得することは難しいでしょう。
食事中は肘をつかない、口に物を入れたまま喋らない、決められた時間内に食べるようにするなど、日頃から基本的な食事マナーをしつけるよう心がけた方がよさそうです。
人の話を聞く
小学校に入学すると、人の話を聞く力がしつけられているかが重要になってくるようです。
話しを聞く力はすぐに身につけることは難しいかもしれません。子どもは「自分の話をママがしっかり聞いてくれた!」という体験を積み重ねることで、自分の気持ちを相手に受け止めてもらえる喜びを知り、相手の気持ちを考えながら人の話を聞けるようになるようです。
日々ママが子どもの話を聞き、気持ちを受け止めてあげることで、小学校入学後も先生の話をよく聞けたり、友だちの気持ちを理解できる子どもになるのかもしれません。
しつけのポイント
何歳までしつけなければならないのかと悩むママも、しつけのポイントをおさえておくことで負担を軽減できるかもしれません。
ルールの一貫
ご飯の食べ方にしても、あいさつにしても、そのときどきで大人が意見を変えてしつけようとすると、子どもは混乱してしまうようです。
ママが都度意見を変えないようにするのはもちろん、ママとパパでも「このときはどうするか」など、しつけの方針に一貫性を持たせることで、子どもも大人の言うことを理解しやすくなるようです。
感情的にならない
何歳まで同じことを言わせるのかと、ときには子どもに対してイライラしてしまうこともあるでしょう。
でも、子どもを怒ること=しつけとは限らないでしょう。子どもをしつけるときはなるべく感情的にならず、何故そうしてはいけないのか、どうしたらよいのかが子どもにわかるよう、しっかりと話しをすることが大切なようです。
家族で事前にしつけの方針を話し合っておいたり、じっくりと子どもに話しをしたりと、一見時間がかかって遠回りに見える行為が、実はしつけの近道になるようです。
子どものしつけに悩んでいるママは、実践してみるのもよいかもしれませんね。
この時期だけのしつけ
しつけの方法は子どもの年齢や時期によって異なってくる上に、正解がないものでしょう。
特に小学校入学が迫ってくると、何歳まで家でしっかりとしつける必要があるのかと悩むママも多いようです。
たしかに今の時期にしかできないしつけもあるかもしれませんが、子どもと過ごす時間が多い今の時期だからこそ、子どもと信頼関係を築くこともしつけの前提になると思います。しつけのためのルールを家族で話し合ってみてはいかがでしょうか