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離乳食に鶏肉を使おう!ささみやむね肉、もも肉を取り入れる時期
離乳食に鶏肉を使うときのポイント
離乳食に鶏肉を取り入れたいママもいるでしょう。鶏肉はいつから離乳食に使えるのでしょうか。今回の記事では離乳食の時期別に、ささみやミンチ、むね肉やもも肉などの取り入れ方についてまとめました。鶏肉と他の食材をあわせて作る離乳食のレシピや、冷凍保存方法についてもご紹介します。
鶏肉はいつから離乳食に使える?
鶏肉はいつから離乳食に使えるのでしょうか。厚生労働省の資料によると肉類は、離乳食中期にあたる生後7カ月~8カ月頃から赤ちゃんに与えられるようです。食べやすく調理した脂肪の少ない鶏肉のささみから赤ちゃんに与えるとよいかもしれません。
赤ちゃんがささみに慣れたらむね肉、もも肉の順に進めるとよいでしょう。赤ちゃんが食べやすいようにすりおろしたり、細かくほぐしたりして調理しましょう。
【時期別】離乳食の鶏肉の進め方
離乳食に鶏肉を使うときは、時期別にどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
鶏肉を赤ちゃんの離乳食に取り入れるときの時期別の進め方をお伝えします。
離乳食中期
離乳食中期は生後7~8カ月頃にあたります。この時期は鶏肉を舌でつぶせる固さに調理するとよいようです。
赤ちゃんに鶏肉を与えるときは、脂肪の少ないささみから始めてみましょう。赤ちゃんがささみに慣れてきたらむね肉のミンチを使うと、細かく切る手間が省けて調理時間を短縮できそうですね。
鶏肉を加熱するとパサついた食感になり、赤ちゃんが嫌がることがあるかもしれません。赤ちゃんが食べやすいようとろみをつけるなど、調理方法を工夫するとよいでしょう。
離乳食後期
離乳食後期は生後9カ月~11カ月頃のことを言います。1日3回食に進め、食欲に応じて離乳食の量を増やしていきましょう。
歯や歯ぐきで食べ物を潰すことが出来るようになるので、鶏肉も歯ぐきでつぶせる固さに調理するように心がけましょう。
鶏肉のささみやむね肉のミンチに赤ちゃんが慣れてきたら、もも肉のミンチも取り入れてみるとよいかもしれません。ハンバーグなど手づかみ食べできるメニューもミンチなら作りやすそうですね。
離乳食完了期
生後12カ月から18カ月頃までが離乳食完了期とされています。1日3回の食事リズムを意識しながら、睡眠やおやつ時間などの生活リズムを整えていきましょう。
離乳食完了期の調理形態は、歯ぐきで噛める肉団子くらいの硬さが目安となります。むね肉やもも肉を1cmほどの大きさに小さく切って、やわらかくなるよう調理しましょう。
鶏肉と他の食材をあわせて作る離乳食のレシピ
鶏肉を使って離乳食を作ってみましょう。離乳食のレシピとあわせて、鶏肉といっしょに使いたい食材のポイントをご紹介します。
さつまいも
さつまいもは蒸し器で蒸すだけでもホクホクおいしい食材ですよね。鶏肉にさつまいもを組み合わせると、さつまいもの甘味で鶏肉をよりおいしく調理できるでしょう。
さつまいもはアクの強い食材と言われています。さつまいもを使って調理をする前に、しっかりアク抜きをしましょう。
かぼちゃ
彩り鮮やかなかぼちゃを離乳食に取り入れると、赤ちゃんの食べる意欲が増すきっかけになるかもしれませんね。
かぼちゃを使うときは種とワタをスプーンなどで取り出し、皮をすべて切り落としてから加熱するようにしましょう。
チーズ
鶏肉とチーズで作る離乳食は、いろいろな食材に合いそうですね。さまざまな野菜と組み合わせて、アレンジ料理をたのしみましょう。
チーズにはナチュラルチーズやカッテージチーズなどさまざな種類があるので、作る離乳食に合わせて使い分けるとよさそうですね。
鶏肉の冷凍保存方法
鶏肉は冷凍保存が可能なようです。1回分ずつ小分けに冷凍保存すると使うとき量る手間が省けて便利かもしれません。
離乳食中期や後期では、ささみを凍ったまますりおろして調理すると便利でしょう。離乳食後期以降は、ミンチはそぼろ状に調理してから、むね肉やもも肉は加熱して食べやすい大きさにほぐしてから冷凍すると調理にすぐ使えそうですね。
解凍するときは全体に火が通るようにしましょう。ただし加熱しすぎると固くなってしまうこともあるようなので、加熱時間が長くなりすぎないよう気をつけましょう。
離乳食で鶏肉といろいろな食材を組み合わせてレシピの幅を広げよう
鶏肉にはささみやミンチ、むね肉やもも肉などさまざまな種類があるので、赤ちゃんの離乳食の進み具合や作る料理に合わせて使い分けできるとよさそうですね。
鶏肉に野菜や卵、豆腐などいろいろな食材を組み合わせて、離乳食作りをたのしんでみてはいかがでしょうか。
離乳食に鶏肉を取り入れて、離乳食のレシピの幅が広がるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年2月7日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。