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初めてのささみはいつから?離乳食のささみの進め方や下ごしらえ
離乳食中期、後期、完了期のささみ
ささみをいつから離乳食に取り入れられるのか、進め方が気になるママやパパもいるのではないでしょうか。下ごしらえなど調理方法やレシピが知りたいこともあるかもしれません。今回の記事では離乳食中期・後期・完了期別のささみの食べ進め方や、下ごしらえと保存方法についてまとめました。
いつから離乳食のささみは取り入れられる?
ささみは、肉類の中でも比較的安く手に入り、調理がしやすい食材の一つです。ささみはいつから離乳食に取り入れられるのか気になるママやパパも多いのではないでしょうか。
厚生労働省の資料によると、ささみを含む鶏肉は離乳食中期の7~8カ月頃から取り入れられるようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
- 授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
- 食物に興味をもつようになってきた
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。初めての食べ物を与える場合は、病院の受診が可能な午前中にするなど離乳食の時間帯についても気にかけるようにしましょう。
【時期別】離乳食のささみの進め方
ささみはどのように食べ進めるとよいのでしょうか。離乳食中期、後期、完了期のささみレシピと合わせてご紹介します。
離乳食中期
離乳食中期はモグモグ期とも呼ばれています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食にして食事のリズムをつけていくとよいでしょう。
調理形態は舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)がよいようです。1回あたりの肉類の食事量の目安は10g~15gのようです。
ささみのクリームシチューやささみの肉団子でおいしくささみを取り入れられるとよいですね。
離乳食後期
厚生労働省の資料によると、生後9カ月~11カ月頃が離乳食後期とされています。授乳やミルクがメインではなくなる子が増え、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期といえるでしょう。調理形態は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)がよいようです。
ささみを使ったハンバーグや、おやきなど子どもが手づかみしやすいレシピも離乳食後期の子どもは食べやすいかもしれません。
離乳食完了期
厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期とされています。1日3回の食事のリズムを大切にし、生活リズムを整えるきっかけ作りとする時期と言われています。完了期の調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子くらい)がよいようです。
ささみと温野菜のピザトーストなど、離乳食完了期頃のささみを食べ慣れてきた子どもにはアレンジレシピでバリエーションを広げましょう。
ささみの下ごしらえと保存方法
離乳食にささみを取り入れるとき、どのような下ごしらえをするとよいのでしょうか。保存方法についてもご紹介します。
下ごしらえ
ささみの下ごしらえの方法は以下の方法があるようです。
- 筋をしっかり取り除く
- 片栗粉をまぶして茹でる
- 電子レンジで加熱する
離乳食でささみを使うときは、子どもの食べやすさを考えて下ごしらえをするとよいでしょう。
保存方法
1回の離乳食に使うささみの量は多くないため、ささみをどのように保存するか迷うママもいるかもしれません。
ささみは冷凍して保存することができます。冷凍保存の方法には以下の方法があるようです。
- 生のまま冷凍保存
- 茹でてから冷凍保存
- ミンチにして冷凍保存
冷凍保存する量が少なければ製氷皿やシリコンカップ、多い場合はラップやフリーザーバックを使うなど、子どもが食べる量や使い勝手に応じて工夫するとよさそうです。
離乳食にささみを取り入れよう
肉類の中でも早い段階から与えられるささみは、中期以降の離乳食で活躍してくれそうです。初めてささみを与えるときは、子どもの様子を見ながら一さじずつ与えましょう。
ささみは下ごしらえや冷凍保存もしやすいようなので、いろいろな離乳食のレシピを取り入れてささみのさまざまなバリエーションを楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月4日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。