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離乳食初期・中期・後期のじゃがいもレシピと進め方。冷凍保存の方法
おやきなどの手づかみしやすいレシピ
離乳食のじゃがいもは初期から使えるのかや、中期、後期はどのようなレシピが食べやすいのか気になるママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、離乳食のじゃがいもの進め方とレシピの他、冷凍保存の方法やじゃがいもと相性のよい食材についてまとめました。
離乳食にじゃがいもを取り入れよう
スーパーなどで手に入りやすいじゃがいもを離乳食に使いたいと思うママやパパもいるかもしれません。じゃがいもの離乳食開始時期と、冷凍保存できるのかをご紹介します。
離乳食のじゃがいもはいつから?
厚生労働省の資料によると、離乳食は初期のおかゆから始め、食べ慣れてきたらじゃがいもや野菜、果物を与えるとよいようです。
じゃがいもに限らず、初めての食べ物を与える場合は、病院の受診が可能な午前中にするなど離乳食の時間帯についても気にかけるようにしましょう。
じゃがいもは冷凍保存できる?
常温保存でも比較的長持ちするじゃがいもですが、冷凍保存することもできます。
じゃがいもをそのまま冷凍すると、解凍したときの食感が悪くなるようです。茹でるか電子レンジで加熱して冷凍保存をする前の下処理をします。その後マッシュポテト状にするか、棒状やくし形などできるだけ小さく切っておくと解凍後もおいしく食べれるでしょう。
凍ったまま調理すると崩れやすくなるため、電子レンジで解凍してから調理するとよいそうです。
【時期別】離乳食のじゃがいもの進め方
じゃがいもはどのように食べ進めるとよいのでしょうか。離乳食初期、中期、後期のじゃがいもレシピと合わせてご紹介します。
離乳食初期
厚生労働省の資料によると、生後5カ月から6カ月頃が離乳食初期とされています。食事のタイミングは、体調やご機嫌がよいなど子どもの様子にあわせて進めていきましょう。調理形態は、なめらかにすりつぶした状態がよいようです。
離乳食初期にはじゃがいものポタージュや、ペーストなどを子どもの様子を見ながら一さじずつ与えるとよさそうです。
離乳食中期
厚生労働省の資料によると、生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食にして食事のリズムをつけていくとよいでしょう。理形態は舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)がよいようです。
じゃがいもを入れた温野菜のシチューで、じゃがいもといっしょにいろいろな食材を試してみましょう。
離乳食後期
生後9カ月から11カ月頃の離乳食後期は、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期といえるでしょう。調理形態は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)がよいようです。
また、離乳食後期は、自分で食べるという手づかみ食べが少しずつ始まる時期のようです。子どもの様子にあわせてポテトボールやおやきなど、手づかみしやすい離乳食レシピを取り入れるとよいでしょう。
離乳食完了期
生後12カ月から18カ月頃の離乳食完了期は、1日3回の食事のリズムを大切にし、生活リズムを整えるきっかけ作りとする時期と言われています。完了期の調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子くらい)がよいようです。
手づかみ食べにプラスして食感が楽しめるレシピを取り入れながら、離乳食卒業に向けてレシピのバリエーションを増やしていけるとよいですね。
じゃがいもと合わせて作りたい魚や肉の離乳食
じゃがいもはいろいろな食材といっしょにおいしく食べることができますよね。数ある食材の中から、じゃがいもと合わせてつくりたい魚や肉の離乳食をご紹介します。
たら
白身魚の中でも手に入りやすいたらと、離乳食初期から使えるじゃがいもは、組み合わせるとさまざまな食べ方があります。
離乳食初期ではたらとじゃがいものトロトロ煮、後期・完了期ではミルクリゾットや、たらとじゃがいものおやきなどが取り入れられそうです。
牛肉
牛肉は、鶏肉に慣れてきた離乳食後期以降に取り入れるとよいようです。鉄分が豊富と言われている牛肉と、食物繊維を多く含むじゃがいもを使っておいしい離乳食を作りましょう。
肉じゃがや煮物のほか、ハンバーグの付け合わせとして小さくカットしたじゃがいもを添えてもよさそうです。
じゃがいもを使っておいしい離乳食を作ろう
じゃがいもは離乳食初期頃から取り入れられる食材です。
マッシュ状にしたり小さくカットすることで冷凍保存しやすく、中期・後期以降も離乳食に使いやすい食材といえそうです。
おやきにすると手づかみしやすく、じゃがいもは工夫次第でさまざまな食べ方に挑戦できそうです。じゃがいもを使っておいしい離乳食を作り、子どもに食べることの楽しさを伝えられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月9日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。