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牛肉とブロッコリーを取り入れた離乳食レシピ。離乳食後期・完了期のメニュー
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牛肉とブロッコリーを取り入れた離乳食を用意するとき、どのようなことに気をつけて調理するとよいのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。牛肉とブロッコリーを食べやすくするためのポイントや、離乳食後期・完了期に食べられるレシピをご紹介します。
牛肉とブロッコリーを使った離乳食を作ろう
ボリュームがあり、主菜に取り入れやすい牛肉と、ビタミンが豊富と言われているブロッコリーを使って離乳食を作りたいママやパパもいるかもしれません。
牛肉は、鶏肉に慣れてから離乳食後期以降に取り入れるとよいようです。
牛肉は加熱をするとぱさつきやすいため、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたり、汁物に加えると食べやすくなるでしょう。
ブロッコリーは離乳食初期から食べられるようです。やわらかく茹でたブロッコリーの小房は、離乳食後期頃から取り入れるとよいでしょう。
牛肉とブロッコリーを取り入れた離乳食にはどのようなレシピがあるのでしょうか。牛肉とブロッコリーを使った離乳食後期・完了期のレシピをご紹介します。
離乳食に牛肉とブロッコリーを取り入れるときのポイント
牛肉とブロッコリーを離乳食に取り入れるときに気をつけるポイントはあるのでしょうか。
ブロッコリーを食べやすい大きさに切って茹でる
赤ちゃんが食べやすいようにブロッコリーをやわらかく茹でましょう。離乳食後期は5mm大、離乳食完了期は1cm大を目安に切るとよいでしょう。
ブロッコリーの茎の部分は離乳食後期から取り入れることができるようです。茎は繊維が多いため、皮を厚めに剥いてやわらかく茹でましょう。
牛肉の脂身を取り除いてあく抜きする
赤ちゃんにとって肉の脂肪は消化しにくい場合もあるようです。離乳食に使う牛肉は脂肪が少ない赤身を選びましょう。
牛ヒレ肉など、脂身が少なく食べやすい部位もあるようです。
調理する前に、包丁やキッチンバサミで牛肉の脂身を取り除きます。牛肉は調理する前に下茹でしてあく抜きするとよいようです。
牛肉の切り方を工夫して食べやすい形状に調理する
牛薄切り肉は、繊維を断つように切ると赤ちゃんも噛みやすくなるかもしれません。牛ひき肉を使う場合は、小さく丸めて肉団子にするとおいしく食べられるでしょう。
肉団子の大きさは離乳食後期では1cm大、離乳食完了期では2~3cm大を目安に作るとよいようです。
牛肉とブロッコリーを使った離乳食レシピ
牛肉とブロッコリーを取り入れた離乳食のアレンジレシピを時期別にご紹介します。
【離乳食後期】牛肉のトマト煮込み
1. 牛薄切り肉15gを細切りにする
2. トマト10gを湯剥きして種を取り除き、さいの目に切る
3. ブロッコリー10gを食べやすい大きさに切る
4. フライパンに油を熱し、1を入れて炒める
5. 4に2と水大さじ2~3を加えてひと煮する
6. 5に、3とケチャップ小さじ1/2を加えて、塩少々と水溶き片栗粉を加えて煮る
片栗粉を使った牛肉のトマト煮込みは、とろみがついて赤ちゃんも食べやすいでしょう。牛ひき肉で作った肉団子を取り入れてもおいしく食べられるようです。
【離乳食後期】牛肉とブロッコリーの炒め物
1. ブロッコリー25gを粗みじん切りにする
2. 牛薄切り肉15gを細かく刻む
3. フライパンに油を熱して、2を炒める
4. 3に1を入れて、醤油少々を加えて炒める
醤油のみで味つけするシンプルな炒め物レシピです。ブロッコリーの他にも、にんじんやじゃがいもを加えてもおいしく食べられるでしょう。
【離乳食完了期】ハヤシライス
1. 玉ねぎ15gを5mm大に切る
2. ブロッコリー10gを8mm大に切る
3. 牛薄切り肉15gを粗みじん切りにする
4. 鍋に1~3と水大さじ4を入れて、蓋をして煮る
5. 4にケチャップ小さじ1/2と、醤油小さじ1/4を加えて混ぜ合わる
6. 軟飯80gの上に5をかける
離乳食の進みに合わせてご飯の硬さと量を調整しましょう。軟飯の他にも、パスタにかけてもおいしく食べられるでしょう。
【離乳食完了期】ミートソースパスタ
1. パスタを2cmほどの長さに折って、やわらかく茹でる
2. トマト1/3個を湯剥きして種と皮を取り除き、細かく刻む
3. 玉ねぎ1/8個をみじん切りにする
4. ブロッコリー1/2房を、粗く刻む
5. にんじんをすりおろす
6. 油を熱した鍋に牛ひき肉15gと、2~4を入れて炒める
7. 6にすりおろしたにんじん大さじ1/2と、水1/2カップ、トマトケチャップ小さじ1を加えて、水気がなくなるまで煮る
8. 器にパスタ15gを盛りつけて、7をかける
離乳食に使うパスタは、商品に記載されている茹で時間よりも長めに茹でるとよいようです。赤ちゃんが食べるパスタは、塩を入れずに茹でましょう。
牛肉とブロッコリーを使った離乳食を楽しもう
離乳食に牛肉を使う際は、脂肪の少ない赤身を選びましょう。調理する前に、包丁やキッチンバサミで牛肉の脂身を取り除き、下茹でをするとよいようです。
ブロッコリーの小房や茎の部分は離乳食後期から取り入れられるようです。赤ちゃんが食べやすいようにやわらかく茹でましょう。
離乳食後期・完了期になると、食べられるメニューの幅が広がるでしょう。いろいろな味を楽しめる牛肉とブロッコリーを使った離乳食を用意できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月29日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。