おせちに錦玉子を入れる意味。レンジを使った簡単な作り方など

おせちに錦玉子を入れる意味。レンジを使った簡単な作り方など

お正月を迎える準備として錦玉子を作ろう

2019.10.02

おせち料理として錦玉子を用意したいとき、おせちに入れる意味や簡単な作り方が知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、おせちに錦玉子を用意する意味と錦玉子の簡単な作り方やアレンジ方法、日持ちを考えて錦玉子を作るときの工夫を体験談を交えてご紹介します。

おせちに錦玉子を用意する意味

お正月の準備をするとき、おせち料理を用意する家庭も少なくないのではないでしょうか。おせち料理のひとつとして、錦玉子を作りたいというママもいるかもしれません。

錦玉子をおせちに入れる意味として、卵の黄身と白身にわけたその色あいを金色と銀色に例えて華やかさをイメージしているといわれることもあるようです。他にも、2つの色使いの「2色」と「錦」の言葉をかけているなど意味には諸説あるようですが、おめでたさを表現する料理としておせちに作られることがあるそうです。

今回は、おせちの錦玉子の作り方についてママたちに聞いてみました。

おせちに入れる錦玉子の作り方

おせちに入れる錦玉子は、どのような作り方があるのでしょうか。ママたちに聞いた作り方をご紹介します。


基本の作り方

30代ママ
30代ママ

茹で卵の殻をむき、黄身と白身にわけてそれぞれを裏ごしします。黄身と白身それぞれに砂糖と少量の塩を加えて混ぜます。耐熱容器に白身を入れ、その上に黄身を乗せて表面を平らにします。蒸し器に容器を入れて蒸し、冷めたらラップごと取り出して長方形に切ると完成です。

錦玉子は少ない材料で簡単に作れるおせち料理といえるかもしれません。作り方のポイントとして、茹で卵は固めにすることや耐熱容器の端まで黄身や白身を敷き詰めることを意識したというママの声もありました。


電子レンジを使った作り方

電子レンジ
iStock.com/starush
20代ママ
20代ママ

基本の作り方と同様に砂糖と塩を混ぜた黄身と白身を用意します。耐熱容器にラップを敷き、白身を入れて表面を慣らします。黄身を乗せて平らにし、ラップで包んで電子レンジで加熱します。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、好きな大きさに切ったら完成です。

家庭に蒸し器がない場合、電子レンジを使うことで簡単に作ることもできるようです。電子レンジによって加熱時間が違ってくるようなので、最初は短めに設定して様子を見ながら追加で加熱するのもポイントかもしれません。

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おせちを彩るアレンジ錦玉子の作り方

おせち料理を華やかにしたいとき、アレンジを加えた錦玉子を作りたいママもいるかもしれません。ママたちに、おせちを彩るアレンジ錦玉子の作り方を聞いてみました。


市松模様の錦玉子

40代ママ
40代ママ

基本の作り方と同じ手順で砂糖と塩を混ぜた黄身と白身を用意します。耐熱容器の中心に薄手の仕切り板を入れ、黄身と白身をそれぞれ入れます。表面を平らにならし、黄身の上に白身を白身の上に黄身を乗せます。仕切り板を抜いて蒸し器で加熱し、冷めてから包丁で切ると断面が市松模様の錦玉子の完成です。

基本の錦玉子と同じ材料を使い、市松模様の錦玉子の作ったママがいるようです。黄身と白身を入れる量を同じにすることで、きれいな模様を出しやすくなるかもしれませんね。


ロールケーキ風錦玉子

30代ママ
30代ママ

砂糖と塩を混ぜた基本の食材を用意します。巻きすにラップを敷き、黄身の部分を均一の厚みになるよう広げます。白身の部分を横一列の棒状に乗せ、巻きすごと手前から奥に巻きます。蒸し器で加熱し、粗熱をとったらそのまま冷蔵庫で冷やします。お好みの厚さに切ったら完成です。

ロールケーキのような見た目の錦玉子にアレンジをしたママもいるようです。ママのなかからは、自宅で使っているラップだとシワが寄りやすかったので、布巾を使ったという声も聞かれました。

おせち料理として錦玉子を作るときの工夫

ゆで卵
Africa Studio/Shutterstock.com

年末にお正月を迎える準備として錦玉子を作るとき、どのような工夫をするとよいのでしょうか。ママたちに聞いた、おせち料理として錦玉子を作るときの工夫をご紹介します。


しっかりと火を通す

30代ママ
30代ママ

錦玉子に使う茹で卵は、しっかりと火を通して固茹でにしました。固めに茹でると黄身と卵黄にわけやすいだけでなく、日持ちもしやすいかなと思います。

卵にしっかりと火を通し、固茹でにするという工夫があるようです。茹で卵をむいてから黄身がやわらかかったときは、耐熱容器に入れて電子レンジで加熱しているというママの声もありました。


黄身と白身をしっかりとわける

20代ママ
20代ママ

錦玉子を作るとき、黄身と白身をしっかりとわけることがポイントだと思います。卵を固めに茹で、色が混ざらないようにわけるときれいな仕上がりになりました。

黄身と白身をしっかりとわけるために、固茹で卵を使用しているママがいるようです。色が混ざってしまった場合、その部分は錦玉子には使わずに当日の食事用として活用するとよいかもしれませんね。


砂糖の量を調整する

40代ママ
40代ママ

年末に錦玉子を作るとき、日持ちするように砂糖の量を多めにしました。砂糖の量が多いと日持ちしやすくなると思い、お正月においしく食べられるように意識しています。

日持ちしやすくなるように砂糖の量を多めに調整したママもいるようです。ママのなかからは、幼児期の子どもも食べるので砂糖を控えめにしたい場合は日持ちのことも考えてお正月に入ってから手作りしたという声も聞かれました。

おせち料理のひとつとして錦玉子を用意しよう

おせち
iStock.com/yumehana

おせち料理として錦玉子を用意する意味には、金や銀に見立てる他に「2色」と「錦」をかけているなど諸説あるようです。おせちに入れる錦玉子の作り方は簡単で、蒸し器がなくても電子レンジがあれば簡単に用意しやすいというママもいました。

砂糖の量を多めにすると日持ちしやすくなるようなので、年末に錦玉子を手作りするときは意識するとよいかもしれません。お正月を迎える準備のひとつとして、おせち料理の錦玉子を手作りできるとよいですね。

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