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1歳から食べられるおすすめパスタレシピ。幼児向けパスタを作る時のポイントや用意するもの
大人の食事から取り分けて調理できる簡単レシピ
1歳の子どもにパスタを作りたいけれど、どのようなレシピで作ったらよいか迷っているというママもいるでしょう。今回の記事では、大人の食事からも取り分けて調理できる、簡単でおいしい1歳児向けおすすめパスタレシピの他、幼児食向けのパスタの種類、作るときのポイントや用意するものをご紹介します。子どもに人気で離乳食後期・離乳食完了期の手づかみ食べにもぴったりなパスタを、親子でおいしく食べられるとよいですね。
1歳向けおすすめパスタレシピ
1歳から食べられる離乳食完了期のパスタレシピと、実際に作ったママの体験談をご紹介します。
ナスとトマトのパスタ
- ナスをこまかく切り、水にひたす
- トマト缶を鍋で煮て、煮詰まったらナスを入れさらに煮込む
- お好みでほうれん草などの野菜をレンジで加熱する
- やわらかく茹でたパスタと野菜を合わせて煮込む
30代ママ
トマトソースに野菜をたくさん入れて手作りしたり、子どもが食べやすいように魚肉のソーセージを入れているママもいました。魚肉ソーセージ以外にも、トマトソースは白身魚やチーズとも相性がいいので、子どもの好きなものを入れているというママの声もありました。小分けパックに入れてソースを数回分冷凍保存しているというママの声もありました。ひき肉を入れれば、ミートスパゲティにもアレンジできます。トマトの食感が苦手な子どもには、トマトペーストを活用するといいようです。
ツナのバター醤油パスタ
- ブロッコリーをレンジで柔らかくなるまで加熱し、小さく切る
- パスタを食べやすい長さに切って茹でる
- ノンオイルのツナ缶を、バターを熱したフライパンで炒める
- 野菜といっしょにさらに炒める
- パスタを投入し、薄めた醤油を入れる
30代ママ
娘がツナを好んで食べていたので、離乳食完了期はツナ入りパスタをよく作っていました。レシピのブロッコリー以外にもほうれん草や玉ねぎでも作ることができます
ノンオイルでないツナ缶を使用する際は、1度熱湯をかけてツナの油を落とすと良いようです。ブロッコリーなど野菜の食感が苦手な場合、ブロッコリーペーストやかぼちゃペースト、とうもろこしペーストなどのペースト野菜を活用するとツナのうまみと一緒に野菜を食べられるというママの声がありました。
たらこパスタ
© gontabunta - Fotolia
- 人参やインゲンなどお好みの野菜を柔らかい状態になるまで茹でる
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- 市販のたらこパスタソース、茹でた野菜と麺を合わせ
40代ママ
市販のたらこパスタソースに茹でた野菜を入れたスパゲティを、息子の幼児食に作りました。息子は玉ねぎとほうれん草がお気に入りのようでした
市販のたらこパスタソースを活用した野菜入りパスタメニューです。子どもが好きな野菜をトッピングしてもおいしく食べられるかもしれません。
1歳の子どもに与える場合は、パスタソースをお湯で薄めるなどして味の濃さや塩分を調節しましょう。また、たらこは魚卵アレルギーを起こす可能性があるので、初めて食べさせる際には注意が必要です。
ナポリタン風パスタ
- ウインナーや野菜を切って柔らかい状態になるまで茹でる
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- ケチャップと茹でたパスタ、1の具材を入れる
- 茹でたベビーコーンなどお好みのトッピングをする
30代ママ
ウインナーとほうれん草、玉ねぎを入れたナポリタン風のパスタを、息子の幼児食に作っていました。息子は粉チーズをトッピングしてたくさん口に入れて食べていました
粉チーズや卵などのトッピングを彩り豊かにすると、子どもも喜んで食べてくれるかもしれません。ベビー用のケチャップなどもあるので、大人用と分けて味付けしてもいいでしょう。
和風パスタ
- こまかく切ったピーマン、玉ねぎ、にんじん、ソーセージを炒める
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- 茹でたパスタに1の具材を合わせる
- 和風だしと醤油、塩コショウで味を整える
20代ママ
洋風のパスタを娘が食べなかったので、和風の味付けにチャレンジしたところよく食べていました。ソーセージの代わりに、白身魚入りのものや鶏レバー入りのものも作ったことがあります
パスタの味付け次第では、普段子どもが食べたがらない野菜も食べられるかもしれません。それでも野菜を食べたがらないときは、ペースト野菜を活用するのもいいかもしれません。ソーセージの代わりに鶏レバー入りのパスタを作ったというママもいました。さまざまな野菜をトッピングして工夫してみましょう。
野菜とベーコンのスープパスタ
- ベーコン、玉ねぎ、人参などの野菜をこまかく切る
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- バターを熱したフライパンに1の具材を柔らかくなるまで炒める
- 鍋に水を入れ、沸騰したらベビーフードの野菜スープ用のだしを加える
- パスタと3の具材を合わせ、最後にベビー用のケチャップをお好みで加える
20代ママ
ベビーフードの野菜スープ用のだしを使ってスープパスタにしていました。甘めの味にしたかったので、ベビーフードのとうもろこしペーストも加えて作りました
ベビーフードの野菜スープ用のだしを活用したレシピです。トマト風味が好きな子どもには、ベビー用ケチャップの量を増やしてトマトスープ風パスタにしてもおいしく食べられるかもしれません。とうもろこしペーストやかぼちゃペーストなどのベビーフードを加えたというママもいるようです。
ミートスパゲティ
- 玉ねぎなどの野菜をみじん切りにする
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- フライパンに少量のサラダ油をひいて、1と豚ひき肉を炒める
- 3にトマト缶を入れて中火で煮る
- 塩こしょうで味を調える
- 茹でたパスタと5を合わせる
40代ママ
娘の幼児期のときによく作っていたパスタメニューはミートスパゲティです。好きな具材を入れたり、粉チーズをトッピングしたり、いつもおいしそうにたくさん口に入れて食べていました。ソースは小分けパックに入れて冷凍保存していました
トマト缶やトマトペーストを活用したレシピです。ひき肉や玉ねぎのみじん切りなど、具材が小さいので、子どもが普段嫌がって食べない食材を混ぜたというママの声もありました。
クリームパスタ
- パスタを食べやすい長さに切り、茹でる
- フライパンにバターをひいて、玉ねぎなどの野菜を炒める
- 2の野菜が柔らかい状態になったら、水を加えてブロッコリーなどを加えて煮る
- ツナと牛乳を3に加えて、茹でたパスタとあえる
40代ママ
外食時に食べたクリームパスタが、息子のお気に入りのようでした。家でもバターと牛乳を入れてクリームパスタを作りました。ツナとお気に入りの野菜入りのクリームパスタにしていました
牛乳とバターを使って幼児食のクリームパスタが作れるようです。牛乳とバターのコクで、さまざまな具材でアレンジができそうなレシピですね。乳製品のアレルギーがある場合は、注意が必要です。
幼児食でパスタを作るときに用意するものは?
ママたちが幼児食のパスタを作るときに用意したものはどのようなものがあるのでしょうか。
麺用のカッター
20代ママ
幼児期にパスタを作るときは、麺用のカッターを用意していました。大人用のスパゲティを取り分けたあと、娘のものは麵用カッターで食べやすい長さに切っていました
大人用のパスタを使用して調理する場合、子どもに与えるときには短くカットするでしょう。そのようなときに役立つのが麺をカットする器具です。
麺用のカッターを持っていれば家庭内だけでなく、外出先のレストランなど外食時にパスタを取り分けるときにも活躍するかもしれません。
大人用のパスタを使用して調理する場合、子どもに与えるときには短くカットするでしょう。そのようなときに役立つのが麺をカットする器具です。
麺用のカッターを持っていれば家庭内だけでなく、外出先のレストランなど外食時にパスタを取り分けるときにも活躍するかもしれません。
レンジパスタ容器
30代ママ
息子の幼児期のパスタは、ミートスパゲティなど野菜入りのものを作りたかったので、レンジでパスタを茹でられる容器を活用していました。ミートスパゲティのソースを作っている間にパスタが茹でられるので時短になります
パスタと水、塩とオリーブオイルをタッパーに入れてレンジで加熱するだけのレンジパスタ容器を使用すれば、レンジでパスタを茹でられるのでフライパンでソースを作るなど同時に調理することができ時短になるでしょう。パスタの分量をはかったり計量や湯切りも専用のフタで簡単にできるので、幼児食だけでなく大人用のパスタを作る際にも活躍するかもしれません。
冷凍用保存袋
40代ママ
鍋で一度茹でたスパゲティの麺を冷凍保存しておけば、時短調理になります。 麺は通常より1分半ほど短くゆでていったん冷やします。水気をきってサラダ油やオリーブオイルをかけ全体に絡んだら、1食分ずつ冷凍用保存袋に入れて冷凍し、食べるときは電子レンジで2分半加熱します。
パスタはまずお湯をわかしたり茹でるのを待つのが大変な時もありますよね。冷凍方法をおさえてストックしておけば、忙しい時でもすぐに料理できて便利です。
幼児食でおすすめのパスタの種類
マカロニやペンネなどのショートパスタは、手づかみ食べしやすいので離乳食後期や離乳食完了期のパスタメニューにぴったりでしょう。
カッペリーニというそうめんに似た細いロングパスタも、歯の本数が少ない子でも噛みやすくて食べやすいかもしれません。細い麺はさっぱりとしたソースに合いやすいので夏のメニューにもぴったりです。
また、栄養分が気になる時は野菜が練り込まれたパスタ、添加物が気になる時はオーガニックな無添加パスタなど使い分けるママもいるようです。
20代ママ
ママ友に教えてもらったベビー用パスタを、離乳食完了期から使っています。カットする手間もなく、食塩不使用のものもあるので安心して使うことができます
ベビー用パスタは食べやすい長さに短くカットされていて、茹で時間も赤ちゃんが食べることを想定した時間で記載されているようです。パスタを茹でてソースと和えるだけで簡単に幼児食のパスタが完成するので、忙しいママも活用できるかもしれません。
パスタに含まれる栄養素
小麦を使ったパスタに含まれる主な栄養素は炭水化物です。エネルギー源としては白米よりもやや少なめですが、パンと同じくらいの含有量でしょう。その他の栄養素としては、タンパク質やカルシウム、鉄、ビタミンB群、塩分、脂質も含まれているようです。
また、パスタに使うソースや具材の組み合わせによっても栄養素は変わります。
栄養バランスを意識したパスタの食べ方としては、パスタの量は1人前の適量を摂るようにして、具材は野菜や肉魚類などさまざまなものをたっぷり入れます。
ソースは、市販のものだと脂質や塩分が多くなりがちなため、なるべく自家製で作り自分で調整できるとよいかもしれません。
幼児食のパスタを作るときのポイント
iStock.com/GI15702993
幼児食のパスタを作るときにはどのようなことをポイントにしたらよいのでしょうか。
麺を短く切る
離乳食が完了したばかりの子どもは、パスタが長いと食べにくいと感じるかもしれません。パスタを調理したあとに麺用のカッターで短く切るか、パスタを茹でる前の下ごしらえとしてに1/3ほどの長さに切っておくと子どもが食べやすいでしょう。
柔らかく茹でる
月齢に応じて幼児が食べられるパスタの硬さは変化していきますが、基本的には標準的な茹で時間に数分プラスして柔らかめに茹でるとよいでしょう。
なるべく薄味にする
パスタは濃い味になりがちですが、幼児の味覚は繊細なので薄味を意識することも大切でしょう。素材のうまみを活かしたシンプルな味付けで、塩分や甘みは控えめにするとよいでしょう。
パスタをゆでる際も、用意するお湯には塩を加えずにゆでてもよいかもしれません。
その子に合わせて与える量を調整する
幼児期は、体や歯の成長具合や食欲、好みなど個人差が大きいこともあります。初めてパスタを与える時は少しずつ様子を見て、なるべく食べ切れる量に調節してあげましょう。
アレルギーに注意する
子どもに小麦アレルギーがある場合は、小麦粉を原料とするパスタは避けましょう。
代用品として、グルテンフリーの米粉や雑穀粉、とうもろこし粉を原料としたパスタなどを使うママもいるようです。
おいしい幼児食のパスタを作ろう
iStock.com/anurakpong
今回の記事では、大人の食事からも取り分けて調理できる、おいしい1歳児向けパスタレシピなどをご紹介しました。
パスタは子どもが食べやすい長さにして茹でたら、あとはトマトソースや和風だし、好みの野菜を入れると簡単に完成します。忙しいママにもぴったりのメニューかもしれませんね。
パスタや野菜の茹で加減、子どもの食べやすい長さに切るなど意識して調理し、子どもがおいしく食べられるパスタを作りましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2024年8月14日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適切な食材・調理法を選びましょう。
離乳食完了期に、初めて息子になすとトマトのパスタを作りました。離乳食用にストックしていたトマトペーストを使いました