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おせちに昆布巻きを作ろう。作り方やにしん以外の中身とは
昆布巻きの意味やママたちのアレンジレシピ
おせち料理に入っている昆布巻きにはどのような意味があるのだろうと考えたことがあるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、昆布巻きの意味や作り方の他、昆布の中身に鮭やたらこなどを使ったアレンジを体験談を交えてご紹介します。
おせち料理に入っている昆布巻きの意味と作り方
お正月が近づくと色とりどりのおせち料理を楽しみにするママやパパもいるのではないでしょうか。来年はおせち料理を手作りしようと考えている家庭もあるかもしれません。
数あるおせち料理の中のひとつ、昆布巻きにはどのような意味があるのでしょうか。
昆布巻きの意味とは
20代ママ
30代ママ
我が家の昆布巻きの中身の魚はにしんを使っています。語呂あわせで「二親」とも書けるようで、にしんから数の子が産まれるように、2人の親からたくさんの子が産まれるということに掛けて子孫繁栄を願っているようです。
おせちの昆布巻きには不老長寿や子孫繁栄の意味が込められているようですね。新年のお祝いにぴったりの意味なので、昆布巻きは欠かせないのかもしれません。
基本の昆布巻きの作り方
30代ママ
棒状に細長く切ったにしんを水で戻した昆布で巻いて、等間隔になるようにかんぴょうでこま結びにしてから適当な長さに切ります。鍋に水、砂糖、醤油、酒、みりんを入れて煮汁が少なくなるまで弱火で煮たら完成です。
結んだ後に切ることで長さが揃ったものが作れるようです。工程が少ない分、味つけにこだわっているというママもいました。好みでしょうがや酢を入れることもあるようです。
昆布巻きには、昆布ににしんを巻く他に、どのようなアレンジ方法があるのでしょうか。
昆布巻きの中身にはどのようなものを使う?
昆布巻きにはにしんを使う以外にも使うことができる具材はあるようです。昆布巻きの中身にどのようなものを使っているのかママたちに聞いてみました。
鮭を使った昆布巻き
20代ママ
調理の仕方は変わらないですが、中身にはにしんではなく鮭を使っています。にしんよりも鮭の方が手に入りやすく、子どもにも馴染みがあるからかおいしいとよく食べてくれます。
鮭を使った昆布巻きは、子どもたちにとっても身近な食材なのか食べやすいようです。生鮭を使うと出来あがったときに昆布の表面が白くなるので、甘塩の鮭を使っているという声もありました。
たらこを使った昆布巻き
30代ママ
我が家はたらこを使って昆布巻きを作っています。昆布をたらこ1腹の長さにあわせて切ってから巻いています。たらこのつぶつぶとした食感が好きなようで、子どもたちもお気に入りです。
魚のように皮を取ったり骨を取ったりする手間がなく作れるので、時短になるかもしれませんね。コロンとした見た目が気になったのか、たらこを使った昆布巻きを食べたいと言ってくれて嬉しかったというママもいました。
野菜を使った昆布巻き
30代ママ
にしんを買い忘れてしまった年は魚ではなく、他のおせちを作ったときに残ったにんじんやしいたけなどの野菜を包みました。おいしくできたので、次の年からは野菜の昆布巻きが我が家ではおせちの定番になりました。
野菜を使った昆布巻きも、食感が変わって魚とは違ったおいしさが味わえそうですね。にんじんとごぼうで紅白の昆布巻きを作ったというママもいました。紅白の見た目からもお正月らしさが楽しめそうですね。
昆布巻きをアレンジして作ったもの
おせちには何種類もの料理が入っているので、残ってしまったり味を変えたいと思ったりすることもあるかもしれません。昆布巻きを使って簡単にアレンジできる方法はないか、ママたちに聞いてみました。
佃煮
おせちには何種類もの料理が入っているので、残ってしまったり味を変えたいと思ったりすることもあるかもしれません。昆布巻きを使って簡単にアレンジできる方法はないか、ママたちに聞いてみました。
20代ママ
昆布巻きを細かく刻んで、しょうがとみりんを入れて炒めます。最後に好みでごまやかつお節を振りかければできあがりです。簡単に作れて、保存がきくのでとても便利です。
佃煮にするアレンジは、材料も工程も少ないので手軽に作ることができそうですね。味は大きく変化しなくても、細かく刻んだことにより昆布の食感が変わりそうです。昆布の風味がきいているので、ご飯のお供やおにぎりの具材にぴったりかもしれません。
炊き込みご飯
20代ママ
昆布巻きを細かく刻んでお米といっしょに炊くだけで炊き込みご飯ができます。昆布巻きにしっかり味がついているので、特に味つけすることなく簡単にできるところが魅力です。
調味料を足すことなくできるので、簡単にアレンジすることができそうですね。味を濃くしたいときには煮汁を足して調整すると好みにあわせられるそうです。普段とはひと味違った炊き込みご飯が楽しめるかもしれませんね。
磯部揚げ
30代ママ
汁気を拭き取った昆布巻きに、青のりをいれた天ぷら粉をつけて油で揚げるだけで磯部揚げのできあがりです。子どもたちやパパにも人気で、年明けは毎年お弁当のおかずにしています。
何日か続けて食べていると飽きてしまいがちなおせちですが、見た目や食感が変化することでおいしく食べられそうです。お正月明けのお弁当の中身を考えるときに、残った昆布巻きがアレンジできるのでママも助かりそうですね。
おせちに昆布巻きを作ってみよう
昆布巻きには不老長寿や子孫繁栄などいくつかの意味が込められているようですね。家族の幸せを願いながら、作ってみるのもよいのではないでしょうか。
昆布巻きの中身にはにしん以外にも鮭やたらこを使うなど、さまざまな作り方があるようです。野菜やお肉を使った昆布巻きもあるようで、子どもが好きな食材や食べやすい食材を使うと家族みんなでおいしく食べられるかもしれません。
味がしみ込んだ昆布を使ったアレンジも取り入れるなどして、最後までおせちを楽しめるとよいですね。
私の母は、おせちの昆布巻きには「養老昆布」が喜ぶとかかっていると教えてくれました。おめでたい正月には欠かせない縁起ものであり、不老長寿の願いが込められていると聞き、我が家のおせちにも欠かせない一品です。