おせちに入れるなますの作り方。子どもが食べやすくなるための工夫

おせちに入れるなますの作り方。子どもが食べやすくなるための工夫

アレンジレシピや盛りつけのポイント

2018.11.17

おせち料理のなますを作るときに、おいしい作り方や子どもが食べやすくなるためのコツを知りたいと思うママもいるかもしれません。今回の記事では、なますの作り方、切り方や盛りつけ方のポイント、なますを使ったアレンジレシピと子どもが食べやすくなるための工夫をママたちの体験談をもとにご紹介します。

おせち料理のなます

おせち料理になますを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
代表的なのは大根と人参のなますで、おせちの重箱の二の重に入れるとよいようです。大根と人参の色合いがお祝いの水引のように紅白であることから、お祝いの席に並べられる料理のひとつとなったそうです。

赤と白の色合いがきれいで味つけもさっぱりしていることから、大人には好きな方もいるかもしれませんが、子どもが食べやすいようにするにはどのようにしたらよいのか気になっているママもいるかもしれませんね。

おせち料理になますを作るママたちに、作り方のポイントやコツ、アレンジレシピなどを聞いてみました。

おせち料理のなますの作り方

おせち料理に入れる定番のなますの作り方、切り方や盛りつけ方のポイントをママたちに聞いてみました。


作り方のポイント

なます
© yumehana - Fotolia

「細切りにした大根と人参は塩もみしてしんなりさせると、調味料が染み込みやすいと思います。仕上がったときに塩分が強くなりすぎないように、しっかり水気をしぼるようにしています」(30代ママ)

「我が家のなます作りのポイントは酸味と甘みのバランスで、甘みを少し強くします。さわやかさも足したいので、柚子の果汁を少量入れます」(20代ママ)

大根と人参、塩と酢、砂糖など、少ない材料と調味料で作ることができるので、短い時間で簡単に作ることができそうです。色のコントラストを考えながら、大根と人参の分量の割合などを考えられるとよいかもしれません。


切り方、盛りつけ方のポイント

「いつもは千切りで作りますが、少し違う作り方にしたいと思い、ピーラーでリボン状にした紅白なますにしてみました。サラダのように食べごたえがあって、大人には好評でした」(40代ママ)

「シンプルななますを上品に盛りつけたいと思い、半分に切り中身をくり抜いたゆずの中になますを入れました。残ったゆずの皮は細切りにしてなますの上に乗せるとゆずのよい香りがしました」30代ママ)

なますはシンプルな料理だからこそ、切り方や盛りつけ方でいろいろなアレンジもできそうです。人参の千切りを薄く切った大根で包むなど、一見なますに見えないようなおしゃれな盛りつけになるよう工夫したというママの声もありました。

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子どもがなますを食べやすくなるための工夫

なますを作ったけれども子どもが食べてくれないと悩むママもいるかもしれません。子どもが食べやすくなる工夫についてママたちに聞いてみました。


はちみつを入れる

はちみつ
iStock.com/arsenisspyros

「なますを作るときは、はちみつを足して甘みがまろやかになるように工夫しています。酸っぱい味の料理をあまり食べないのですが、はちみつを入れることで娘も食べやすいようでたくさん食べてくれました」(30代ママ)

はちみつを入れることで子どもが食べやすくなるというママの声がありました。独特の甘みが酸味をまろやかにしてくれるのかもしれません。


ハムや錦糸卵を足す

「大根とにんじんだけだと食べないので、ハムなど子どもの好きな素材をいっしょにいれるようにしています。色鮮やかに仕上げたいときは錦糸卵を足したりもします」(40代ママ)

野菜だけだと子どもが食べない場合は、ハムや卵など、子どもが好きな食材を入れるようにするとよいかもしれません。紅色が鮮やかなカニカマを混ぜたというママの声もありました。


風味を足す

「味つけがさっぱりしていて子どもが食べないと感じたときには、ごまやごま油を足して風味をプラスしています。ほんの少しの風味があるだけでも、子どもはおいしく感じるのかパクパク食べてくれます」(40代ママ)

シンプルな味つけだからこそ、隠し味で足した風味が生きてくるのかもしれませんね。レモンの皮を少し削り、果汁を足して、さっぱりレモン風味のなますを作ったというママの声もありました。

おせちのなますを使ったアレンジレシピ

おせち料理としてたくさん作ったなますが余ったとき、アレンジレシピにしておいしく食べたいと考えるママもいるかもしれません。なますを使ったアレンジレシピをご紹介します。


なますでひじきの煮物

「子どもがひじきの煮物が好きなので、残ったなますを入れてみました。なますの酸味でさっぱりした煮物に仕上がりました」(30代ママ)

なますは大根と人参で作るので、ひじきなどの煮物にあわせやすいかもしれません。火を通すことで酸味がおさえられ煮物の味になじみそうです。


なますのポテトサラダ

「きゅうりとハムのポテトサラダになますを入れてみたら、爽やかな味のポテトサラダになりました。なますの食感がよいアクセントになりますよ」(20代ママ)

ポテトサラダになますを入れることで、味わいもまろやかになり子どもも食べやすくなるかもしれません。水分が多くならないように、なますの汁気をしっかり切ってから入れるようにしたというママの声もありました。


ツナとなますのサンドイッチ

「余ったなますを食べきりたかったので、マヨネーズを加えたツナとなますを混ぜてパンで挟みました。ツナとなますが意外に相性がよくとても食べやすいです」(30代ママ)

なますを他の食材とあわせてサンドイッチを作ったというママの声がありました。ツナだけでなくハムや蒸したチキンなどに変えれば、さまざまな味を楽しむことができそうです。

おせちのなますをおいしく作ろう

おせちを食べる親子
iStock.com/recep-bg

おせちに入れるなますは、紅白の色あいが美しく、味つけもさっぱりしているため、よい口休めとなるようです。大根と人参の切り方を変えてみたり、味つけをアレンジしてみたりして、子どもが喜んで食べてくれるようななますを作れるとよいですね。

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