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離乳食完了期のキウイの進め方。キウイの簡単アレンジレシピ
おいしくキウイを食べるための保存方法も紹介
離乳食完了期の1歳〜1歳6カ月頃はパクパク期とも呼ばれています。離乳食完了期にはどのようにキウイを取り入れたらよいのでしょう。離乳食完了期のキウイの食べ方、簡単でおいしいキウイレシピをご紹介します。また、保存方法なども併せて解説します。
離乳食完了期の進め方
離乳食完了期になると、食べられる食材が増え、離乳食を作ることにも慣れてくる頃でしょう。しかし離乳食で食べられる食材が増える一方、新しい食材をどのように取り入れようか迷うママもいるかもしれません。
基本的な離乳食完了期の進め方について、厚生労働省の資料を参考にご紹介します。
離乳食完了期はいつから?
厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月ごろまでが離乳食完了期とされています。食事リズムを意識しながら、1日3回食に進めていき、生活リズムを整えてましょう。
離乳食完了期の調理形態は歯ぐきで噛める肉団子くらいの硬さとなります。
初めてキウイを離乳食に使う場合は、一度加熱してから与えましょう。
離乳食の量の目安
離乳食完了期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。
穀物:軟飯80g~ご飯80g
野菜・果物:40g~50g
魚:15g~20g
肉:15g~20g
豆腐:50g~55g
卵:全卵1/2個~2/3個
乳製品:100g
子どもの離乳食で困ったこと
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
離乳食の完了期のキウイのアレンジレシピ
キウイを離乳食完了期に与えるとき、どのようにしたらよいのでしょうか。離乳食後期のキウイを使ったレシピの工夫やアレンジをご紹介します。
キウイのフルーツサンド
- ヨーグルトを水切りする
- キウイは皮をむいて食べやすい大きさのいちょう切りにする
- 耳を切った食パンにヨーグルトとキウイをはさむ
いちごなど他のフルーツを入れてもおいしいフルーツサンドができそうです。
キウイと野菜のミックスジュース
- キウイ、りんご、にんじんを適当な大きさに切る
- 水と1を加えミキサーで混ぜる
キウイの酸味が苦手な子どもも、他のフルーツや野菜を混ぜたジュースなら飲めるかもしれません。キウイに合いそうなフルーツや野菜と混ぜて子どものお気に入りのジュースを作りましょう。
水の代わりに牛乳を使ってもおいしいミックスジュースが作れそうですね。
キウイとアボカドのサラダ
- キウイとアボカドを乱切りにする
- マヨネーズ、塩、砂糖を混ぜドレッシングをつくる
キウイの甘味と酸味は他の野菜との相性がよく、サラダとして食べることもできるようです。キウイとアボカドは食感が柔らかく、離乳食完了期の子どもにちょうどよいサラダかもしれませんね。ドレッシングは味が濃くならないように量を調節しましょう。
キウイ入りラビゴットソース
- 玉ねぎをみじん切りにして、水にさらす
- キウイ、トマト、パプリカ、きゅうりを角切りにする
- オリーブオイル、塩、こしょう、酢を混ぜる
- 水気を切った1と2に3を加える
カラフルな色合いで子どもも喜んで食べてくれるかもしれません。魚のフライやムニエルにかけて食べられているそうですが、さわやかな味わいは肉料理にも合いそうです。
キウイの保存方法
キウイはどのように保存すればよいのでしょうか。
常温保存
購入したキウイが硬ければ、常温保存すると追熟が進み徐々に食べごろになるようです。早く食べたいときは、エチレンガスを出すバナナやリンゴといっしょに袋に入れておくと早く食べごろになるそうです。
冷蔵保存
キウイは冷蔵保存することで、追熟が緩やかになり、他の果物よりも長い間保存することができるようです。購入したキウイが柔らかく食べごろであれば、冷蔵保存するとよいでしょう。
冷凍保存
キウイを冷凍保存するときは、追熟が進んで食べごろになってから冷凍保存するとよいでしょう。使いやすい大きさに切って皮ごと冷凍できるようです。
離乳食完了期はさまざまなキウイの楽しみ方を
キウイの離乳食の取り入れ方に迷うママもいるかもしれません。今回は離乳食完了期のキウイについて、アレンジレシピや保存方法をご紹介しました。
キウイは栄養価が高く、通年で手に入りやすい食材です。離乳食完了期にキウイのレシピを取り入れて、子どもが美味しく食事を楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月30日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。