離乳食のポテトサラダについて。作るときのポイントや工夫とは

離乳食のポテトサラダについて。作るときのポイントや工夫とは

離乳食に作るポテトサラダのレシピなど

2019.06.06

離乳食にポテトサラダを作りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、完了期など離乳食にポテトサラダを食べ始めた時期や冷凍保存を活用するなど作るときのポイントや工夫、きゅうりやじゃがいもを使った離乳食ポテトサラダ風のレシピについてママたちの体験談を交えてお伝えします。

離乳食でポテトサラダを食べ始めた時期

離乳食期の赤ちゃんに、ポテトサラダをいつからあげられるのか気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちに、離乳食としてポテトサラダをいつからあげているのか聞いてみました。

10カ月児のママ
10カ月児のママ

うちの子にはポテトサラダ風として、離乳食後期になってからあげ始めました。マヨネーズの代わりに野菜スープやヨーグルトで和えてあげています。

1歳児のママ
1歳児のママ

ポテトサラダは、離乳食完了期の頃からあげています。1歳になり食べられる食材が増えてきたこともあり、さまざまな食材を少量のマヨネーズで味つけして作っています。

ママたちに聞くと、ポテトサラダをいつからあげているかは使う食材によって離乳食後期や完了期からなどさまざまなようです。厚生労働省の資料によると、じゃがいもについては5割近くが初期から、9割近くのママが中期から離乳食に使ったことがあると回答しているようです。それに対して、マヨネーズに使われる卵黄については、離乳食後期に5割を超えるなど、ポテトサラダに使う食材には使用開始が比較的遅いものもあるようです。

実際に、ママたちは離乳食のポテトサラダをどのように作っているのでしょう。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

離乳食にポテトサラダを作るときのポイント

ママたちに、離乳食にポテトサラダを作るときのポイントを聞いてみました。


薄味にする

調理をする女性
iStock.com/Satoshi-K
1歳児のママ
1歳児のママ

離乳食にポテトサラダを作るときは、素材の味が感じられるよう薄味に作っています。マヨネーズは油分が多いと市の栄養士さんから聞いたので、できるだけ少量で使うよう心掛けています。

離乳食にポテトサラダを作るとき、薄味になるよう意識しているママがいるようです。ママのなかには、マヨネーズを少量にしても滑らかさとコクが出せるよう、ヨーグルトや豆乳を隠し味に入れているという声もありました。


時期にあった固さにする

11カ月児のママ
11カ月児のママ

離乳食にポテトサラダを作るときは、息子が食べやすい固さになるよう調理するようにしています。今は離乳食後期なので、歯茎でつぶせる固さになるよう意識して作っています。

時期にあった固さにすることも、離乳食にポテトサラダを作るときのポイントかもしれません。他にも、ポテトサラダを作りながら自分で食べてみて、離乳食の時期にあった固さになっているかどうか確認して作っているというママの声もありました。

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離乳食ポテトサラダ風のレシピ

ママたちに聞いた、離乳食ポテトサラダ風のレシピをご紹介します。


基本のポテトサラダ風

10カ月児のママ
10カ月児のママ

食べやすい大きさに切り柔らかくなるまで茹でたじゃがいもとにんじん、刻んで電子レンジで加熱したきゅうりをボウルにあわせます。少量の塩とプレーンヨーグルトで和えたら、離乳食ポテトサラダ風の完成です。

赤ちゃんが離乳食後期のママからは、ヨーグルトで和えるポテトサラダ風を作っているようです。ママのなかには、ポテトサラダ風の味つけをするときプレーンヨーグルトの酸味が気になる場合は、無調整豆乳も加えているという声もありました。


ささみとミックスベジタブルののポテトサラダ風

ミックスベジタブル
iStock.com/ToprakBeyBetmen
11カ月児のママ
11カ月児のママ

茹でて潰したじゃがいもとミックスベジタブル、火を通して細かく刻んだ鶏のささみをあわせ、冷凍保存しておいたホワイトソースで和えたポテトサラダ風を作りました。ホワイトソースが加わったことでなめらかな食感になったのか、娘も喜んでたくさん食べてくれました。

マヨネーズの代わりに冷凍保存しておいたホワイトソースを使って、ささみとミックスベジタブルのポテトサラダ風を作ったママもいるようです。冷凍食品のミックスベジタブルを使うことで、野菜を刻む作業もいらず時短で作ることができそうですね。


さつまいも入りポテトサラダ風

1歳児のママ
1歳児のママ

皮をむき蒸かして潰したさつまいもと柔らかく茹でて刻んだブロッコリー、赤ちゃん用チーズを少量の塩とマヨネーズで和えるとさつまいも入りポテトサラダの完成です。甘みのあるさつまいもを使ったサラダが食べやすかったようで、今では娘の好きなメニューのひとつになりました。

じゃがいもの代わりに、さつまいもを使ってポテトサラダ風を作ってみるのもよいかもしれません。さつまいもを使ったポテトサラダ風を作ったママからは、さつまいもをじっくり蒸かすことで甘みが出やすくなり、調味料を控えた味つけでもおいしく仕上がるように感じたという声も聞かれました。

離乳食にポテトサラダを作るときの工夫

離乳食のポテトサラダを、より効率よく作れるような方法を知りたい方もいるかもしれません。ママたちに、離乳食としてポテトサラダを作るときの工夫を聞いてみました。


大人の分から取りわける

1歳児のママ
1歳児のママ

ポテトサラダを作るときは、具材をあわせて味つけをする前に離乳食の分を取りわけて別に味をつけるようにしています。取りわけることで、大人用と離乳食用を同時に作ることができるので、別に用意する必要もなくなったように感じています。

ポテトサラダを作るとき、味つけをする前に離乳食の分を取りわけて作っているママがいるようです。ママのなかには、取りわけた際にきゅうりなどの野菜が大きいと感じたときは、子どもの食べやすい大きさになるよう刻んでから味つけをしているという声もありました。


冷凍保存を活用する

11カ月児のママ
11カ月児のママ

離乳食を用意するときは、できるだけ時短で作れるよう冷凍保存を活用しています。じゃがいもを茹でている間に、同時進行で柔らかく茹でて冷凍保存しておいたきゅうりやにんじんを電子レンジで解凍して、ポテトサラダを作っています。

離乳食にポテトサラダを作るとき、冷凍保存を活用しているママもいるようです。野菜を食べやすい大きさに切り、加熱して1食分ずつ冷凍保存しておけば、具材もさまざまにアレンジしてポテトサラダを作ることができそうですね。

離乳食にポテトサラダを作ろう

ママに離乳食を食べさせてもらっている男の子
© aijiro - Fotolia

赤ちゃんがポテトサラダを食べ始めた時期は、使う食材や調味料によって離乳食後期から完了期などさまざまなようです。離乳食としてポテトサラダを作るときは、薄味にすることや冷凍保存を活用することを意識して作っているというママの声もありました。

時期にあわせたレシピも参考にしながら、じゃがいもやきゅうりなどの野菜をたくさん食べられるポテトサラダを離乳食に取り入れられるとよいですね。

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