離乳食はいつまで?ママたちに聞く幼児食へ移行するタイミングとは

離乳食はいつまで?ママたちに聞く幼児食へ移行するタイミングとは

幼児食へ移行するときに意識したこと

2019.06.05

赤ちゃんに離乳食をいつまであげたらよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、1歳頃などママたちが考える離乳食を卒業するタイミングや離乳食完了期から幼児食に移行するときに意識したこと、おやつを手づかみできる形にするなど幼児食を作るときのポイントについて体験談を交えてお伝えします。

離乳食はいつまで?

離乳食を食べている男の子
iStock.com/yu-ji

赤ちゃんが離乳食完了期になると、いつまであげたらよいのかや幼児食に移行するタイミングが気になるママもいるのではないでしょうか。

厚生労働省の資料によると、離乳食完了期は1歳から1歳半までの期間とされているようで、離乳の完了とは形のある食物を噛みつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳または育児用ミルク以外の食物から摂れるようになった状態をさすようです。

そこで、今回はママたちに離乳食をいつまであげていたのかや幼児食に移行するときに意識したことなどについて聞いてみました。

出典:Ⅱ離乳食編/厚生労働省

離乳食はいつまで?

実際に、ママたちは赤ちゃんに離乳食をいつまであげていたのでしょう。

20代ママ
20代ママ

いつまであげればよいのか迷いましたが、息子は1歳2カ月で離乳食を卒業しました。離乳食より私たちの食事を欲しがることが増えたことや食べ物をしっかり噛んでいる様子も見られたので、少しずつ移行していきました。

30代ママ
30代ママ

うちの子の場合は、1歳4カ月頃まで離乳食をあげていました。ちょうどその頃卒乳したこともあり、離乳食をたくさん食べるようになったのでそろそろ幼児食へ移行しようと考えました。

赤ちゃんや子どもに離乳食をいつまであげていたのかは、ママたちによってさまざまなようです。他にも、子どもが1歳半になるまで離乳食をあげていたという声も聞かれました。

【体験談】離乳食卒業のタイミングの目安は?

離乳食を卒業するタイミングの目安を知りたい方もいるかもしれません。ママたちに、子どもが離乳食を卒業したときの目安を聞いてみました。


奥歯が生えてきた

20代ママ
20代ママ

1歳になった頃、前歯が上下2本ずつに加え奥歯が左右1本ずつ生えてきていました。奥歯が生えてきたことでさまざまな食材を噛み砕けるようになってきたように見えたので、そろそろ幼児食へ移行してもよいかもしれないと思いました。

手前の奥歯が生え揃ったタイミングで、離乳食の卒業を考えたママがいるようです。ママのなかには、食べ物を歯で噛み切れているか、食事中に子どもの口の動きを確認してから離乳食の卒業を考えたという声もありました。


さまざまな食材が食べられるようになった

にんじん
iStock.com/inekehuizing
30代ママ
30代ママ

1歳をすぎて離乳食完了期になり、肉や魚、卵などさまざまな食材が食べられるようになりました。食べられる食材の種類に加えて量も増えたことから、そろそろ幼児食へ移行しようと考えました。

子どもがさまざまな食材を食べられるようになったタイミングで、離乳食の卒業を考えたママもいるようです。他にも、食べられる食材が多くなったことに加え、子どもが卒乳して牛乳をコップから飲めるようになったときに、離乳食の卒業を考えたという声も聞かれました。


自分で食べられるようになった

20代ママ
20代ママ

息子のときは、離乳食を次第に自分で食べられるようになってきたときに、幼児食への移行を考えました。スプーンやフォークを使ったり手づかみしたりと、失敗しながらも少しずつ自分で食べられるようになってきた様子を見て、幼児食へと進めてみようかと思いました。

子どもが自分で食べられるようになるタイミングで、離乳食の卒業を考えたママもいるようです。ママのなかには、スプーンやフォークをうまく使えなくても、手づかみするなど自分で食べようとする様子がよく見られるようになったときに幼児食への移行を考えたという声もありました。

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幼児食に移行するときに意識したこと

ママたちに、幼児食へと移行するときに意識したことについて聞いてみました。


少しずつ移行する

30代ママ
30代ママ

幼児食へ移行するときは、子どものペースにあわせて少しずつ進めていきました。幼児食を出してみても子どもが全く食べないときは食材の大きさや硬さを見直すなど、子どもの食べ方や食べた量などを見ながら無理せず進めていきました。

幼児食をおいしく食べられるよう、子どものペースにあわせて移行していくことを意識しているママがいるようです。ママのなかには、子どもの体調のよいときや機嫌のよいときに少しずつ幼児食へと移行していったという声もありました。


子どもの様子を確認する

20代ママ
20代ママ

おむつ替えのときにうんちの様子を観察したところ、きのこなど食べ物がそのままの形で出ていたことがありました。切り方が大きくて噛みにくかったのではと考え、次に同じ食材を調理するときは食べやすくなるように硬さや大きさを調節していました。

食事中以外にも、子どものおむつ替えのときに便の状態などを確認していたというママの声もありました。食事中やおむつ替えのときなど、さまざまなシーンで子どもの様子をみながら進めて行くとよさそうです。

幼児食を作るときのポイント

子どもに幼児食を作るときのポイントを、ママたちに聞いてみました。


薄味にする

20代ママ
20代ママ

離乳食は卒業しましたが、幼児食を作るときも素材の味を活かせるよう、できるだけ薄味にするよう心掛けています。大人の食事を調理しながら、味つけ前に幼児食の分を取りわけて作っています。

幼児食を作るとき、素材の味を活かして薄味に調理することを意識しているママがいるようです。ママのなかには、薄味にすること以外にも、油分を控えめに作ることも意識しているという声もありました。


子どもが食べやすい状態にする

20代ママ
20代ママ

幼児食を作るときは、子どもが食べやすい状態に調理することを意識しています。献立によってぼそぼそしがちな食材は、飲み込みやすいよう水分を多めにしてとろみをつけるなど、食べやすくなるよう工夫しています。

子どもが食べやすい状態にするよう工夫することも、幼児食を作るときのポイントかもしれません。他にも、子どもが楽しく食べられるよう、食事やおやつに毎回手づかみメニューを取り入れているという声も聞かれました。

子どもにあわせて離乳食から幼児食へ移行しよう

子供に食事を食べさせるママ
iStock.com/monzenmachi

離乳食をいつまであげているかは、1歳2カ月や1歳半など子どもの様子によってさまざまのようです。赤ちゃんが離乳食完了期になり、歯の生え具合を確認しながら幼児食への移行を考えたというママの声もありました。

薄味を心掛けたりおやつに手づかみメニューを取り入れたりと、食べやすくなる工夫もしながら子どもにあわせて幼児食へ移行できるとよいですね。

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