ベビーフードはいつまで?与えていた時期や使うときのポイント

ベビーフードはいつまで?与えていた時期や使うときのポイント

2018.09.14

離乳食は進んでくると、子どもにいつまでベビーフードを食べさせてよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、子どもにいつまでベビーフードを与えていたかやベビーフードを使うときに気をつけていたことなどを、ママたちの体験談をもとにご紹介します。

離乳食でベビーフードを利用していた?

パウチ袋やカップに入っているもの、粉末になっているものなど、お店にはさまざまな種類のベビーフードが売られていますよね。ベビーフード利用しているママたちに、どのように使っているのかを聞いてみました。

「初期の鉄分補給として、粉末状になったレバーをすりつぶした野菜に混ぜてあげていました」(7カ月の赤ちゃんのママ)

「作るメニューが同じになってきたなと感じたときは、レトルトのベビーフードをあげたり調味ソースを使って子どもが飽きないように工夫しました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

「家に数種類常備しておき、でかけるときや忙しいときなどはよく使っていました」(9カ月の赤ちゃんのママ)

厚生労働省の資料を見ると、ベビーフードの使用状況としてベビーフードを「よく使用した」、「ときどき使用した」と回答した人はあわせて75.8%とされています。ママたちは離乳食づくりの手助けとして、用途に応じたベビーフードを利用しているようです。

出典:「Ⅱ離乳編」/ 厚生労働省

ベビーフードはいつまであげていた?

ベビーフードはとても便利ですが、いつまで与えてよいのか悩む、というママもいるかもしれません。ベビーフードをいつまであげていたのかママたちに聞いてみました。


離乳食が完了する頃まで

赤ちゃん
iStock.com/ziggy_mars

「1歳頃に調味前の大人の食事を取り分けるようになってから、徐々にベビーフードを使わなくなっていました。スプーンですくわないと食べられないベビーフードよりも、自分で手づかみで食べられるものの方が好きなようでした」(1歳児のママ)

「離乳食が順調で歯も大分生えてきたので、柔らかく煮た薄味の料理なら大人といっしょでも大丈夫だろうと思い、1歳4カ月でベビーフードを卒業しました」(2歳児のママ)

離乳食の完了にあわせてベビーフードを使うのをやめたというママもいるようです。厚生労働省の資料でも、離乳の完了は形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーの大部分が母乳やミルク以外の食物からとれるようになる生後12カ月から18カ月頃であるとされています。離乳食から幼児食へ切り替わる時期がベビーフードをやめるきっかけの一つとなるかもしれません。

出典:「Ⅱ離乳編」/ 厚生労働省

赤ちゃんが嫌がるまで

「粉末をペーストにしたベビーフードはすんなり食べていたのですが、レトルトのベビーフードは口に入れても出してしまうことがあったのでだんだんと使わなくなりました」(9カ月の赤ちゃんのママ)

赤ちゃんが嫌がったという理由でベビーフードを使わなくなったというママもいるようです。ママの作ったものを食べてくれるようであれば、ベビーフードを無理に使う必要はないかもしれません。


ママが離乳食づくりに慣れるまで

料理するママ
iStock.com/maroke

「離乳食初期はほうれん草など繊維のある野菜を裏ごしするのが大変だったので、粉末をお湯で溶かすだけのベビーフードを使っていました。離乳食づくりに慣れ、いろいろなメニューを作れるようになってからはベビーフードに頼らなくてもよくなりました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食づくりに慣れるまでベビーフードを使っていたというママもいるようです。離乳食づくりに慣れないうちは、ベビーフードををじょうずに活用すると調理時間の時短にもつながりそうです。

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ベビーフードを使うときのポイント

ベビーフードを使い続けてもよいのかどうか悩むママもいるかもしれません。ベビーフードを使うときに気をつけていたことをママたちに聞いてみました。


固さや味付けの参考程度にする

「離乳食の本に書かれている『歯ぐきでつぶせる固さ』というのがどれくらいの固さかわからなかったので、月齢にあったレトルトのベビーフードを購入して固さや食材の大きさの参考にしました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

「大人と同じものを欲しがるのでおかずを取り分けることがあったのですが、塩分を摂りすぎていないか心配になったのでベビーフードを買って味の濃さを確認しました」(1歳児のママ)

固さや味付けの参考程度にベビーフードを使ったというママもいるようです。食材の形状や塩分の濃さが知りたい場合は、ベビーフードを使ってみるのも方法の一つかもしれません。


アレンジして派生メニューを作る

「卵に野菜あんかけのベビーフードを混ぜて、卵焼きを作っています。他に味つけをする必要がなくて簡単だし、卵焼きだと自分で手づかみ食べができるので子どもも喜んで食べてくれます」(1歳児のママ)

「パンケーキに魚や小松菜などの粉末ベビーフードを混ぜたり、裏ごしして瓶詰めされたとうもろこしを牛乳と混ぜてコーンスープにしたりして、ベビーフードのアレンジ料理を楽しみながら作っています」(1歳児のママ)

ベビーフードをアレンジして派生メニューを作っているというママもいるようです。主食にかけたり他の食材と混ぜて応用することで、さまざまな派生メニューが楽しめそうですね。


お助けアイテムとして使う

「仕事や家事で忙しくすぐに子どものご飯を用意できないときは、ご飯にレトルトのベビーフードをかけてあげることがあります。1食分の野菜が摂れるベビーフードは主食を用意するだけでいろいろな野菜を手軽にあげられるので、とても助かっています」(1歳児のママ)

「旅行やちょっと長めのおでかけをするときは、外出先で子ども向けのメニューがないことも考えられるので、カップに入ったベビーフードを持っていくことにしています。器にあけたり温めたりする必要がないので便利です」(11カ月の赤ちゃんのママ)

忙しいときやおでかけのときのお助けアイテムとしてベビーフードを使っていたというママの声がありました。お助けアイテムとして常備しておくと、いざというときに便利かもしれませんね。

いつまで使うかは赤ちゃんやママによってさまざま

食事する赤ちゃん
iStock.com/iryouchin

ベビーフードをいつまで使うかどうかは、離乳食の進み具合や赤ちゃんの様子で判断するとよさそうです。ベビーフードにはさまざまな種類のものがあるので、用途にあわせてうまく活用できるとよいかもしれません。ベビーフードを上手に利用しながら、赤ちゃんもママも楽しく食事ができるとよいですね。

2018.09.14

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