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1歳頃にハンバーグを手作りするとき、味つけや取りわけできるのか、鶏肉や豚肉をいつから使うかが気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、豆腐や合い挽き肉を使ったレシピと冷凍のコツ、あんかけのハンバーグソースのなどハンバーグを食べないときのアレンジについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
離乳食のハンバーグはいつから?
離乳食のハンバーグはいつから子どもにあげられるのかや、合挽き肉はいつから使ってよいのかが気になるママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料によると、離乳食の進め方の目安として鶏肉は中期から、豚肉や牛肉については後期から徐々に取り入れて、完了期には使っている割合が5割を超えるなど使用開始が遅い食材もあるようです。
鶏挽き肉から徐々に初め、後期になって豚肉に慣れてきたら牛肉の入った合い挽き肉を少しずつ使うなど、お肉の種類によって徐々に取り入れて行くとよいかもしれません。実際にママたちは、いつから離乳食にハンバーグを作っているのでしょうか。
離乳食ハンバーグのレシピ
ママたちに、実際に作ったハンバーグのレシピを聞いてみました。
中期
「鶏挽き肉と絹ごし豆腐、すり下ろしたにんじんと片栗粉をよく練りあわせて、テフロン加工のフライパンで油をひかずに焼くと豆腐ハンバーグの完成です。食材の味がわかるよう、味つけはせずに作りました」(20代ママ)
離乳食中期に、鶏挽き肉と豆腐を混ぜてハンバーグを作ったママがいるようです。片栗粉の代わりに焼き麩を砕いたものやすり下ろしたれんこんをハンバーグのつなぎにしたところ、焼いたときに柔らかい食感になったというママの声もありました。
後期、完了期
「豚挽き肉に柔らかく茹でて刻んだ玉ねぎとほうれん草、豆腐や片栗粉をあわせ油を薄く引いたフライパンで焼きました。手づかみ食べが始まったので、つかみやすいよう細長く成型し、味つけはハンバーグの中に少量の味噌を入れました」(30代ママ)
「1歳になり豚肉に慣れてきたので、豚肉と牛肉の合い挽き肉や卵、パン粉を使ったハンバーグを作りました。塩を少量入れたところで離乳食の分を取り分けたり、なるべく脂肪の少ない赤身の合い挽き肉を選んだりしていました」(20代ママ)
後期から完了期にかけては、子どもの様子を見ながら豚挽き肉や合い挽き肉を使い始めて行くとよいかもしれません。ハンバーグを作るときの工夫として、ポリ袋の中で材料を混ぜあわせ、袋の端を少し切ってフライパンに絞り出して焼いても手を汚さずに作れたというママの声も聞かれました。
ハンバーグを冷凍保存するときのコツ
離乳食にハンバーグを作り置きして、まとめて冷凍保存したいと考えるママもいるかもしれません。ママたちに、ハンバーグを冷凍保存するときのコツについて聞いてみました。
薄めに成型する
「以前厚めに成型したとき、食べたら内側まで火が通っていなかったようでハンバーグの内側がまだ冷たかったことがありました。冷凍する場合はいつもより平たく成型するようにしています」(30代ママ)
解凍したとき内側まで火を通しやすくすることを考え、ハンバーグを薄めに成型しているママがいるようです。中まで火が通るよう、冷凍するときは肉団子のように小さめに成型し、汁物やシチューに入れているというママの声もありました。
焼いてから冷凍する
「ハンバーグが生焼けになることが心配だったので、冷凍するときは必ず焼いてから保存しています。完全に火を通してから冷凍することで、衛生面でも安心だと感じました」(30代ママ)
生焼けにならないよう、ハンバーグを焼いてから冷凍しているというママの声がありました。焼いたハンバーグは、1つずつラップに包んでジッパーつき保存袋に入れて冷凍保存するとよいようです。
焼いてから冷凍することで解凍すればすぐに食べられるほか、味つけをせずに冷凍しておけば、煮込みハンバーグにしたりソースをかけたりとアレンジも利きやすいかもしれません。
食材をよくこねる
「解凍したときぼそぼそとした食感にならないよう、ハンバーグの種をよく練ってから焼いています。よく混ぜたことで、レンジで加熱した後もふんわりしていました」(20代ママ)
解凍後に加熱したときのハンバーグの食感がよくなるように、食材をよくこねてから焼いて冷凍しているママもいるようです。他にも、解凍したときにふんわりとした食感が保てるよう、冷凍するときはつなぎの量をいつもより増やしているという声も聞かれました。
ハンバーグのアレンジレシピ
1歳の子どもがハンバーグを食べてくれない場合や、飽きが来ないような味つけのアレンジを知りたいママもいるかもしれません。ママたちに聞いた、ハンバーグのアレンジレシピをご紹介します。
具材のアレンジ
「かじきまぐろの切り身を、豆腐や野菜といっしょにブレンダーで混ぜあわせて魚のハンバーグを作りました。魚をハンバーグにしたことで、1歳の息子も普段よりたくさん食べてくれました」(30代ママ)
かじきまぐろや鮭など、魚を使ってハンバーグを作ったママがいるようです。ハンバーグを食べない場合でも、食材を変えることで見た目や味も変わり子どもが食べやすくなるかもしれません。他にも、ノンオイルのツナ缶を使って、豆腐ハンバーグを作ったというママの声もありました。
ハンバーグソースのアレンジ
「和風だしと醤油、片栗粉であんかけにしたり、ホワイトソースをかけたりしてソースを変えながら味つけを工夫しています」(20代ママ)
「トマトジュースと少量のコンソメや塩をあわせたソースで作る煮込みハンバーグは、1歳の娘が好きなメニューです。娘の分を取り分けてから、大人用に味つけを足すようにしています」(30代ママ)
醤油味のあんかけやトマトジュースを使うなど、ハンバーグソースをアレンジしているママもいるようです。煮込みハンバーグを作ったママからは、トマトの酸味が気になるときには少量の味噌やみりんを入れるとコクと甘みが加わって、1歳の子どもが食べやすい味になったという声も聞かれました。
1歳の子どもが喜ぶハンバーグを作ろう
1歳頃の子どもにハンバーグを手作りするとき、ママたちは鶏挽き肉に豆腐をあわせて柔らかい食感にしたり、たくさん作ったときに取りわけて冷凍保存したりとさまざまな工夫をしているようです。いつから合い挽き肉を使っているのかは、後期から完了期にかけて豚肉に慣れてきたときに、子どもの様子を見ながら取り入れたというママの声もありました。
子どもがハンバーグを食べないときは味つけを変えてあんかけにするなど、ハンバーグソースのアレンジも参考にしながら、子どもが喜ぶハンバーグを作ってあげられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年3月12日時点で作成した記事になります。