忙しいママにおすすめ!簡単手書き家計簿の始め方

忙しいママにおすすめ!簡単手書き家計簿の始め方

2017.11.27

「そろそろ家計簿を始めたいけれど、面倒だし続けられるか不安」と思っているママへ、時間がなくても簡単に始められる、手書き家計簿の書き方をご紹介します。ノートとペンを準備して、おすすめのつけ方を見ていきましょう。

家計簿の目的

家計簿をつけることで得られるメリットは何が考えられるのでしょうか。


お金の使い過ぎを見直す

日々何にお金を使っているかは、記録しないとなかなか把握しづらいかと思います。家計簿をつけてみると「コンビニでこんなにお菓子を買っていた!」など、見える化することでなんとなく使っていたお金の使い道を知り、見直すことにつながるでしょう。

「レコーディングダイエット」という”ノートに記録するだけ”のダイエット方法が以前話題になりましたが、なんとなく理解していたものを可視化して現状を知る、ということだけでも大きな一歩と言えるかもしれません。家計簿のつけ方にも応用できそうですね。


これからのお金の使い方に活かす

現状を把握できたら、次は分析をして、今後の対策を考えてみましょう。

例えば、コンビニでペットボトル飲料を買っていることが多いという傾向が見えたとします。そこから考えられる対策として、同じものでも安く買えるスーパーでまとめ買いしておく、買わずに自宅でお茶を作るなど、自分が無理なくできる範囲の対策を練り、実行に移すとよいかもしれません。

手書き家計簿のメリット

家計簿のつけ方の選択肢はいろいろありますが、なぜ手書きでつけるのが良いのでしょうか。


自由・手軽に記入できる

手書き家計簿の良さは、ノートとペンがあればすぐに書けることでしょう。書きたいことを書きたいところに自由に記入できるのも手書きならではかもしれません。

また、アプリや表計算ソフトは項目や情報量が多く、難しく感じる人が多いようですが、手書きならシンプルなつけ方ができるかもしれません。

筆者自身も、最初は計算の手間が省けることからアプリを使って家計簿をつけていましたが、欲しい項目がなかったり、無料のアプリだったためか開く度に目に入る広告が気になってしまい、手書きでつけるようになりました。


収入・支出・残高が記憶に残る

アプリや表計算ソフトに入力する手軽さと引き換えに、記入したときに記憶に残りやすいというのもメリットと言えるかもしれません。視覚情報に加えて手で書くという作業が、より数字に対しての気持ちも入りやすくなるでしょう。

また使い過ぎたときの反省、反対にたくさん貯蓄に回せたときの達成感がより感じられ、お金の使い方を意識できるかもしれません。

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初めての簡単家計簿

初めての家計簿のつけ方はどうすればよいのだろう?と悩む人もいると思います。用意するもの、項目、書き方を簡単にご紹介していきます。気をつけたいポイントも合わせてチェックしてみましょう。


準備するもの

ノートとペン
kitzcorner/Shutterstock.com

ノートとペンがあればすぐに始めることができます。ノートはどこにでも売っているシンプルなものでよいでしょう。罫線や方眼入りのノートであれば、線を引く手間が省けるかもしれません。毎日見るものなので、お気に入りのデザインを選んでみましょう。

ペンは何色かあると、中身を見やすく色分けできるかもしれません。また、付箋があるとコメントを書いたり、アクセントに使うことができそうです。


項目を立てる

主な項目は以下のようになります。

・食費
・日用品費
・交際費
・固定費(光熱費を含む)
・特別な支出

最初はシンプルに、メインどころのみでも十分に管理できるかと思います。必要に応じて、この項目をもとにアレンジして使ってみてください。

もう少し項目を増やして管理したいという方は、以下の項目を追加してみてもよいでしょう。

・被服費
・教育費
・医療費
・交通費
・保険
・税金
・その他

項目は重要なポイントで、自分に合わない項目があることで3日坊主になってしまう方もいるようです。自分用にカスタマイズした書き方をすることが長く続けられる秘訣の1つと言えそうです。

この中の項目で足りないもの・いらないものがあれば、自分なりにアレンジしてみてもよいでしょう。


書き方

レシートをもとに、日付、項目、金額を記入していきます。ポイントやクーポン、カードを使った場合で残高の計算が変わってくることも考えられるので、支払方法も記載しておくとよいでしょう。

また、項目ごとにこのぐらいで抑えたいという目標があると、買い物をするときに必要なものと買わなくてよいものの判断がしやすくなりそうです。


気をつけたいこと

ここで気をつけたいのは、レシートが残らない支出があったときです。ICカードに入金したときや、ママ友とのランチで割り勘にしたときなどは、記入漏れにつながる可能性があり、金額も小さくない場合が多いかもしれません。
そういった支出があったときは、ケータイに記録するなど、記憶に頼らずメモをするよう心がけましょう。
また、レシートを溜めすぎて面倒くさくなってしまうのが、挫折してしまう大きな理由の1つのようです。

忙しくてつけられない日などは、例えば「レシートをためるのは3日分まで」といったようなマイルールを決めておくとよいかもしれません。

いろいろな家計簿

手書きを基本に、プラスアルファの道具やアイディアを用いてオリジナリティ溢れる家計簿のつけ方があるようです。手書き家計簿の応用編をご紹介します。


クリアファイル家計簿

クリアファイルを使った家計簿です。1日に使える金額の上限を決め、その現金をクリアファイルに入れ、毎日そこからお金を出して使い、余ったお金を管理していくというつけ方だそうです。

記帳や計算をしなくてよいので、面倒な手間が心配でなかなか家計簿を始められない、という方にはおすすめのつけ方かもしれません。


1日1行家計簿

大学ノートに1日1行書くだけの、とてもシンプルな家計簿です。書くのにかかる時間は1分程で、何日分かをまとめてつけるのにもさほど時間がかからないようです。

毎日つけるのが面倒だと感じたり、毎日つけなければとプレッシャーになるのが心配だという人にはおすすめのつけ方でしょう。

手書きの簡単家計簿で、家計を管理しよう

ママの笑顔
violetblue/Shutterstock.com

家計簿をつけたいけれど、忙しくて時間がないというママでも始められる、手書きの簡単な家計簿をご紹介しました。正確につけるのも大事ですが、1円単位まで完璧に計算したり、毎日つけなくては、とプレッシャーを感じる必要はなさそうです。

大事なのは、家計簿をつけることによって家計の無駄を省いたり、家計を把握することだと思います。まずはできるところから始めてみて、「家計簿をつけること」よりも「家計を見直すこと」を意識してみてはいかがでしょうか。

2017.11.27

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