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【アンケート調査】マイホーム購入の費用は?貯金額や頭金など子育て世帯のお金の事情
マイホーム購入にかかるさまざまな費用とは
マイホーム購入を考えたとき、費用や貯金額の他にも、貯金なしでも購入できるかどうか、頭金や購入後の生活など気になることもさまざまあるかもしれません。今回の記事では、子育て世帯のマイホーム購入費用についてのアンケートの調査結果をもとに、マイホーム購入にかかるさまざまな費用についてご紹介します。
子育て世代のマイホーム購入事情
結婚や出産のタイミング以外にも、子どもが幼稚園や小学校に上がるタイミングでマイホーム購入を検討する家庭もあるのではないでしょうか。
マイホーム購入の資金や購入後の貯金額について、同じ子育て世帯のマイホーム購入事情を参考にして考えたいと思うこともあるかもしれません。一方で、お金にまつわる話はなかなか面と向かって話を聞きにくいということもありますよね。
今回は、普段の交流ではなかなか聞きづらいマイホーム購入にまつわる費用や貯金額について、KIDSNA独自のアンケート調査を行いました。調査結果をもとに、子育て世帯のマイホーム購入事情をみていきましょう。
マイホーム購入の総費用や貯金額
マイホーム購入の際にかかった総費用や、購入時の貯金額はどのくらいなのでしょうか。アンケート調査の結果をもとにご紹介します。
マイホーム購入の総費用は?
今回のアンケート調査の結果によると、マイホーム購入にかかった総費用は、3000万円以下という回答と3000万円~4000万円という回答が、それぞれ1/3ほどあり半数以上を占めました。次に多いのが4000万~5000万という結果になり、なかには5000万円以上の費用がかかった家庭もあるようです。
マイホーム購入費用は、住む場所や家の大きさなどによっても違いがあるのかもしれません。他にも、マンションや一戸建てなど家屋の種類や、新築や中古など条件によっても総費用が変わってくることもありそうですね。
マイホーム購入のための貯金額は?
マイホーム購入のための貯金額についてのアンケート調査結果によると、500万円以下という回答が約半数を占めました。一方、貯金なしという回答も3割ほどあり、貯金額については家庭によってさまざまなようです。
マイホームを購入するタイミングや、世帯年収、共働きかどうかによっても貯金額に違いがあるかもしれません。貯金なしで購入した家庭のなかには、賃貸の家賃相当のローン額に設定することで、ライフスタイルを変えずに家を持てることにメリットを感じたという声もありました。
マイホーム購入での頭金の割合や金額
マイホーム購入ではローンを組むにあたり、頭金の割合や金額に悩むこともあるのではないでしょうか。頭金の割合や金額、用意の仕方についてアンケート調査の結果をもとにご紹介します。
マイホーム購入価格に対する頭金の割合
今回のアンケート調査では、マイホーム購入価格に対する頭金の割合について、1割という回答が約半数を占め、頭金なしという回答も4割近くを占めるという結果になりました。また、頭金を2割や3割、それ以上用意したという家庭も少数ですがあるようです。
頭金の割合は、マイホーム購入価格や夫婦の貯金額によっても左右されるかもしれません。頭金を増やすことで、ローンの金利が安くなるという声や、購入後の貯金額を残したいので頭金をあまり用意しなかったという声もあり、頭金に対する考え方は家庭によってさまざまなようです。
頭金の金額
マイホーム購入の頭金の金額についてアンケート結果をみると、300万円以下という回答が約半数を占めるという結果になりました。2番目に多いのが頭金なしという回答、3番目に500万円以上という結果になりました。
頭金の金額は、貯金額に左右される以外にも、親などの援助があるかどうかによっても変わってくるのかもしれません。また、ローンの返済プランや購入後の貯金額をいくら残すかによっても、頭金にかけられる費用は変わりそうですね。
頭金の用意の仕方は?
「頭金は、夫婦の貯金から用意しました」(30代パパ)
「お互いの両親に少し援助してもらって頭金を払いました」(20代ママ)
「自分たちと親とで半分ずつ出しました」(20代パパ)
「マイホーム購入の頭金は祖父母が援助してくれました」(40代ママ)
頭金の用意の仕方を聞くと、自分たちで用意したという声や親や祖父母に援助してもらったなどさまざまな声がありました。アンケート調査の結果によると、自分たちで用意したという回答が約半数を占め、援助をしてもらったという家庭は3割ほどありました。
マイホーム購入の資金を親などから援助してもらう場合は、贈与税がかかる場合もあるようです。住宅資金の贈与に関して非課税になる特例もあるようなので、事前に調べておくとよいかもしれません。
マイホーム購入後の貯金額について
マイホーム購入後の貯金額について、ママやパパたちはどのように考えているのでしょうか。アンケート調査の結果をもとにご紹介します。
購入後の貯金額はいくら残した?
マイホーム購入後の貯金額をいくら残したのかについての調査結果をみると、300万円までという回答が7割を占めました。300万円~500万円という回答や、500万円以上という回答もそれぞれ1割ほどあるようです。
子どもの年齢や人数によってかかる学費などがかわることから、貯金額が左右されることもあるかもしれません。家族のライフスタイルにあわせて、購入後に残したい貯金額について夫婦でしっかり話しあっておけるとよですね。
購入後の月々の貯金額は?
マイホーム購入後の月々の貯金額についての調査結果をみると、1万円~3万円未満という回答が、約半数を占めました。次いで、特に決めていないという回答も2割ほどあり、家庭によってさまざまなようです。
月々の貯金額を特に決めていないという家庭に理由を聞いてみると
「ボーナスを貯金しています」(30代パパ)
「月の生活費もさまざまなので、余った分を貯金にまわしています」(20代ママ)
などの声がありました。一方で、出産に伴う育休などライフスタイルが変わってなかなか貯金ができないという家庭もあるようです。ローン返済のシミュレーションでは、長期的な目線で考えられるとよいかもしれませんね。
マイホーム購入は計画的に進めよう
子育て世帯のマイホーム購入の費用についてのアンケート調査の結果をみると、マイホーム購入にかかった総費用は家庭によってさまざまなようです。
マイホーム購入のための貯金については、300万円以下という回答が約半数を占め、貯金なしという回答も4割ほどありました。また、マイホーム購入時の頭金の費用については、1割という回答や頭金なしという回答もあり、金額や用意の仕方も家庭によってさまざまなようです。
マイホーム購入後の貯金額についても考えながら、夫婦でしっかり話しあってマイホーム購入を進められるとよいですね。