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子育て中に引っ越しをするとき。タイミングや住まい選びのポイント
子どもとのかかわり方など夫婦で意識したこと
子育て中に引っ越しをするとき、引っ越し費用が安い時期などのタイミングの他に、子育てしやすい街の選び方や子どもの保育園や幼稚園のことなど気になることもあるかもしれません。今回の記事では、引っ越しのタイミングや選び方、子どもとのかかわり方で意識したことについてママやパパの体験談を交えてご紹介します。
子育て中に引っ越しするとき
子どもが生まれたタイミングで、今の間取りを手狭に感じて引っ越しを考えることもあるのではないでしょうか。他にも、夫の転勤や、新居の購入などで子育て中に引っ越しをする機会もあるかもしれません。
引っ越しのタイミングや住む場所以外にも、子どもが幼稚園や保育園に通っている場合は、子どもへの対応が気になることもありますよね。
今回は、引っ越しをするタイミングや、住む場所や物件選びのポイントについてママやパパの声を集めてみました。
引っ越しをするタイミング
引っ越しのタイミングが気になることもあるかもしれません。実際に、ママやパパたちはどのようなタイミングで引っ越しをしたのでしょうか。
転勤で引っ越す場合
「主人の仕事の都合で6月頃に転勤が決まったときは、子どもは保育園などに行っておらず私も仕事をしていなかったので、主人のタイミングにあわせて引っ越しました」(20代ママ)
「子どもが幼稚園に通っているとき、主人の転勤が9月頃決まったのですが、少しの間だけ単身赴任をしてもらい、切りのよい学期末のタイミングで引っ越しました」(30代ママ)
転勤などで引っ越す場合は、子どもが幼稚園や保育園に通っているかどうかで引っ越しのタイミングが変わってくるようです。ママが仕事をしている場合は、一時的に単身赴任をしてもらったという声もあり、家庭によって引っ越しのタイミングはさまざまなようです。
住居購入など住み替えの場合
「子どもが生まれたことをきっかけに新居の購入を検討していたのですが、保育園の入園にあわせて引っ越しができるようにスケジュールを組みました」(40代パパ)
「子どもが生まれたことで今の住まいの間取りを手狭に感じ、子どもが小さいうちに引っ越ししたいと思いました。引っ越しが多いシーズンは費用も割高になると聞き、費用が安い時期にあわせて住み替えをしました」(30代ママ)
保育園や幼稚園の入園前や、小学校の入学にあわせて引っ越しをしたママもいるようです。引っ越しのタイミングを自分たちで決めることができる場合は、賃貸の更新時期や引っ越し費用が安い時期などを考えられるとよいかもしれません。
住む場所や物件選びのポイント
引っ越しが決まったときや新居購入を考えたときに、どのような場所に住むのがよいかなど物件探しで迷うこともあるかもしれません。ママやパパたちはどのようなポイントで住まいを選んでいるのでしょうか。
子育て支援が充実しているか
「転勤した友だちに相談したところ、住む自治体によって医療費助成などの子育て支援が違うという話を聞きました。夫の通勤範囲にある各自治体のホームページで子育て支援について調べてより住みやすい地域を選びました」(30代ママ)
「子育てしやすいところに住みたいという妻の希望もあり、子育て支援が充実しているエリアに注目して探しました。支援センターや図書館、公園などの充実度を目安に選びました」(40代パパ)
自治体によって、子育て支援の取り組みに違いがあるようです。ママのなかには、保育園の待機児童が少ないエリアを選んだという声や住民税などが安いエリアを選んだという声もありました。
近くに保育園や幼稚園がある
「引っ越しで新しい物件を探すときは、子どもが通う保育園や幼稚園に近い距離にあるかどうかを重視しました。毎日の登園でいっしょに歩くので、歩道が整備されているかどうかなどもチェックするようにしました」(30代ママ)
引っ越し先で子どもが保育園や幼稚園に通う場合は、通いやすい距離にあるかどうかをポイントに選ぶこともあるようです。保育園や幼稚園との距離以外に、スーパーや公園などの施設が充実しているか、駅に近いかどうかなどを実際に歩きながら確認したというママの声もありました。
ライフスタイルにあわせる
「アパートにエレベーターが整備されていなかったので、赤ちゃんを抱っこして階段を上り下りすることやベビーカーの持ち運びのしやすさを考えて1階を選びました。子どもが歩き始めたときに、ちょっとお散歩するときなど出入りしやすいと感じました」(20代ママ)
「将来住宅を買うことを考えて貯金をしたかったので、引っ越しするときは家賃をなるべく抑えたいと思いました。間取りや駅からの距離によって家賃も変わってくるので、夫婦でしっかり相談して自分たちのライフスタイルにあった物件のなかからなるべく家賃が安い物件を選びました」(30代パパ)
ライフスタイルにあわせて物件を選ぶのもポイントの1つかもしれません。共働きをしている場合は、お互いの職場への通いやすさなども考えながら、夫婦でしっかり話しあって決められるとよさそうですね。
子どもへのフォローで意識したこと
引っ越しによって生活環境が変わる場合に、子どもとのすごし方やかかわり方が気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちが気にかけたことについて聞いてみました。
お友だちとしっかりお別れをする
「引っ越しする前に、仲がよいお友だちとたくさん遊ぶ機会を持ちました。『また遊ぼうね』とお別れをしっかりできたことで、子どもも気持ちの切り替えがしやすかったように感じました」(30代ママ)
引っ越す前にお友だちとしっかりお別れをすることで、子どもが新しい生活に向けて気持ちを切り替えやすいよう配慮したママもいるようです。引っ越しによる別れは子どもにとって寂しいこともあるかもしれませんが、前向きなフォローや言葉がけができるとよいかもしれません。
新しい環境を家族で楽しむ
「新しい環境での生活を子どもにも前向きにすごしてもらいたいと思っていました。近くの公園に家族で遊びに行くなど、子どもが新しい環境に馴染めるようすごし方を工夫しました」(40代ママ)
引っ越し先での暮らしを家族で楽しくすごすうちに、新しい環境に子どもも少しずつ慣れていかれるかもしれません。ママのなかには、転園先で登園しぶりがある場合、子どもの様子を気にかけながら前向きにフォローしたという声もありました。
引越し後の新しい生活を楽しもう
子育て中の引っ越しのタイミングは、保育園や幼稚園の入園前や学期末、引っ越し費用が安い時期など家庭によってさまざまなようです。新しい住まいを探すときは、子育て支援の充実度や通園のしやすさなども考えながら、生活スタイルにあわせて選ぶとよいかもしれません。
引っ越し前後の子どもの様子についても気にかけながら、新しい生活を楽しめるとよいですね。