年長で転園するとき。ママたちが意識した子どものことやママ友のこととは

年長で転園するとき。ママたちが意識した子どものことやママ友のこととは

2018.10.01

年長で転園をするときに、子どものことやママ友のことなどで悩むこともあるのではないでしょうか。今回の記事では、転園するときにママたちが意識したポイントや、転園後の生活や子どものことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

年長の転園でママたちが不安なこと

子どもが年長のタイミングで、夫の転勤や新居に伴う引越しなどの予定がある場合があると、慣れ親しんだ園から転園することに悩むママもいるのではないでしょうか。実際に子どもが年長のときに転園したママたちが不安に感じていたことを聞きました。

「主人の転勤で引っ越すことになったのですが、転園先の探し方や準備のすすめ方がわからず悩みました。また、年長で転園するとなると子どものことも心配で、気持ちの切り替え方やフォローなども気になりました」(30代ママ)

「年長のタイミングで転園するとなると、子どもがクラスの輪に入っていけるかどうかや、私自身もママ友が作れるかどうか不安で悩むことがありました」(40代ママ) 

ママたちに聞くと、年長で転園することで子どもが馴染めるかどうかだけでなく、ママ自身もママ友ができるかどうかという転園後の生活についての悩みがあるようです。年長児は、翌年の小学校入学への準備時期でもあることから、ママたちはさまざまなことを不安に思うのかもしれません。

転園するときに意識したポイント

幼稚園や保育園を転園する際、どのようなことを意識して動けばよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。実際にママたちが転園するときに意識したことを聞きました。


早めに行動する

保育園 インテリア
iStock.com/onurdongel

「新しい幼稚園探しや、転園書類の準備など早めに行動するようにしました。すぐ動いたことで、想定していなかった手続きなどに対してもバタバタせずに済みました」(20代ママ)

転園先のことや、書類の準備の関係で早めに行動するように意識したママがいるようです。他には、引っ越しが決まったら早めに園の先生に相談して、子どもへの対応や新しい園への申し送り事項を確認したというママの声もありました。


転園先は見学して決める

「子どもといっしょに転園先に行ってみて、子どもの反応を見ながら園の雰囲気があうかどうか考えて決めるようにしました」(30代ママ)

転園先に子どもと見学に行くことができる場合は、園の雰囲気や子どもの反応を見ながら決めるのもポイントかもしれません。ママのなかには、小学校への入学を見越して同じ学校へ行くお友だちが多い園かどうかも確認したという声もありました。


転園前のお友だちとしっかりお別れする

「転園前に、クラスのお友だちに親子で挨拶する機会を作ってもらいました。『新しい園でもがんばってね』と送り出してくれたことが、子どもの心の支えになったように感じています」(20代ママ)

「子どもの気持ちが切り替えられるように、引っ越す前に仲のよいお友だちと遊ぶ機会を作りました。『離れてもまた遊ぼうね』と約束することで、子どもも転園に対して前向きな気持ちになったように思います」(30代ママ)

転園前に、クラスの友だちや仲のよい友だちとしっかりお別れをすることで、子どもの気持ちが新しい生活に対して前向きに切り替えやすいかもしれません。転園による友だちとの別れは寂しいですが、子どもの気持ちに寄り添った声掛けやフォローができるとよいですね。

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【体験談】年長で転園したあとの生活は?

保育園 幼稚園 運動会
T.TATSU/Shutterstock.com

年長で転園した経験のあるママたちに、転園後の子どもの様子やママ自身のことについて感じたことなどを聞きました。


子どものこと

「最初の頃は、行きたくないと登園を渋ることがあったものの、園生活に慣れてお友だちができてからは笑顔で通えるようになりました」(20代ママ)

「新しい環境に最初は緊張していたようですが、少しずつ笑顔で通えるようになりました。今では仲のよいお友だちも増えて、楽しくすごしているようです」(30代ママ)

転園後は、新しい環境に慣れなかったり、緊張したりすることもあるようですが、少しずつ楽しく通えるようになったという声がありました。ママのなかには、親の心配とは裏腹に、元気よく登園してくれたので安心したという声もありました。


ママのこと

「送り迎えのときに会うママたちに挨拶をしたり、自分から話しかけることを意識することで、少しずつ会ったら気軽に話せるママ友ができました」(20代ママ)

「参観日の後の懇談会で、挨拶する場を先生が設けてくださいました。その後、同じクラスのママたちと顔をあわせる度に、園のことを教えてもらうなかで、気のあうママ友に出あうことができました」(30代ママ)

新しい転園先で、送り迎えの場面や子どもと同じクラスの参観日などの場面で新しいママ友との出あいがあったという声がありました。他には、ママ友と積極的に話すことで、小学校のことやさまざまな情報を知ることができたという声もありました。

転園後にママが心掛けたこと

転園後の子どもへの対応や、家族でのすごし方が気になるママもいるかもしれません。実際にママたちが、新しい環境で生活するなかで心掛けたことを聞きました。


子どもの様子を気にかける

「環境が変わったことで、子どもに緊張や疲れがないかこまめに様子を気にかけていました。担任の先生から園での様子などを聞いて家での話題にするなど、会話の時間をゆっくり持つようにしました」(30代ママ)

子どもの様子を気にかけるように意識していたママがいるようです。新しい生活に慣れないうちは、子どもがリラックスしてすごせるように、家では前向きな声掛けや安心できる雰囲気作りができるとよいかもしれません。


新しい環境を家族で楽しむ

「子どもに『ここに来てよかった』と新しい環境を前向きに感じてほしいと思いました。ママ友に聞いたおすすめスポットなどに行って、家族で新しい生活を楽しめるように心掛けました」(40代ママ)

前向きな気持ちで新しい生活を楽しめるような家族の雰囲気作りを意識していたママもいました。新しく住む町の観光スポットを調べたり、名物を食べに行くなど引越し後の生活を楽しめる計画を立てるのもよいのではないでしょうか。

年長での転園を子どもといっしょに楽しもう

ママと子ども
iStock.com/maroke

ママたちに聞くと、年長で転園するときは子どもが馴染めるかどうかや、ママ友ができるかどうかといった悩みがあるようでした。転園による別れは寂しいですが、新しい出あいを前向きにとらえることで、子どもの気持ちも切り替えやすいかもしれません。

子どもの気持ちに寄り添いながら、新しい生活を家族で前向きにすごせるとよいですね。

2018.10.01

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