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意外と汚れる洗濯機の掃除方法と手順。お手軽な洗浄コースのやり方や分解掃除の仕方
きれいに見える洗濯機の中ですが、裏側は案外汚れているということもあるようです。槽洗浄コースボタンを押すだけの方法から分解掃除のやり方まで、洗濯機掃除の仕方や手順を紹介します。
洗濯機の掃除の方法、仕方
汚れた物をきれいにしてくれる洗濯機ですが、見えない部分がいつのまにか汚れている場合もあるようです。子どもの肌に直接ふれる物を洗う洗濯機だからこそ、しっかり掃除してきれいな状態を保てるようにしたいですね。今回は洗濯機の掃除方法と手順を紹介します。
洗濯機の掃除の手順
基本的な洗濯機の掃除手順を紹介します。
1.パーツの洗浄
まず、糸くずネットや洗剤投入ケースなど取り外せるパーツを外して洗います。糸くずネットは汚れがこびりついている場合もあるので、古い歯ブラシなどで優しく擦ると汚れが落ちやすいようです。
2.ホコリや汚れ取り
蓋を開閉する部分や洗濯槽上側などが、特にホコリの溜まりやすい部分のようです。掃除機で吸い取った後、雑巾など濡らして絞った布で拭いてみてはいかがでしょうか。細かな溝やパッキン部分も汚れが溜まりやすいので、古い歯ブラシなども使ってきれいにするとよいかもしれません。
3.洗濯槽の掃除
洗濯槽は、市販の洗浄剤を使って掃除するとよいようです。市販の洗浄剤の種類にもよりますが、40~50度程度のお湯を最高水位まで溜めて、洗浄剤を入れます。洗濯コースを選んで洗濯機を回し、排水する前の水が溜まった状態のまま2~5時間以上放置するとよいようです。
放置している間に汚れが浮き上がってくるかもしれないので、ゴミすくいネットを使って浮いた汚れをすくいます。その後洗濯コースで排水脱水を行ったら、底やネットに溜まったゴミを取り除き、もういちど洗濯コースを回します。それでも汚れが気になるようなら、気にならなくなるまで洗濯コースを繰り返すとよいかもしれません。
塩素系洗浄剤を使用する場合、お湯を溜めて洗浄剤を入れ、槽洗浄コースがある洗濯機であれば槽洗浄コースを選択するとよいようです。槽洗浄コースがない場合は、通常の洗濯コースのように洗いと脱水を行う方法もあるというママの声もありました。ボタン操作だけでできるので、忙しい家事の合間にも掃除しやすいかもしれません。
洗濯層を分解して掃除をする場合
洗濯層を分解して掃除する場合は、電源プラグを抜き、ドライバーで固定されているネジを外して上部カバーを外し、洗濯槽底の中央部分のネジを外してプロペラを外します。カバーを取り外して洗濯槽を取り出し、プロペラと洗濯槽をカビ取り剤や洗濯洗剤で洗っていきましょう。
汚れがきれいになったら取り外したときと反対の手順で組み立てていきます。ネジや組み立てる順序が分からなくならないように、メモを取るなどして注意するとよいようです。洗濯機の種類によっても分解方法など異なるので、説明書をよく読んで分解するようにしましょう。
洗濯機の掃除道具
洗濯機の掃除に使用する道具を紹介します。
洗濯槽洗浄剤
洗浄剤には塩素系洗浄剤、酸素系洗浄剤、重曹の3つがあるようです。塩素系は他のものと混ぜると危険な場合があるので、取り扱いには注意が必要でしょう。酸素系は浮き出た汚れが目に見えるようなので、掃除がしやすいかもしれません。
重曹は重炭酸ソーダの略称のようです。洗濯はもちろん、粉のままや水に溶いたものをスプレー容器に入れると他の掃除にも使えるので、家に常備しているママもいるのではないでしょうか。
古い歯ブラシ
洗濯機にはホコリやゴミだけでなく、洗濯洗剤のカスも溜まりやすいようです。パッキンや糸くずネットは、古い歯ブラシで擦ると汚れが取れやすくなるかもしれません。
洗濯機掃除の体験談
実際に洗濯機を掃除したママたちに体験談を聞いてみました。
定期的に洗濯槽の掃除をするように
「出産前、赤ちゃんの服を洗う前に、洗濯槽の裏側がとても汚れているという話を聞いて洗浄をしてみることにしました。酸素系の洗浄剤を入れて洗濯槽を回し、しばらく置いた後に覗いてみると、思わず声が出てしまったくらい水面にたくさんの汚れが浮いていて驚きました。
普段、洗濯槽内はきれいに見えていたし、洗濯物が汚れるようなこともなかったのですが、こんなに汚れが隠れていたのかと驚きました。放置に時間はかかりますが、自分で行う作業は少ないので、今では忘れないように偶数月の1日は槽洗浄をすると決めています」(2歳女の子のママ)
お風呂水ホースも洗浄
「風呂の水を洗濯とすすぎ1回に使っているので、風呂水を吸い上げるホースの吸込み口を外して洗ってみたら、汚れがたくさん出てきてびっくりしました。水を吸い上げるのに時間がかかっていたようで、洗った後は洗濯時間も初めの頃に戻ったので、定期的に洗うようにしています」(5歳と3歳の男の子のママ)
定期的な洗浄できれいな洗濯機を保とう
洗濯機の掃除の仕方には、簡単に洗浄コースを選択してできる方法や、しっかり時間をかけて行う分解掃除まで、かけられる手間に合わせていくつかのやり方があるようです。どんな手順でも定期的に掃除を行い、見えない部分まですっきりとした清潔な洗濯機を保てるとよいですね。