こちらの記事も読まれています
和室の基本的な掃除方法や手順。畳み掃除のコツや便利グッズなど
フローリングがある洋室とは掃除方法が異なる和室。掃除方法について悩む人もいるかもしれません。和室の掃除手順や便利アイテム、ママの体験談をご紹介します。
和室の掃除の方法、仕方
和室は、襖や障子で囲まれている場合が多く、仏壇を置いているという家庭もあるようです。和室だけには限りませんが、埃が舞ってしまうため掃除は上から下にするとよいかもしれません。埃をはたくところから畳の掃除方法まで、まずは手順を確認していきましょう。
和室の掃除の手順
和室を掃除するときの手順をご紹介します。
1.全体の埃をとる
はじめにハンディモップなどで和室全体の埃をとります。上(高いところ)から下にいくのがポイントのようです。照明からはじまり、障子や襖の隙間などもはたいていくとよいかもしれません。
2.掃除機をかける
続いて、掃除機をかけます。畳の間に埃がたまってしまうと、ダニが集まりやすくなることもあるようです。畳に掃除機をかける場合は畳の目が傷まないように、目に合わせてかけるとよいでしょう。
あまり強くかけすぎるのも傷む原因になる可能性もあるため、ゆっくり丁寧にかけていくとよいようです。掃除機の先端を変えられるタイプであれば、先が細いパーツで襖の境目などをかけてみるとよいかもしれません。
3.雑巾がけをする
掃除機をかけ終わったあとは、雑巾がけをしましょう。畳は水分に弱いので、水拭きではなく乾拭きをするとよいようです。掃除機では取り除けなかった汚れがとれることもあるかもしれません。
あると便利な和室の掃除道具
ハンディモップや掃除機、雑巾以外にも和室の掃除に役立つアイテムはあるようです。その一部を見ていきましょう。
ホウキ
ホウキは、畳を傷つけにくいアイテムのようです。掃除機と同様に畳の目に沿ってホウキを動かしていくとよいかもしれません。
専用のウェットシート
畳は水に弱いようですが、汚れが気になる場所などは、乾拭きだけでは取れないこともあるかもしれません。畳専用の重曹を含んだウェットシートが販売されているようです。専用のものを使うと安心して掃除ができるかもしれません。
歯ブラシ
使い古した歯ブラシも実は和室を掃除するときに役立つようです。使用する場所は畳で、ごしごしと全体を強くこするのではなく、汚れが目立つ場所など部分的に使用するとよいかもしれません。
歯ブラシに洗剤をつけ、やさしくこすり、その上から固く絞った雑巾で拭いて完了です。
和室掃除の体験談
実際に和室を掃除しているママたちに体験談を聞いてみました。
畳にカビがはえていた
「我が家の和室は日が当たらない場所にあるためか、ある日畳にカビが生えていることを発見しました。雑巾でこすってみてもカビは落ちなかったので、専用のアルコールを購入。
臭いがこもらないように、窓をあけてアルコールを吹きかけた雑巾で拭いていくと、カビがとれました」
日干しをして念入り掃除
「畳は年に何回か日干しをした方がよいと聞いたため、主人がいる休日に日干しを行いました。ベランダに畳を並べ、日が当たるようにし、叩いてみるとびっくりするほどの埃が。普段小まめに掃除しているつもりでも、取り除けていない埃はたまっているのだな、と感じました。
合わせて拭き掃除も行い、数時間干しただけですが、かなり気持ちよくなったように思います。これからはダニ予防のためにも定期的に行なっていきたいです」
お茶の葉を使って掃除
「畳の掃除は、いつも掃除機のみだったのですが、お茶の葉には殺菌作用があることと、掃除機では取り除けなかった小さな埃が取れやすくなると聞いたため、祖母にお茶の葉を使った掃除方法を教えてもらいました。
はじめに茶渋を固く絞ったものを畳全体に巻きます。その茶渋をほうきで掃いていきました。茶渋を全て集めたら乾いた雑巾で拭き掃除を行い、完了です。お茶の葉なので、子どもが小さくても安心して使用できるところが魅力だなと感じました」
和室の押し入れ掃除
「なかなか掃除をする機会のない押し入れですが、布団などを収めているため汚れが気になり掃除をしました。まず、押し入れの中に収めているものを全て出すところから開始。次に掃除機で、ゴミや埃を取り除き、固く絞った雑巾で全体を拭いていきました。
半日ほどそのまま物を入れず、窓を開け乾燥させたあと、物を元通りにし掃除完了です。特別汚れていたわけではないけど、掃除をすると気持ちよくなりました」
きれいな和室を保とう
和室の掃除はコツさえ掴めば、手間もなくできるかもしれません。傷みやすい畳は、丁寧に取り扱っていくことがポイントです。基本の掃除方法やママたちの体験談を参考にして、きれいな和室を保てるとよいですね。