本棚の簡単な掃除方法とは。コツや便利なお掃除グッズなど

本がたくさん入っている本棚は、つい掃除があとまわしになってしまう場所のひとつではないでしょうか。そこで、面倒な気持ちをカバーできるくらいの簡単な掃除方法やコツ、汚れを事前に防ぐ方法などについて、ママたちの体験談も交えてご紹介します。

本棚を簡単に楽に掃除するコツや方法を紹介します。

本棚一段ずつ分けて掃除

一度に全部を掃除するのは時間もかかり大変なので、一段だけすると決めて取り掛かってみてはいかがでしょうか。掃除をすると決めた段の本を一度取り出し、棚から拭き掃除します。

このときに水拭き用と乾拭き用に分けて布を用意しておきましょう。棚本体は水拭き用で拭き、棚を乾かしている間に乾拭き用で本のホコリを落とします。この手順を守れば、本棚が乾くのを待たずに済むので時間の短縮ができるのではないでしょうか。

目に見えるカビを発見したら

目に見えるほどのカビを発見したら、消毒用エタノールを布などに含ませて拭きます。消毒用エタノールはしばらくすると揮発して乾くようです。気になる様であれば天日干しするのも良いでしょう。拭き掃除で水分が残るとカビの発生にも繋がるようなので、しっかりと乾かしておくことも大切なようです。

本の高さを揃えておく

本の高さが不揃いだと、本の上部の掃除がしにくくなります。普段から本の高さをおおまかに揃えておくだけでも掃除がしやすくなり、時間を短縮することができるでしょう。

カビ臭さにはアロマスプレー

カビを除去しても残ることがあるカビ臭さ。簡単に臭いを除去する方法として、アロマスプレーを試してみてはいかがでしょうか。ラベンダーやユーカリ、レモングラスなどのアロマオイルと無水エタノール、精製水を合わせて作ります。振りかけるだけとお手軽ですが、乾燥はしっかり行ったほうが良いでしょう。

本棚の掃除に使うと便利なグッズをご紹介します。

軍手

ホコリ取りの掃除には、家庭にある軍手が便利です。軍手を手にはめて拭き掃除を行います。モップなどでは細かな部分まで掃除するのが難しいですが、軍手だと指先を使い細かい部分まで掃除することができます。

筆

本を立てて収納すると、本の上部にホコリがたまります。本の上部の簡単掃除には、使わなくなった筆が便利です。本を閉じた状態で筆を使い、ホコリを掃っていきましょう。紙で手を切る心配もなく、ゴミ袋の中で掃うとホコリも飛び散らずに済みそうです。

ストッキング

針金ハンガーに、使わなくなったストッキングをかぶせます。形を自由に変えることができ、厚みもないので手が届きにくい本棚裏や本棚上の掃除も簡単にできるようです。不要になったものを使えば、掃除道具を買いに行く時間も省くことができますね。

本棚掃除を簡単に行えるコツや裏ワザを、ママたちにきいてみました。

柔軟剤を使う

「業者さんに教えてもらった方法で、柔軟剤を使う方法があります。静電気防止効果のある柔軟剤を5倍に薄め、布に含ませます。固く絞り、本棚や本の表面を拭き掃除。よく乾かして終わりです。静電気防止効果がある柔軟剤を使うことで、ホコリを寄せ付けにくくしています」（40代主婦）

布をかける

「本棚掃除が面倒なので、本棚の上部に突っ張り棒を付けて簡単に布でカバーしました。本棚上部と後ろ側のホコリは定期的に掃除し、布は洗濯機で洗うだけで済むので手間がかかりません。本そのものにホコリがつきにくいので清潔に保管できます」（30代主婦）

本棚を押入れに入れない

「以前、押入れに入れている本棚と本にカビが発生したことがあります。それに懲り、本棚を押入れから出しました。通気性を良くしただけでカビの発生を防ぐことができているようで、それ以来カビ掃除をせずに済んでいます。本棚は押入れやクローゼットに入れない方が良いようです」（20代OL）

カビ掃除よりホコリ掃除の方が楽

「本棚にカビが発生し、掃除がたいへんでした。本棚の掃除をさぼっている間にホコリがたまり、本をぎっしり収納していたせいで本棚奥に湿気もたまっていたようです。一冊ずつ本を消毒液で拭き掃除し、本棚奥も消毒するのはとても大変でした。簡単でも良いので、普段からこまめに掃除している方が結果的に楽だったと痛感しました」（20代主婦）

本棚は、ホコリとカビに気をつけなければいけないようです。後回しになりがちな場所ですが、簡単な掃除方法を取り入れることで清潔に保つことができるでしょう。便利グッズや裏技も参考にしてみてはいかがでしょうか。