生後一ヶ月の赤ちゃんの縦抱き。抱っこ紐を使ったシーンや授乳について

生後一ヶ月の赤ちゃんの縦抱き。抱っこ紐を使ったシーンや授乳について

母親・父親が赤ちゃんを縦抱きする場合の仕方や注意点

2019.07.14

生後一ヶ月の赤ちゃんは縦抱きしてもよいのでしょうか。赤ちゃんを縦抱きをするときのポイントや抱っこしている時間、実際に抱っこ紐を使用した場面や授乳について保護者の体験談を交えてご紹介します。

生後一ヶ月の赤ちゃんの縦抱き

首がすわっていない生後一ヶ月の赤ちゃんは横抱きをすることが多いようですが、縦抱きをすることもできるようです。助産師によると、適切な姿勢で行えば縦抱きは赤ちゃんの発達にも良い影響を与える可能性があるとのことです。

生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きしたシーンについて保護者に聞いてみました。


20代ママ
20代ママ

げっぷをさせるときに縦抱きをしていました。授乳後に縦抱きをするとそのまま寝ることが多く、動かすと嫌がることもありました。


30代ママ
30代ママ

赤ちゃんがぐずったときに縦抱きをしています。横抱きのときよりもすぐに泣きやんでいたような気がします。


20代ママ
20代ママ

子どもが母乳を飲みやすい姿勢になるようにお尻にクッションを置き、縦抱きをして授乳をしたことがあります。縦抱きを嫌がることもあったので試行錯誤しながら授乳していました。


授乳後にげっぷをさせるために縦抱きをしているという声は複数ありましたが、縦抱きで授乳をしている保護者もいるようです。

子どもを寝かしつけるときに縦抱きをするのもひとつの方法かもしれませんね。


縦抱きをしている時間はどれくらい?

砂時計
iStock.com/CharlieAJA

生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きするとき、どれくらいの時間抱っこしているのでしょうか。


20代ママ
20代ママ

縦抱きは、げっぷをさせるときの数分しかしていませんでした。

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんがぐずったときや、ベッドから抱き上げるときによく縦抱きをしていましたが、時間は1日10分程度だと思います。

30代ママ
30代ママ

長時間縦抱きの姿勢でいるのは赤ちゃんもつらいかなと思い、げっぷが落ち着いたら横に寝かせていました。あやしているときはしばらく縦抱きしていましたが、抱っこしている時間は15分くらいだったと感じています。

長時間縦抱きをしても大丈夫なのか心配に思う方もいるでしょう。生後一ヶ月の赤ちゃんの負担にならないように、必要があれば縦抱きと横抱きを使い分けるとよいかもしれません。


生後一ヶ月の赤ちゃんが横抱きを嫌がる場合

生後一ヶ月の赤ちゃんの中には、横抱きを嫌がる場合があります。赤ちゃんが嫌がっている場合の反応とその対応方法について、保護者の体験談を交えて紹介します。

身体を反らせる

30代ママ
30代ママ

息子は生後一ヶ月の頃、横抱きをすると体を反らせることが多く困りました。手足をバタバタさせたりするのも嫌がっているサインかもしれないと思いました。


生後一か月の赤ちゃんが身体を反らせる場合、ゆっくりと体勢を変えたり、優しく背中をさすったりすることで落ち着く場合があります。

赤ちゃんの状態をよく観察し、不快感の原因を探ることが大切です。股関節がM字になるよう抱き方を工夫したり、抱っこ紐やベビーラップを使ってみる、環境を整えたりすることで、赤ちゃんを快適に抱っこできるかもしれません。


泣き止まない

20代ママ
20代ママ

横抱きで抱っこすると泣き止まないので途方にくれました。初めての子なのでこちらも抱っこの仕方に慣れず、助産師さんにサポートしてもらいながら縦抱きと横抱きを繰り返しました。


抱っこを嫌がっているかは、赤ちゃんの状態をよく観察することが大切です。赤ちゃんの目の動きや手足の動きは、コミュニケーションの重要な手段と言われます。

抱っこする際は、赤ちゃんの体を自分の胸や肩にしっかりと密着させて姿勢を安定させることで安心感を与えることにも気を配ってみましょう。

ただし、赤ちゃんが泣き止まないのは必ずしも横抱きが原因とは限らないでしょう。空腹や眠気、おむつの不快感など、ほかの要因も考えられます。

そもそも生後一ヶ月の赤ちゃんが泣くのは自然なことでもあります。あまり心配しすぎず、赤ちゃんの状態をよく観察しながら対応しましょう。


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抱っこ紐を使った縦抱きのエピソード

抱っこ紐
© moonrise - Fotolia

生後一ヶ月の赤ちゃんでも縦抱きの姿勢で使える抱っこ紐を、どんなシーンで使っていたのか経験者に聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

生後一ヶ月でも使用できる縦抱き用の抱っこ紐を使って一ヶ月健診に行きました。

30代ママ
30代ママ

夜、子どもが寝つかないときに縦抱き用の抱っこ紐やベビーラップを使ってあやしていました。肩に顔を預けられる縦抱きの姿勢の方が落ち着いて眠れるようです。

ベビーラップなど新生児でも使用できる縦抱きの抱っこ紐もあるようです。抱っこ紐の適用対象年齢を確認して選ぶとよいでしょう。

生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きするときの手順とポイント

生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きするときの手順について説明します。


  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせた状態で、脇の下から手を入れて首の後ろを支える
  2. 首と頭を支えて抱き上げる
  3. 片方の腕全体で背中とお尻を支える
  4. 赤ちゃんの顔を抱っこする大人の肩に寄せるように抱き上げる
  5. 赤ちゃんを抱き上げたあとも首と頭をしっかり支える

これらの手順をふまえて、生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きするときに気をつけることやポイントについて聞いてみました。


頭と首をしっかり支える

30代ママ
30代ママ

頭と首をしっかり支えるようにしました。右手を首と頭のあたりにおいて、左手でお尻を持ち、お尻をトントンすると落ち着いていました。

30代ママ
30代ママ

やわらかい赤ちゃんを縦抱きするときは首をちゃんと支えるように気をつけながら抱っこしていました。心配なときは自分の母親に教わりながらやっていました。

生後一ヶ月の赤ちゃんはまだ首がすわっていないため、縦抱きをするとき心配に感じることもあるでしょう、縦抱きする必要があるときは、母親など抱っこする人が頭と首をしっかりと支えるように意識しながら抱っこしましょう。



声をかけながらゆっくり抱き上げる

何も言わずにいきなり抱き上げると赤ちゃんもびっくりしてしまうかもしれません。赤ちゃんに話しかけながらそっと抱っこしてあげるのもポイントでしょう。


赤ちゃんと体を密着させる

30代ママ
30代ママ

助産師さんに指導してもらい、大人の体と赤ちゃんの体ををしっかり密着させて縦抱きするようにしていました。最初は心配でしたが、体をくっつけながら縦抱きををすると赤ちゃんも目を閉じて気持ちよさそうにしていました。


母親や父親の心臓の音や体温を感じられると赤ちゃんも安心できるかもしれませんね。赤ちゃんを縦抱きするときにはお互いの体を添わせるようにするとよいでしょう。

縦抱きの際の注意点

生後一ヶ月の赤ちゃんの縦抱きにはいくつかの注意点があります。赤ちゃんの安全と発達を考慮しながら縦抱きを行うコツを、保護者の声を交えながら紹介します。


赤ちゃんの状態を観察する

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの状態をよく観察しながら縦抱きしていました。特に授乳直後は消化の様子を見て、赤ちゃんが落ち着いてから縦抱きするようにしていました。


赤ちゃんの体調や機嫌を見ながら縦抱きしましょう。赤ちゃんの体調や機嫌を見極めることが大切かもしれません。赤ちゃんの発達段階に合わせて、助産師さんなど専門家と相談しながら、徐々に縦抱きの時間を延ばしていくのがよいでしょう。


顔の向きに注意

20代ママ
20代ママ

最初は赤ちゃんの顔が私の胸に押し付けられていないか心配でした。赤ちゃんの顔が見えるように、少し体を傾けて抱っこするコツを掴みました。


赤ちゃんの顔が保護者の胸や肩に押し付けられないよう注意します。顔が保護者の胸や肩に押し付けられると、呼吸が妨げられる可能性があります。赤ちゃんの目や表情が見えるような姿勢を心がけましょう。

ベビーラップの使用


30代ママ
30代ママ

ベビーラップを使用して縦抱きしたときは、股関節の発達を促すと聞いたので赤ちゃんの足がM字開脚になるよう気をつけていました。


ベビーラップを使用する際は、赤ちゃんの姿勢や呼吸に注意し、自然で呼吸が妨げられていない状態になっているか確認しましょう。

顎が落ちていないか、脚がM字など無理のない状態になっているかといったように、赤ちゃんにとって自然な状態や姿勢を保つことができれば股関節脱臼などのリスクも軽減できるかもしれませんが、必要があれば医師に相談しましょう。

母親の心配


20代ママ
20代ママ

初めは赤ちゃんの首がすわっていないので、縦抱きするのが怖かったです。でも、助産師さんにげっぷさせるための正しい抱き方を教えてもらい、少しずつ自信がついてきました。


初めての縦抱きに不安を感じる母親も多いですが、首がすわるまでに徐々に慣れていばよいでしょう。赤ちゃんの首をしっかり支え、手足の動きを妨げないよう注意しながら行えるとよいですね。心配な点があれば助産師や医師に相談しましょう。

縦抱きは赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの機会です。赤ちゃんの反応を見ながら、楽しく安全に縦抱きを行いましょう。

生後一ヶ月では、目や手足などはまだ未発達の状態です。不必要な縦抱きは長時間せずに、首のすわりなど発達段階を見ながらげっぷや寝かしつけの際など適切なタイミングで行えるとよいかもしれません。

生後一ヶ月の赤ちゃんの様子を見ながら縦抱きしよう

新生児を抱っこするママ
© Monet - Fotolia

生後一ヶ月の赤ちゃんを縦抱きするときは、頭と首をきちんと支えながらゆっくりと抱き上げましょう。手足の動きを妨げないような状態を保つことも大切です。

縦抱きの抱っこ紐を使用したり、縦抱きで授乳をすることもできるようです。赤ちゃんが母乳を飲みやすいように、抱っこの仕方を縦抱きに変えるのもひとつの方法かもしれません。心配なことがあれば助産師などに相談しながら進めるのもよいですね。

また、長時間の縦抱きは赤ちゃんの身体に負担がかかる場合があるので、赤ちゃんの様子を見ながら縦抱きをするようにしましょう。

生後一ヶ月の赤ちゃんと、目を合わせてスキンシップをとりながら縦抱きできるとよいですね。


2019.07.14

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