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喪中のお正月におせちは食べる?食べるときの工夫やお正月のすごし方
喪中のお正月には、おせち料理を食べてもよいのかなど、お正月のすごし方について知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、お正月が喪中だったとき、おせち料理を食べたのかや食べるときの工夫、喪中のお正月のすごし方を体験談を交えながらご紹介します。
お正月が喪中のとき
お正月には、おせち料理を食べるなど、家族そろってにぎやかにすごすこともあるのではないでしょうか。いつもなら新年のお祝いをするお正月ですが、喪中の場合、おせちを食べてもよいのか、お正月のすごし方で気をつけた方がよいことはあるのかなど知りたいママもいるかもしれません。ママたちは、喪中のお正月をどのようにすごしていたのでしょうか。
【体験談】喪中のお正月におせちは食べた?
喪中のお正月に、おせちは食べてもよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちはおせちを食べたのか聞いてみました。
食べた
「母が他界してから、1年が経とうとする頃にお正月を迎えました。喪中でしたが、ある程度時間が経っていたこともあり、家族でおせち料理を食べました」(40代ママ)
「お正月なので、喪中でも普段とは違う料理が食べたいと思いました。いつものように豪華なおせちを食べるのは控えたほうがよいのではと思い、喪中専用のおせちを購入して食べまました」(30代ママ)
故人が他界してから時間が経っている場合など、喪中でもおせち料理を食べたママもいるようです。故人との関係が遠かったので、いつも通りおせち料理を食べたというママの声もありました。
食べなかった
「父が他界してから2カ月しか経っていませんでした。まだ日が浅かったこともあり、新年のお祝いごとはさけようと思い、おせちは食べませんでした」(40代ママ)
故人が他界したばかりのときや、故人との関係が近い場合など、おせちを食べなかったママもいるようです。縁起のよい食材などが使われているおせち料理は、お祝いをするというイメージがあり、喪中の年は控えた方がよいのではと思うママもいるのかもしれません。
喪中のお正月におせちを食べるときの工夫
喪中でも、お正月にはおせちを食べたいと思う家庭もあるかもしれません。ママたちは、喪中でおせちを食べるときに、どのような工夫をしたのでしょうか。
おめでたい食材はさける
「喪中のときは、お祝いのイメージが強い食材はさけるようにしています。見た目からもお祝いごとをイメージする紅白かまぼこなど入れずに、おせちを作っています」(30代ママ)
「おせちに入れる食材のもつ意味を調べました。「めでたい」の意味がある鯛、「よろこぶ」の語呂あわせがある昆布巻きなどは、食材の意味からも喪中のお正月に食べるのはさけた方がよいと思ったので、それらの食材は食べないようにしました」(30代ママ)
喪中でもおせち料理を食べるときは、縁起のよい食材や、おめでたい意味を持つ食材は食べないようにしたというママがいました。普段よりもあまりに豪華な食事にならないようにしようと思い、蟹やあわびなどの食材も食べないようにしたというママの声もありました。
大皿に盛りつける
「おせちを入れる重箱には、『めでたいを重ねる』という意味があると知りました。喪中でもおせち料理を食べるときはよくないのではと思い、大皿に盛りつけて食卓に出しました」(20代ママ)
お重を使うかわりに、大皿に盛りつけておせち料理を食べたママもいるようです。シンプルな絵柄の大皿を使うことで、お祝いらしい雰囲気を出さないように意識するのもよいかもしれません。
食器や箸は普通のものを使う
「普段おせちを食べるときには、松竹梅の模様入りの食器や祝箸を使っています。喪中のときにはおめでたいものを使わないように気をつけ、食器や箸は日常的に使っているものを選びました」(30代ママ)
喪中の場合、おせちを食べるときに使う食器や箸は、お正月用ではなく普段使いのものを使用したママもいるようです。なるべく落ち着いた色の食器を選んだというママの声もありました。
喪中のお正月のすごし方
お正月が喪中の場合、おせち料理以外にも気をつけた方がよいこともあるのでしょうか。ママたちに、喪中のお正月のすごし方を聞いてみました。
お年玉
「子どもが毎年お年玉を楽しみにしているので、喪中のお正月にも用意しました。『お年玉』と書かれた袋ではなく、シンプルなデザインのポチ袋に入れて渡しました」(20代ママ)
喪中のお正月にお年玉を用意するときは、表書きや袋のデザインに気をつけたというママがいました。自分で表書きを書くときは、『書籍代』や『文房具代』と書いて渡したというママの声もありました。
年賀状や新年の挨拶
「喪中だったので新年のお祝いをするのはさけたいと思い、年賀状は出しませんでした。年賀状を送ってくださった方には、寒中見舞いをお礼に送りました」(20代ママ)
「元旦に家族で最初にする新年の挨拶では、『あけましておめでとうございます』という言葉は使わないようにしました。かわりに、『今年もよろしくお願いいたします』と挨拶しました」(30代ママ)
年賀状を送らないかわりに寒中見舞いを送ったり、新年を祝う言葉を使わずに挨拶したりしたママもいるようです。喪中のお正月に親戚と会う機会がある場合も、挨拶の仕方には気をつけるとよいかもしれません。
正月飾り
「喪中のときに正月飾りを飾ってよいのか迷いました。『祖母が他界したばかりなので今年は正月飾りは控えよう』と主人とも話し、しめ飾りや門松、鏡餅などの正月飾りをかざるのはやめました」(20代ママ)
喪中のときは、お正月飾りを飾らないようにしたというママもいました。周囲の人にも見られるので外には正月飾りを飾らなったけれど、他界してから時間が経っていたので家族だけでもお正月気分を味わいたいと思い、部屋のなかには華美でないものを飾ったというママの声もありました。
喪中のお正月のすごし方を考えよう
お正月が喪中の場合、新年のすごし方が気になるママもいるのではないでしょうか。喪中のお正月におせちを食べるときには、おめでたい食材をさけるなど工夫をするのもよいかもしれません。
お正月らしいことをすべてさけるのではなく、喪中でもできることや控えることを家族で相談しながら、お正月をのすごし方を考えてみてはいかがでしょうか。