2018年の敬老の日はいつ?祝日の由来や何歳から祝うか、子ども向けに意味を簡単に解説

2018年の敬老の日はいつ?祝日の由来や何歳から祝うか、子ども向けに意味を簡単に解説

2018.06.16

敬老の日とはどのような祝日なのか、2018年の敬老の日はいつなのかが気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、敬老の日の由来と子ども向けの簡単な意味の伝え方、何歳からお祝いするかなどママの体験談を交えてご紹介します。

敬老の日をお祝いしよう

秋が近づいてくると、祝日として敬老の日がありますね。敬老の日とはどのような祝日で、2018年がいつがその日にあたるのでしょうか。


敬老の日とは

敬老の日とは日本で定められている国民の祝日のひとつで、長年にわたり社会に尽くしたお年寄りを敬い、長寿を祝うために設けられた日とされています。

敬老の日には、両親や祖父母に日頃の感謝を伝えるためにお祝いするママもいるようです。この祝日をきっかけに、離れたところで暮らす両親や祖父母に連絡するのもよいかもしれません。


2018年の敬老の日はいつ?

敬老の日は毎年9月の第3月曜日とされており、2018年は「9月17日」が祝日にあたります。敬老の日とは、もともと9月15日に固定された祝日でしたが、ハッピーマンデー制度が導入されたことにより月曜日の祝日となり、日にちは固定化されなくなったようです。

また、その年によっては敬老の日の近くに、他の祝日である「秋分の日」もあることで、祝日が重なり長期の大型連休になることもあるかもしれません。

敬老の日の由来

敬老の日が作られた由来については諸説あるようですが、一般的には2つの説があるようなのでご紹介します。


としよりの日

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iStock.com/sangaku

1947年の9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村で行われた敬老行事が「敬老の日」のきっかけのようです。その後、農家の仕事が一段落する時期である9月15日に決めて会が開かれたことから、この日を「としよりの日」と呼ぶようになり、敬老の日の由来につながったともいわれています。

としよりの日が、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」という意味で1965年に法律で国民の祝日の「敬老の日」としてに定められたようです。


養老の滝の伝説

昔、父親想いの貧しい若者が、年老いた父にお酒を飲ませてあげたいと願ったところ、泉から酒が湧いたという伝説があったそうです。親孝行の象徴ともいえるその場所が「養老の滝」であったといわれています。

717年の9月に元正天皇が、万病を癒やす薬の滝という意味があるといわれていた岐阜県の養老の滝を訪れ、その年の年号を養老にして高齢者たちに贈り物をしたという故事が、敬老の日の由来になったという説もあるようです。

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子ども向けの簡単な伝え方

敬老の日の意味を、簡単に子ども向けに伝えるにはどうしたらよいか気になるママもいるようです。

「敬老の日とは何をする日か子どもに聞かれたときに『おじいちゃんおばあちゃんに感謝する日だよ』と教えました。いつも遊んでくれてありがとうと手紙を書いて渡していたので、意味がきちんと伝わったのだと思います」(5歳児のママ)

敬老の日について、子ども向けに簡単に伝えるには「おじいちゃんおばあちゃんに、いつもありがとう、いつまでも元気でいてね、という気持ちをこめてお祝いする日だよ」といった内容を中心に伝えると子どもにもわかりやすいかもしれません。

また、敬老の日の1つの由来といわれる養老の滝の意味になぞらえて、お年寄りのために贈り物をした物語と簡単に話すと子ども向けにも伝わりやすそうですね。

何歳からお祝いする?

敬老の日とは「お年寄りを敬い、長寿を願う祝日」とされていますが、両親や祖父母に対して何歳からお祝いをしてよいか気になる方もいるかもしれません。ママたちが実際に何歳から敬老の日をお祝いしていたか聞いてみました。


還暦を迎えたら

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「満60歳になった年の敬老の日に、家族でお祝いしました。60歳ではまだおじいちゃん、おばあちゃんと言われるのに抵抗があるかとも考えましたが、家族で集まって食事を楽しめたことを喜んでくれました」(20代ママ)

「還暦のお祝いをした年から、敬老の日のお祝いもするようになりました。両親に、いつまでも元気でいてほしいとの気持ちを込めて、旅行券をプレゼントしました」(30代ママ)

何歳から敬老の日を祝うのかは、還暦を迎える満60歳をひとつの目安とすることもあるようです。ママのなかには還暦を迎えたからといって、いきなりかしこまった席にするのではなく、祝日を家族ですごすという目的で、いっしょに出かけたり食事をしたという声もありました。


孫が生まれたら

「私に子どもが生まれたときに、両親はまだ60歳になっていませんでしたが、敬老の日のお祝いにプレゼントをしました。父にはお酒、母には花を用意し『これからも長生きしてね』とメッセージを添えて贈りました」(20代ママ)

「我が家に子どもが生まれてからは毎年、祖父母にあたる両親と敬老の日をお祝いしています。子どもが絵や文字を描けるようになってからは、おじいちゃんとおばあちゃんの似顔絵と手紙を描いてプレゼントしています」(40代ママ)

60歳を過ぎていなくても孫が生まれたら、おじいちゃんおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えるためにお祝いをすることもあるようです。感謝の気持ちとともに、元気に長生きして子どもの成長を見守ってほしいと伝えるのもよいかもしれませんね。

感謝を込めて敬老の日を祝おう

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敬老の日とは「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされ、兵庫県で行われていた敬老会や、日本の故事が由来になったといわれています。子ども向けに敬老の日の意味を簡単に説明するときは、おじいちゃんやおばあちゃんに元気でいてね、と伝えるための祝日だと教えてあげるとよいかもしれません。

敬老の日を何歳からお祝いするかや、2018年の敬老の日はいつにあたるか知っておき、子どもといっしょに日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

2018.06.16

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