赤ちゃんの日除け帽子はいつから?選び方や嫌がる時の対処法

赤ちゃんの日除け帽子はいつから?選び方や嫌がる時の対処法

2018.06.19

赤ちゃんの日除け帽子はいつから必要か気になるママもいるのではないでしょうか。暑い夏などは特に気になるかもしれません。そこで今回の記事では、赤ちゃんの日除け帽子についていつから必要か、なぜ必要なのか、かぶるタイミング、種類や選び方のおすすめポイント、かぶるのを嫌がるときの対処法など、ママたちの体験談を交えてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

※この記事の内容は、2025年11月6日に更新されたものです。

赤ちゃんの日除け帽子はいつから?

赤ちゃんにいつから日除け帽子をかぶせるとよいのでしょうか。先輩ママたちに、実際にいつから赤ちゃんに帽子を用意したのか聞いてみました。


「娘は3月の気候のよい時期に生まれたこともあり、新生児から生後2か月~3か月頃までは帽子をかぶらせようと思ったことがありませんでした。7月くらいになり、赤ちゃんにおしゃれな麦わら帽子をかぶせているママ友を見て、紫外線が強い日は帽子をかぶせたほうがいいのかなと気付き、購入しました」(1歳と3歳の女の子のママ)

「生まれてからすぐの新生児からかぶっていました。息子は1月の寒い時期に生まれましたが、助産院では耳まで帽子をかぶせてくれていたので、そういうものなのかなと思い、寒い場所に行くときはニット帽をかぶらせていました。」(2歳男の子のママ)

「子どもが生後2か月くらいのときに柔らかい素材の帽子をかぶせてみましたが、ちょっと嫌そうだったのと、ベビーカーに乗せていてもすぐにずれてきてしまうので、結局あまり使いませんでした」(1歳女の子のママ)


新生児のうちから帽子をかぶせたママもいましたが、帽子をかぶせても赤ちゃんが嫌がったという声もありました。


赤ちゃんに日除け帽子はなぜ必要?

どのような理由で赤ちゃんに帽子をかぶらせていたのかママたちに聞いてみました。


暑さ対策

「産後1カ月後に外に散歩に行けるようになったころ、とても暑い時期だったので、頭に直射日光が当たると暑いかなと思い、風通しのよい素材の帽子をかぶせていました。おしゃれな帽子ではなかったですが、赤ちゃんが帽子をかぶっている姿がかわいかったです」(1歳の女の子のママ)

「春に生まれて生後2カ月頃、外に出るととても暑かったので、春夏用の帽子を購入してかぶせました。赤ちゃんがベビーカーの中で動くと脱げやすいかなと思ったので、新生児用の小さめの帽子を選びました」(2歳男の子のママ)

紫外線対策

「うちの子は夏生まれだったのですが、新生児のときや生後2ヶ月~3ヶ月の頃は帽子はかぶらずベビーカーのひさしで日よけをして、生後4ヶ月くらいのときから紫外線対策としてかぶせていました」(7歳と9歳男の子のママ)

「春夏に紫外線が強くなってきた時期に、よく帽子をかぶせていました。だんだんと嫌がるようになってしまいましたが、生後半年くらいまではかぶってくれて、かわいかったです」(4歳の男の子のママ)


暑さ対策、紫外線対策の目的で日除け帽子をかぶらせることが多いようです。中には、単純にかわいいから、おしゃれをさせたいから、という声もありました。赤ちゃんの様子や気候、出かける場所などに合わせて、少しずつ帽子をかぶるのに慣れていくとよいかもしれません。


赤ちゃんが日除け帽子をかぶるタイミングは?

ママたちは、どのようなタイミングで日除け帽子をかぶらせていたのでしょうか。

外出時

「生後4ヶ月くらいから、出かける場所やその日の天気によって直射日光や紫外線が気になるので、UVカット加工の帽子をかぶせていました」(7歳と9歳男の子のママ)

「新生児や生後2ヶ月~3ヶ月までは、寒さ対策のためにニット帽をかぶせていました。生後4ヶ月は、保育園に入園して4月で陽ざしが強くなってきたので、首の後ろに紫外線予防の布がついた帽子をかぶせていました。夏も熱中症対策に涼しげな白の帽子をかぶせました。おしゃれさはありませんでしたが、必要だったと思います。」(6歳と4歳男の子のママ)

ママたちは、外出時の寒いときや暑いときに帽子をかぶらせているようです。紫外線対策・熱中症対策や寒さ対策としてかぶせるママがいるようですね。

特別な日

「暑い日のお出かけは、紫外線予防も兼ねて乳幼児向けの春夏用麦わら帽子をかぶせていました。親子で麦わら帽子をかぶっておそろいのコーディネート風にみせるおしゃれを楽しんでました」(2歳女の子のママ)

「電車に乗ってお出かけする日があったので、おしゃれなニット帽をかぶらせてみました。まだ生後2か月くらいだったので、あまり嫌がらずにそのままかぶってくれました。耳までかぶるのであたたかそうでした」(1歳男の子のママ)

ママのなかには、特別な日におしゃれをするために帽子をかぶせているというママもいました。通気性のよい麦わら帽子は涼しげに見えますよね。カジュアルな印象の服もニット帽など合わせる帽子次第では、お出かけ着に見せることもできるようです。洋服でおそろいのコーディネートが難しくても、帽子でおそろいに見せるのは難しくないかもしれませんね。


赤ちゃんの日除け帽子の選び方のおすすめポイント

帽子
Diana Taliun/Shutterstock.com

赤ちゃんが快適にかぶれる帽子はどのようなものでしょうか。選び方のポイントをご紹介します。

サイズ選び

「赤ちゃんの頭囲を測ろうとやってみましたが、メジャーの締めつけ感がイヤだったのか、頭を動かすのでうまく測れませんでした。サイズ選びは実際にお店に行って頭にかぶせて、しっくりきたものを選びました」(2歳女の子のママ)

赤ちゃんの頭のサイズがわからない場合は、メジャーを使って測ってみるとよいかもしれません。サイズは、頭の周囲(頭囲)を計ります。

耳の付け根の上に指2本をあてて、あてた指の上から、額の真ん中を通るように後頭部に向け1周します。このときに測ったサイズを参考にしたり、実際に頭に帽子をかぶってみてから購入するとよいかもしれません。

乳幼児の頃は、帽子の締めつけ感を嫌がる子どもも少なくないようです。そのため、帽子は赤ちゃんの頭囲に1~2cmをプラスしたサイズ選びにするのもよいかもしれません。

素材

「特に生後2ヶ月のときにニット帽をかぶせたら嫌がっていたため、不快感を感じにくいコットン地のものを選んでいました」(1歳女の子のママ)

「生後2ヶ月の頃に夏場、汗をかいて頭皮の地肌がかゆくなりにくいようにコットン素材の帽子を選んでいました」(6歳と4歳男の子のママ)

「生後3カ月の頃、寒くなってきたので頭と耳が温かそうなニット帽を選びました。」(3歳と1歳の女の子のママ)

赤ちゃんのつけ心地を考えて、春夏用、秋冬用など素材を選んでいるママがいました。サイズ選びも重要ですが、帽子を嫌がる赤ちゃんには、特に素材に注目して選ぶのもよいかもしれません。

洗いやすいかどうか

「春夏用の帽子は家で洗濯できるかどうかは必ずチェックします」(7歳と9歳男の子のママ)

「赤ちゃんは頭の汗がすごいので、洗濯機で丸洗いができるかは重要視しています」(1歳女の子のママ)

洗いやすいかどうかをポイントとして帽子を選んでいるママもいるようです。夏場は汗をかきやすい時期でもあるので、洗濯機で丸洗いできる帽子は便利ですね。


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赤ちゃんの日除け帽子の種類

赤ちゃんの日除け帽子の種類は、代表的なもので麦わら帽子(ストローハット)、チューリップハット、ボンネット、キャップなどがあります。

クラシックで落ち着いたデザイン、色合いのものはコーディネートする際も合わせやすく、男の子、女の子問わず使いやすいかもしれません。

また、UVカット加工されたもの、あご紐付き、速乾性のあるもの、通気性の良いメッシュ素材、成長に合わせて長く使用できるサイズ調整付き、広めのつばで日差しカットできるもの、首ガード付き、洗濯機対応など機能性も重視して選んであげると、より快適にかぶることができそうです。

季節別の赤ちゃんの帽子の種類

春夏秋冬それぞれの季節の中で、赤ちゃんに合った帽子はどのようなデザインや素材か気になる方もいるのではないでしょうか。季節別の帽子の選び方についてご紹介します。

春夏

帽子
margostock/Shutterstock.com

春夏の気温があがり汗ばむ季節に合うのはどのような帽子なのでしょうか。素材がコットンでタオル地のものは、通気性がよいと言われているため頭に汗をかいても蒸れる心配が少ないかもしれません。

夏場は、帽子をかぶっているととくに汗をかくことも考えられるので、こまめにふいてあげましょう。さらに、直射日光や日焼けが気になる時期でもあるので、UVカット加工がある帽子を選んであげるとよいかもしれません。顔や体には赤ちゃん日焼け止めを塗ってあげましょう。

秋冬

秋冬は防寒対策になるような温かいニットやウールなどの素材の帽子を選ぶようにするとよいようです。ニット帽や厚手のウール素材などを嫌がるようであれば、コットンなど少し薄くて暖かい素材を選んであげるとよいかもしれません。耳までかぶるタイプがあたたかいと思いますが、嫌がるようであれば、締めつけ感がないものにするとよさそうです。

冬でも、お出かけ場所の気温によっては、汗をかいたり蒸れたりすることも考えられるので、赤ちゃんの様子に合わせて着脱するとよいようです。


赤ちゃんが日除け帽子を嫌がったときの対処方法

赤ちゃんが帽子を嫌がったときの対処方法をママに聞いてみました。

ゴムなしのものを選ぶ

「生後2ヶ月のときに子どもがゴムがついている帽子を嫌がっていたため、ゴムなしの帽子を選んでいました。ゴムの締めつけ感がイヤだったようです。」(3歳男の子のママ)

首にゴムがくっつく感覚に慣れず、帽子をかぶってくれない赤ちゃんがいるようです。このようなときには、あごに引っかけるゴムがついていない帽子を選んであげるとよいかもしれませんね。

ゴムなしの帽子だと風などで落ちてしまうのが心配な場合は、帽子クリップなどを使用する方法もあるようです。

日除け帽子に慣れさせる

「おしゃれな帽子をかぶせたい日や、紫外線が強くて帽子が必須な日は、出かける1時間前から家で帽子をかぶせて、出かけるときそのまま家を出られるようにしていました」(3歳男の子のママ)

赤ちゃんが帽子をかぶることに慣れるように、出かける少し前から帽子をかぶらせているというママもいました。赤ちゃんも帽子をかぶる心構えがしやすいかもしれませんね。

肌触りがよい素材を選ぶ

「生後2ヶ月のとき、子どもがニットやごわごわした素材の帽子が頭や耳に触れるのを嫌がっていたため、肌触りや通気性がよい帽子を選んでかぶらせていました」(7歳と9歳男の子のママ)

帽子のデザインによってはチクチクしたり、タグが頭や耳にあたってしまう場合もあるようです。帽子を購入するときには、素材や造りをよく確認すると赤ちゃんも気に入る帽子が見つかるかもしれませんね。


赤ちゃんに心地よい日除け帽子を選ぼう

新生児
bigacis/Shutterstock.com

ママたちは、外出時や特別な日などに日除け帽子をかぶせているようです。赤ちゃんの頭のサイズはそれぞれのため、頭囲などを測ってみて、ちょうどよい帽子のサイズ選びができるとよいかもしれませんね。

成長に伴い、サイズも変わっていくことも考え、購入時には実際にかぶらせてみるのも帽子選びのポイントといえそうです。赤ちゃんが快適にかぶれるように熱中症対策や紫外線予防なども考え、その子に合った素材に考慮して、赤ちゃんにとって心地よい帽子でおしゃれも楽しめるとよいですね。本記事をぜひ参考にしてみてください。

2018.06.19

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