【国立科学博物館】新種の大型肉食恐竜の発見!アルゼンチンの白亜紀末期地層から ~メガラプトル類最大級・最後の種の可能性も~

【国立科学博物館】新種の大型肉食恐竜の発見!アルゼンチンの白亜紀末期地層から ~メガラプトル類最大級・最後の種の可能性も~

2022.05.07

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独立行政法人国立科学博物館(館長:篠田 謙一)の真鍋 真副館長、對比地 孝亘研究主幹(地学研究部 生命進化史研究グループ)、アルゼンチン国立自然科学博物館のフェルナンド・ノヴァス博士らは、2020年3月にアルゼンチン・パタゴニア南部の白亜紀最末期の地層(約7000 万年前)から、大型肉食恐竜の化石を発掘しました。

化石のクリーニングを経て、研究の結果、新種であることなどが判明し、論文がScientific Reports 誌(4月26日付:日本時間4月27日)に掲載されることになりました。

図1 調査地域からみるペリトモレノ氷河
図1 調査地域からみるペリトモレノ氷河

【研究のポイント】

以下4点が当研究で判明しました。

・本種はメガラプトル類の新種であること。

・メガラプトル類の中でも最大級であること。

・メガラプトル類の中でも白亜紀末の大量絶滅前の最後の種だった可能性があること。

・白亜紀末期には、北半球のティラノサウルス類に対して、南半球ではメガラプトル類が食物連鎖の頂点の座を確立していたらしいこと。

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