注目の絵本作家・アヤ井アキコ氏が手掛けた、初の創作絵本が刊行
くいしんぼうのくまがおこす、真夜中のおおさわぎを描いた作品
「ブロンズ新社」から、絵本「くまが うえに のぼったら」が8月26日(木)に全国の書店で発売。
著者のアヤ井アキコ氏は、「もぐらはすごい」で第24回日本絵本賞大賞を受賞するなど、いま注目の絵本作家。絵も文も担当する創作絵本はこの作品が初となる。
「くまが うえに のぼったら」は、くいしんぼうのくまが夏の終わりの夜に巻き起こす、大騒動のお話。
物語の舞台は、著者が生まれ育った北海道の大自然からイメージを膨らませており、登場する動物たちも生き生きとしたすがたで描かれている。
たった一晩の、ファンタジーのお話だが、「寝ているあいだに、どこかで何かが本当に起こっているかもしれない…!」と、見えないことを想像する楽しさが満載の1冊だ。
「あむあむ、おいしい。もっとたべたいな」
山ぶどうの実に夢中になり、どんどん松の木をうえにのぼっていく、おおきなくま。
くまの重さにがまんができなくなった松の木は、全身をばねのようにしならせて、夜の大空へとはねあげた!
アヤ井アキコ氏が描く、ファンタジー溢れる注目の作品。ぜひ、子どもとの読み聞かせ時間に取り入れてみては。
くまが うえに のぼったら
絵・文/アヤ井アキコ
ブロンズ新社刊 1,540円(税込)
問い合わせ先/ブロンズ新社
tel.03-3498-3272
webmaster@bronze.co.jp