「海から見たニッポン」をテーマとした2つの写真展が同時開催
迫力と臨場感あふれる大判サイズの銀写真プリントで、日本列島を取り巻く海のすがたを見つめ直す写真展
「富士フイルム」が、「海から見たニッポン」をテーマにした2つの写真展「海流が育むいのち ~黒潮の力、親潮の恵み~」と「is Blue」を、3月12日(金)から4月1日(木)まで「フジフイルム スクエア」にて同時開催する。
日本列島を取り巻く海のすがたを、写真で見つめ直す試みとなっている今回の写真展。「海流が育むいのち ~黒潮の力、親潮の恵み~」は、 世界有数の流量と速い流れで知られる暖流の「黒潮」、そして魚のエサとなる植物プランクトンが豊富な寒流の「親潮」をキーワードに、太平洋沿岸の5つの海域を紹介。
それぞれの海域を、継続的に観察し撮影している阿部秀樹氏、鍵井靖章氏、佐藤輝氏、関勝則氏、高久至氏の5人の水中写真のスペシャリストたちが、ダイナミックな海中風景といのちの輝きを伝える。
海流が育んできた太平洋近海の逞しく力強い生きものたちと、これからも大切にしていきたい美しい海中風景の写真で、日本の海のすがたや豊かさを再認識できるとともに、豊かで健やかな海を持続していくにはどうしたらよいか、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」について考えるきっかけにもつながる。
「is Blue」は、水中写真家の鍵井靖章氏と、ダイビングを愛する女優の木村文乃氏による写真展。それぞれの分野の第一線で活躍する2人がダイバーとして共に日本の海を潜り歩き、独自の感性で撮影した写真でコラボレートした作品を展示する。
日本屈指のダイビングスポットである沖縄県慶良間諸島、和歌山県古座、石川県能登半島などを巡り、出会った生きものたちの愛らしいすがたや、その土地ならではの魅力ある海中風景の中で撮影した水中ポートレートを発表。2人の作品を通して、海の生きものたちへの親近感や、水の中を浮遊する非日常の開放感を楽しむことができる。
また、撮影を続ける中で直面した、愛媛県宇和海(うわかい)で問題になっている、海洋ゴミについても写真でレポート。私たちの暮らしを取り巻く海の美しさのみならず、そこにある危機についても身近に感じられる写真展となっている。
多様な海を感じ、自然との共生を考えるきっかけとなる写真展へ、この機会にぜひ足を運んでみては。
フジフイルム スクエア 企画写真展 「海から見たニッポン」
(1)「海流が育むいのち」 ~黒潮の力、親潮の恵み~
阿部秀樹・鍵井靖章・佐藤 輝・関 勝則・高久 至
(2)「is Blue」
鍵井靖章×木村文乃
会場/フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京
東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
開催期間/3月12日(金)~4月1日(木)
営業時間/10:00~19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更の場合あり
入館料/無料
tel.03-6271-3350
<巡回展>
会場/富士フイルムフォトサロン 大阪
大阪府大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア 1F
開催期間/7月23日(金・祝)~ 8月11日(水)
営業時間/10:00~19:00
tel.06-6205-8000