【体験談】生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするときの理由や対応方法

【体験談】生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするときの理由や対応方法

2018.08.17

生後9カ月の赤ちゃんが、イヤイヤしたりわがままをいったりすると、どう対応したらよいのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするとき、ママたちが考えるイヤイヤの理由と対応方法などについて体験談を交えてご紹介します。

生後9カ月頃はどんな時期?

生後9カ月になると、ハイハイやつかまり立ちができるようになる赤ちゃんもいるのではないでしょうか。バイバイや手をパチパチ叩くなど、ママの真似をし始めることもあるかもしれません。

赤ちゃんができることが増える一方、さまざまな場面でイヤイヤするようになったと感じるママもいるようです。生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするのはどのような場面なのでしょうか。


参考:生後9カ月頃の発達目安

生後9カ月頃の発達について、厚生労働省の資料を見てみましょう。

全身を大きく使う粗大運動の発達目安としてはハイハイをしたり、つかまり立ちをするようになります。指先などの細かい微細運動の発達としては、親指を使って物をつかむことができるようになります。

また、社会性の発達としては意思疎通が少しずつできるようになり、バイバイをする赤ちゃんもいます。

ただし、あくまで発達の目安であるため、個人差があります。まだできないこともあるかもしれませんが、赤ちゃんの成長・発育を見守りましょう。

もし、知的発達のことや発達障害について気になることがある場合は、かかりつけの医師や自治体の子育て関連の窓口に相談してみるのもいいかもしれません。

出典:「子ども家庭総合評価票」/厚生労働省

生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするとき

生後9カ月の頃、お世話をするときに、以前より嫌がり泣くようになったと感じるママもいるようです。生後9カ月頃の赤ちゃんがイヤイヤした場面をママたちに聞いてみました。


離乳食の時間

30代ママ
30代ママ

生後9カ月の頃、離乳食の時間に椅子に座らせようとするとわがままを言って泣いたり、身体を反らせたりすることがありました。食べ始めても途中で泣き出したり椅子からおりたがったりすることが増えました。椅子から落ちないよう注意して見るのが大変でした。

40代ママ
40代ママ

離乳食について育児書などで知識を得たつもりでしたが、月齢に合った離乳食はあまり食べずにイヤイヤしてばかりでした。離乳食の柔らかさや食材などを調整して工夫していました。

離乳食のときに、赤ちゃんがイヤイヤすることがあったというママがいるようです。椅子に座ることを嫌がったり、途中で嫌がって食べなくなってしまうと、ママも困ることがあるかもしれませんね。

離乳食の食べる量や進み具合は発達・発育と同様、赤ちゃんそれぞれのようです。育児書で得た知識だけではなかなか進められないというママの声もありました。


着替えやオムツ替えするとき

30代ママ
30代ママ

生後9カ月頃から癇癪持ちなのかなと感じることがありました。朝晩の着替えやオムツ替えのときに、仰向けに寝かせるとわがままを言うように嫌がることがありました。なかなか着替えができず困りました。

生後9カ月の頃は、着替えたり、オムツを替えたりするときに赤ちゃんが嫌がることもあるようです。お風呂に入れようとすると赤ちゃんがイヤイヤして、悩んだというママの声もありました。

社会性の発達も進み意思疎通が少しずつできるようになるため、生後9カ月頃から癇癪持ちではないかと感じたママもいるようです。


寝かしつけのとき

画像
iStock.com/si_arts
20代ママ
20代ママ

夜の寝かしつけのときに、まだ寝たくないのか、わがままのようにイヤイヤしたりハイハイで動き回ったりすることがあります。寝かしつけるのに時間がかかると、他の家事ができないので困りました。

寝かしつけのときに、赤ちゃんが泣くようになったと感じるママもいるようです。寝かしつけてから家事をしたいときは赤ちゃんがなかなか眠ってくれないと、ママも大変だと感じる場合もあるかもしれませんね。

生後9カ月の赤ちゃんは、さまざまな場面でイヤイヤすることがあるようですが、どのような理由があるのでしょうか。ママたちが考える、赤ちゃんのイヤイヤの理由を聞いてみました。


お腹が空いていない

30代ママ
30代ママ

離乳食を食べるときに嫌がるときは、お腹が空いていないのかもしれないと思いました。離乳食の前におっぱいを飲ませることがあったので、嫌がるときは少し時間をずらしたり、おっぱいを離乳食の後にしたりと工夫しました。

30代ママ
30代ママ

離乳食の途中で遊びたがり、わがままを言うときは、お腹がいっぱいになったのかなと思い、途中で切り上げるようにしました。食べる量が少なかったときは、離乳食の合間に果物などをあげていました。

離乳食のときにイヤイヤするのは、まだお腹が空いていないのかもしれないと考えるママがいました。赤ちゃんが離乳食を嫌がるときは、離乳食前に体を動かして遊ぶ時間を作ったり、一回の食事量を見直してみたりするのもよいかもしれません。


自由に動きたい

20代ママ
20代ママ

生後9カ月になり、自分で寝返りをして起き上がれるようになると、お世話をするときにわがままを言うことが増えたように感じました。オムツ替えで寝かせたときは、自分の好きなように動きたいと感じて嫌がっているのかなと思いました。

30代ママ
30代ママ

チャイルドシートに座ることを嫌がるときは、動けないことを退屈に感じて、わがままを言っているのかなと思いました。できるだけイヤイヤしないように車のなかで使えるおもちゃを用意すると嫌がらずに座ってくれることが増えました。

生後9カ月になると、ハイハイやつかまり立ちをして自分で動くようになる赤ちゃんもいるのではないでしょうか。赤ちゃんが自由に動きたいと感じてイヤイヤする場合もあるのかもしれませんね。


もっと遊びたい

画像
iStock.com/FabrikaCr
40代ママ
40代ママ

雨の日に一日家のなかですごしたときは、夜なかなか眠れずに悪循環になってしまうことがあって、遊びたりなかったのかなと思いました。雨の日もなるべく家の中で体を動かす遊びをしています。

生後9ヶ月の赤ちゃんがもっと遊びたいと感じ、イヤイヤすることもあるかもしれません。寝かしつけを嫌がるときは、少し遊ばせてから寝かしつけるとすんなり寝てくれたというママの声もありました。もっと遊びたいと夜更かししてしまうと次の日も機嫌が悪く、悪循環になってしまうと感じたママもいるようです。

雨で外に出られない場合は、家の中で体を動かせるよう工夫しているママもいるようです。

こちらの記事も読まれています

生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤしたときの対応方法

赤ちゃんがイヤイヤしているときは、どうしたらよいのか悩むママもいるかもしれません。実際に、赤ちゃんがイヤイヤしたときママたちはどのように対応したのでしょうか。


赤ちゃんの興味をそらす

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんがイヤイヤしてお世話ができないときは、おもちゃを渡して赤ちゃんの興味がおもちゃに向くようにしています。おもちゃで遊んでいる間にお世話をしています。

赤ちゃんがイヤイヤしたときは、楽しいことに興味を向けるようにしているというママがいました。他にも、外に出て赤ちゃんも自分も気分転換すると、イヤイヤがおさまったというママの声もありました。


共感しながら声をかける

40代ママ
40代ママ

赤ちゃんがイヤイヤし始めたら、「嫌だね、飽きちゃったね」など、赤ちゃんの気持ちに共感した声かけをするようにしています。自分の気持ちも落ち着くことがあります。

赤ちゃんが泣き始めたら、泣いている理由を考えながら、声かけをしたママもいるようです。赤ちゃんの気持ちに寄り添うことで、ママも落ち着くことができるかもしれません。


少し様子を見る

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんがわがままを言って、イヤイヤがおさまらないときは、赤ちゃんの安全面に注意して少し様子を見ることもあります。時間が経つと、赤ちゃんも自分で興味のあるものを見つけ、泣き止むこともありました。

赤ちゃんがイヤイヤするときは、しばらく様子を見るというママもいました。さまざまな対応をしても、赤ちゃんがなかなか落ち着かないときは、少しの間、赤ちゃんの安全面に注意して様子を見ながら待ってみるのもよいかもしれません。

生後9カ月のイヤイヤは赤ちゃんにあわせた対応を

画像
iStock.com/itakayuki

今回の記事では、生後9カ月の赤ちゃんがイヤイヤするとき、ママたちが考えるイヤイヤの理由と対応方法などについて体験談を交えてご紹介しました。

生後9カ月の赤ちゃんは、さまざまな場面でイヤイヤして泣いたりわがままを言ったりすることもあるようです。自分で自由に動きたい、もっと遊びたいなど、イヤイヤする理由は赤ちゃんによっても違いがあるかもしれません。

赤ちゃんがイヤイヤするときは、気をそらせたりママが落ち着く時間を作ったりしながら、赤ちゃんにあわせた対応ができるとよいですね。

2018.08.17

しつけカテゴリの記事

「イクメンって言葉が嫌い」は男女の分断を広げる?【てぃ先生×治部れんげ】
子育てや教育のテーマを元に読者から集めた質問にゲストスピーカーと対話する動画記事コンテンツ。