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習い事はいつから始める?子どもの「好き」を見つけるために幼児教室を体験
子どもに習い事をさせたい場合、絵画、習字、水遊び、英語などさまざまなことを体験できる教室に通わせてみてから方向性を決める、という選択肢があります。今回は、習い事を始める理由や目標、いつから始めるのがいいのか、また幼児教室での体験談などをご紹介します。
習い事をさせたい理由や目標
子どもの習い事を継続させるためにも、理由や目標をなるべく親が意識しておきたいものですね。筆者自身が思ったことや、周辺のママたちと話したなかでは、以下の場合が多いようです。
「好き」を伸ばしたい
親としては子どもが生まれたら、少しでもその子の可能性を伸ばしてあげたいですよね。
子どもの「好き」や「得意」を見つけて可能性を伸ばし、将来の役に立つものや、生きがいになればと願うものではないでしょうか。
体を鍛えさせる
体が弱い、日頃から運動不足といった理由から「体力をつけてほしい」という思いで体操や水泳などを始めさせることもよく聞きます。
集団生活に慣れさせる
習い事の内容を身につけるのはもちろんのこと、いろいろな子のいる環境に慣れ、人見知りの克服や集団生活のルールなども守れるようになるようにと、始めさせる人もいます。
他の人からの情報で
なかにはママ友から習い事の内容を詳しく聞くうちに、始めるきっかけになることもあります。
教室への通いやすさやレッスンの時間帯、先生の教え方や子どもたちの様子などを実際に習わせているママ友から聞き
「うちの子も好きそうかな」
「楽しんでできるかも」
と興味を持ち始めることもあります。
習い事を始める年齢と傾向
習い事を始めさせる年齢はいつからか、それぞれの年齢別に傾向や特徴をまとめてみました。
2歳から
乳児の頃よりはお昼寝も少なくなり、活動時間も増えてコミュニケーションの幅も広がり、
そろそろ何か習わせようかと考え始める時期かもしれません。
筆者は子どもが2歳半頃に体操を習わせたのですが、イヤイヤ期なのとレッスンの時間がちょうど眠くなるタイミングでもあったのか、毎回ぐずって大変でした。
結局3カ月でやめた苦い経験になりました。
3歳から
入園を意識し始める年齢です。トイレトレーニングや、イスに座って先生のお話を聞けるように、など入園に向けて準備を始める人も増えてきます。
はさみを使えるようになったり、食事もこぼすことが少なくなるなど、手先が器用になってくる時期です。
年中から
保育園や幼稚園に入園してからすぐは、園に慣れるのがやっとの子も。息子が通った幼稚園の課外クラブは、年中から始められるようになっていました。
周囲にも、体力的に余裕の出てくる年中から、習い事を始める友だちが多かったように思います。
【体験談】いろいろなことを経験できる幼児教室
決まった習い事をする前に、さまざまな体験ができる教室があるのをご存じでしょうか?筆者の息子の体験談をお届けします。
通わせたきっかけ
体操教室をやめて、幼稚園入園まであと1年と少しというころ。リトミック教室にはベビークラスから通わせていましたが、
もう少し何かができるのでは?と思っていました。
しかし実際に、どんな習い事が息子に向いているのかと迷っていたところに、ママ友からこの幼児教室を教えてもらいました。
集団生活も学べ、いろいろなことを体験できて好奇心旺盛な息子にピッタリだと思えたので入会させました。
どんな教室?
母子分離型のプレスクールのような教室で、2~3歳の未就園児が対象です。息子は3歳の4月から約1年間、毎週火曜と金曜日、10時から3時間、お弁当を持って通いました。
教室での内容は、英語、絵画や工作、習字、水遊び、料理など、季節のイベントも交えながら、鉛筆の練習や色塗りなどの知育系のワークもときどき取り入れ、実にさまざまなことを体験させてくれる教室です。
子どもの様子は、お迎えに行ったときに毎回細かく先生から聞かせてもらい、さらにブログでも様子が見られたので安心でした。
息子の性格や特徴について客観的な意見が聞けたので、幼稚園で気をつけたいことなどをある程度、把握できました。
トイレトレーニングでも積極的にオムツを外し、「失敗しても大丈夫だから」と優しくサポートしてくれたことなどありがたかったです。
以下に体験した内容を紹介します。
1.英語
英語の先生が英語カードを見せていっしょに発音の練習や、英語の歌を歌う、ジェスチャーをしながら英語でやりとりなどをしていました。息子は帰宅してからも口ずさんでいてびっくりしました。
2.絵画、工作
鉛筆やクレヨンだけでなく、絵の具を使って絵を描いたり、工作もして、作品をよく持ち帰ってきていました。イスに座って作業に集中するということもここでよく慣れたと思います。
3.習字
一人ずつ先生に教えてもらいながら、「し」や「く」など、書きやすい簡単な文字から真剣に書いていました。
自分には習字の心得はなく、家で幼児に習字を教えるとなると躊躇してしまいますが、教室で先生に教えてもらえるのは貴重な体験だと思えました。
4.水遊び
小さなビニールプールでしたが、暑い日にはよく水遊びをしていました。飽きずに楽しくみんなで遊んで、終了時間がくるのを残念がっていたそうです。
5.料理
野菜を手でちぎる、子ども用のナイフで切る、箸で混ぜるなど子どもができることをみんなで協力して、カレーやサンドイッチなどの簡単な料理をしていました。
ランチタイムにみんなで食べるというのが、とても楽しかったようです。当時、野菜嫌いで少食だった息子も完食していたようです。
子どもの「好き」を見つけるために
子どもの習い事は、楽しんで継続できればいいですが、始めてみたら子どもに向いていない、嫌がるようになったというのでは無理に継続できませんね。
まだどんな習い事が向いているのか迷うときには、ご紹介したようなさまざまな体験ができる教室に通わせてみると、子どもの好きなもの、得意なものを見つけるヒントになるのではないでしょうか?