教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫はよく私を褒めてくれます。
しかも、結構オーバーに。
身近な人からの褒め言葉の効力たるや絶大で、褒められると舞い上がるタイプのお調子者な私はすっかり有頂天。
2歳の息子とお腹の赤ちゃんに振り回されてフラフラな毎日でも気合いで乗り切ることができています。
だからこそたまに
「いつもの褒め言葉、今すぐちょうだい!!」
というような禁断症状が出ることがあるのですが(夫の褒め言葉、もはや栄養ドリンク扱いです)
バカ正直に「ねえねえ褒めて」なんて言ったところで夫も困るでしょうし、そんな時に私がちょいちょいやっているせせこましい作戦を、今回は恥を忍んでお見せします。
昔、とある読み物で「冷蔵庫に残った食材でパパッと気の利いた料理を作れる女性」がモテるという記述を見つけた私、主戦場をココに設定しました。
たいして料理の腕のない私が正攻法で挑むより、この戦法を選んだ方がポイントが稼げると踏んだのです。
首尾よく夫のハートを鷲掴めるでしょう。
もちろんナチュラルにこれができれば問題ないのですが、そんなことができる女性はおそらく相当な凄腕。
なので私は毎週頼んでいるお野菜宅配サービスの注文の時点から献立の計画を立て、その端材で自分の得意料理が作れるように仕組んでおいたのです。なんてあざとい!
ところがたいへん素直な夫はまんまと私の料理の腕をべた褒めしてくれるので、毎度、とても元気が出ます。
まだるっこしい上に騙すようなことをして少し申し訳ない気持ちはありますが、できないこともできるように振舞っていればもしかするといつか本当に自分の料理のスキルも上がるかもしれないし……?
Profile
イラストレーター。2015年に生まれた2歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。
2017.05.17
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