2歳になると、子どもの体力もつき、遊び方もどんどん活発になってきます。言葉の数も増え、指先も器用になる子も現れて、だんだんと遊びの幅も広がってきますね。そんなパワー溢れる2歳の子どもを持つママは「今日はおうちの中でどうやって過ごそう?」と悩んでしまうことも多いのではないでしょうか?そこで今回は、2歳児の成長に役立つ、お部屋の中でできる遊びやゲームをご紹介します。
2歳になると、歩き方が安定し、走ったり飛び跳ねたり、段差をのぼったりとさまざまな動きができるようになる子も出てきます。
また、音楽や掛け声に合わせて早歩きや、ゆっくり歩くこともできはじめる子も現れます。
両手で鉄棒を握って数秒程度ぶらさがることや、マットなどの上で横にごろごろと転がる動きができる子も増えてきます。
色の名前、動物の名前、お友だちの名前、食べものの名前など、さまざまな物の名前を覚えて使えるようになってきます。
物の名前以外にも
「ありがとう」「ちょうだい」
「いやだ」「だめ」「~したい」
など、自分の意思を、言葉で相手に伝えられるようになる子どもも出てきますね。
「これなに?」「なんで?」
「どこいくの?」
など質問をしてくることもあるかもしれません。
お絵かきは集中力を高めるだけでなく、字を書く練習にもつながると言われています。
1歳の頃は、ペンを持つことに興味が湧かなかったり、殴り書きのようだったりしたお絵かきですが、2歳になると一気にお絵かきを楽しめるようになります。紙の上で自分なりのストーリーを持ちながら、描くことでストーリーを進めていったり、人の顔のようなものや、キャラクターを真似して描いてみたり。
使うものは、クレヨンや濃い鉛筆など持ちやすく、壊れにくく、はっきりとした線が描きやすいものがいいでしょう。「晴れた日のお空みたいなきれいな青だね」「うさぎさんがぴょん、とジャンプするよ」などの声かけをしながら、いっしょにお絵かきを楽しんでみましょう。
子どもにとって、積み木を集中して積むことは想像力を膨らませたり、掴む、にぎるなどの動作を覚えるという役割があると考えられています。始めの頃は、高く積むことを目指して、積み上げられたら手をたたいていっしょに喜んであげましょう。
積み木に慣れてきたら、まずは大人から、物の形に見立てて遊ぶやり方を見せてあげます。家を作って、人形を入れて遊んでみたり、色のついた積み木を並べて「しましま模様のへびさんだよ~」と言ってみたり。子どもにとって「こんなこともできるんだ!」という発見をさせるようなことを見せてあげると興味も高まるかもしれません。
「ごっこ遊び」は2~3歳で始まり、男女問わず、社会性や協調性、コミュニケーション能力を育てる、大切な遊びだと考えられています。最初はママになりきってご飯を作ってくれたり、「いただきます」と手を合わせて食べる真似をしたりするでしょう。
日常生活の挨拶や習慣を入れながら、大人も混じっておままごとを楽しみましょう。「○○ちゃんのお料理、半分くださいな」「一つママにも貸してくださいな」などの声かけをすれば、一人遊びとは違う、相手がいる遊び方を学べます。「果物屋さん、すっぱいレモンを一つください」などの声かけで、物の名前を覚えていくことにも役立ちます。
パズルは集中力を高め、手先の訓練になると言われています。2歳の子どもができる、パズルのピースの目安は10ピースほど。
まずは簡単なものから始めて、上手になったらピースを増やしていくとよいでしょう。初めてパズルに挑戦するときは、木製のものなど厚みのあるものの方がつかみやすく、チャレンジしやすいようです。
粘土遊びは、握る、つぶす、丸める、ちぎるなどの動作を通して、手先の器用さを養うことに一役買ってくれます。
最初から「何かの形を作ろう」と意気込まなくても大丈夫。まずは触ることを楽しませてあげてください。慣れてきたら、大人と一緒に、食べものや動物などの形にしてみましょう。子どもが「これを作ってみたい」と思うことで、想像力や指先からものを作る創造性を高めてくれるでしょう。
どこへ飛んでいくかわからない風船を使った遊びは、幼稚園や保育園などでもよく行われます。風船は投げるだけでなく、蹴ったり、足の間を通してみたり、頭に乗せてみたり、さまざまな遊び方が工夫できます。
他にも、うちわや下敷きなどを使ってあおいでみたり、ゴールを決めてそこまで転がしてみたりと、子どもにとってもわかりやすいような、簡単なルールを決めて遊ぶのも楽しいでしょう。
しっぽとりゲームは、ズボンにタオルやひものようなしっぽの代わりになるものを挟んで、取られたら負け、というゲームです。複数人でも、親と子の二人きりでも楽しめます。子どもには、「負けて悔しい」「勝って嬉しい」という気持ちを体験させてあげることができるでしょう。負けたときは「悔しい~!もう一回したい!」と言うことで、感情を言葉で表す方法を、示してあげるきっかけにもなります。
動物まねっこゲームは、体の動きや鳴き真似などを使って、動物の真似をするゲームです。
絵本や図鑑などの動物の絵を見ながら「これをやってみよう」と決めてもよいですし、「これは何の真似でしょう?」と、クイズ形式にしても楽しいですね。体を動かすことで体操にもなり、頭の中のイメージを言葉や体で表す練習にもなります。音楽をかけながら、動物になりきって部屋の中をぐるっと回るのも、子どもは楽しみながら、表現の幅を広げてくれるでしょう。
ブロックなら何かを作らなくちゃいけない、粘土なら形にしなくちゃいけない、などつい頭でっかちになってしまいがちですが、子どもの想像力はとても豊かです。
また、成長のスピードもさまざまです。子どもが新しい遊び方を始めたときは、その遊びを尊重してあげるとよいでしょう。子どもが自分から考えて、やる気や満足感を持てるような2歳児の室内遊びやゲームができるとよいですね。
2017年10月28日
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