パートで残業があるママの中には、そもそもパートは残業をしてもいいのかや残業代はどうなるのかなど、気になっている方もいるのではないでしょうか。今回は、パートの残業について厚生労働省の資料をもとに解説します。
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残業とは、本来決められた労働時間以外に働くことを指します。
パートであっても残業手当を支払ってもらえるのでしょうか。残業代について説明します。
法労働定時間内の残業のときは残業手当がつきませんが、労働時間は分単位で計算することが原則とされています。通常の賃金計算と同じように、1時間あたりの賃金が支払われます。
残業は断りづらいですが、正当な理由があれば断ることができます。
育児や介護などの正当な理由がある場合は残業を断れます。厚生労働省の資料によると、3歳未満の子どもを養育している場合には所定労働時間を超えて労働させてはならないという決まりになっています。
小学校就業の始期に達するまでの子を養育する場合には1カ月24時間、1年150時間を超えて時間外労働をさせてはならないとされています。
また、労働基準法では、妊娠中や産後8週間に満たないママが時間外労働や休日労働、深夜業をさせることはできないと記載されています。
労働者と会社間で取り交わされる約束事を書面契約する労使協定によっては、時間外労働の制限の対象外にできる場合もあるので注意しましょう。
入社1年未満の労働者
小学校就業の始期に達するまでの子どもがいるときは、上記に加えて、日々雇用の方(1日単位でその都度雇用契約が結ばれる雇用形態)は対象外になる場合があります。
ママたちは残業をどのように残業を断っていたのでしょうか。
残業を上手に断るときは、所得税や配偶者控除を受けるため年収に上限があることや育児があるなどの理由を正直に伝えたり、残業ができない日ではなくできる日を伝えるとよいかもしれません。
小さな子どもがいたり保育園のお迎えがある場合は、会社側や上司にしっかり伝えることが大切のようですね。
育児など正当な理由がある場合は、残業を断ることができるようです。法定労働時間を超える残業や法内残業をしなければならないのかは、協定や就業規則によって決まっているようなので、残業ができない場合などは会社に確認してみるとよいかもしれません。
ママたちがどのように残業を断っているのかについてもご紹介しましたが、採用面接のときに残業についてしっかりと話し合えるとよいですね。
2019年06月24日
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