恋愛と結婚は違うとよく耳にしますが、結婚して喧嘩やすれ違いが増えてしまったというご夫婦もいるのではないでしょうか。夫婦仲が良くないことの子どもへの影響が気になりますよね。今回は、夫婦仲が悪いと感じている夫婦が、子どもへの影響を考えて取り組んでいる工夫についてご紹介しましょう。
夫婦仲が悪いな、と感じるときにはどのようなことから思うのでしょうか。
お互いに相手のちょっとした非に目をつむれず、責め立ててしまうなど、いつも喧嘩になってしまうと夫婦仲が悪いと感じる傾向にあるようです。
たとえば、ゴミ出しを忘れたとか、夜の間にお皿を洗っていなかったなど、日常のささいなことでも、喧嘩の原因になってしまいます。
一方的に責め立てられると、意地になってしまって素直に謝ることもできず、仲直りするきっかけもつかめないという悪循環に陥ってしまいがちではないでしょうか。
仕事の関係から、朝早く出て夜遅くに帰宅して、平日に見るのは家族の寝顔のみ、という場合もあるかもしれません。家族の生活時間のすれ違いや、忙しすぎて互いの予定を確認する以外の話題がないといった理由から、夫婦の会話がほとんど持てない場合も、夫婦仲が悪いと感じるようです。
また、子どもに関することで手一杯でお互いのことまで気にかけていられず、結果的に会話がなくなるということも。夫は仕事での頑張りを聞いてほしかったり、妻は髪型を変えたことに気づいてほしかったりしても、会話そのものが持てないと、互いにフラストレーションがたまっていってしまうことも考えられます。
結婚前は、手をつないでデートをしたり、別れ際にはハグをしていたふたりでも、結婚するとハグしたり手をつなぐ機会そのものが減ってしまうことがありますよね。
子どもが産まれてからは、子どもの世話で精いっぱいで、夫婦間のスキンシップが一切なくなってしまう場合も。夫婦仲が悪いとまでは言えなくても、相手に対して寂しい気持ちを持っている場合があるかもしれません。
結婚して夫婦ふたりで過ごしているときは、喧嘩したいときに喧嘩して、何日も口をきかないということがあったかもしれません。しかし子どもが増えると、夫婦ふたりで過ごしていたときと同じようにはいきませんよね。
喧嘩を避けるために、言いたいことがあっても子どもがいる場面では口に出さず、子どもが寝たあと、ふたりだけで話し合うようにするのは、夫婦仲の悪さを子どもに気づかせない工夫のひとつと言えるでしょう。
言いたいことがあったその瞬間から少し時間を置くことで、お互いに感情的になりすぎずに話し合える効果も期待できます。
「子はかすがい」とよく言いますよね。夫婦ふたりの間では会話がなくても、休日は親子で出かけるなどのイベントを作り、親子皆で過ごすことも、家族を築いていく上で大切な工夫だと言えるでしょう。
夫婦間で冷めた感情を持っていたとしても、子どものことで楽しい時間を共有していくと、また仲良くなるきっかけをつかめるかもしれません。
子どもの前では夫婦喧嘩をしない、と決めていても、つい感情的になって喧嘩してしまうことがあるのではないでしょうか。夫婦喧嘩の原因が子どもとは関係のないことでも、目の前で両親が喧嘩すると、自分のせいだと思い込み、傷つく子どももいるようです。
もし子どもの前で喧嘩してしまったら、あとから喧嘩の事情を説明し、決して子どものせいではないことを念押しするなど、フォローを入れることができます。夫婦仲がうまくいかないときでも、子どもを不安にさせない工夫だと言えるでしょう。
いつもは平日も休日も仕事に追われて忙しいのですが、その分、記念日を大切にしています。妻や子どもの誕生日、結婚記念日などは、必ず仕事を調整し、夕飯には間に合うよう帰宅してお祝いをしてきました。花束やケーキを買ってきて渡すなど、贈り物を渡すことも心がけています。
育児に追われてうっかりしているのか、妻の方が記念日を忘れていることもありますが、毎年のことでも、花束に驚いてくれるので良しとしています。
喧嘩して、あとから考え直すと自分が悪かったと感じたときは、素直に謝るようにしています。喧嘩してから随分時間が過ぎていることも多々ありますが、心の引っかかりがあるまま過ごすよりは良いので、思い切って謝るとうまくいくことが多いです。
また、どんなに主人に対して腹を立てているときでも、子どもの前で主人の悪口は言わないと決めています。夫婦仲がぎくしゃくしていたとしても、子どもが父親を慕い敬う気持ちは摘み取らずにいたいと思うからです。子どもが両親をつないで、結果的に夫婦仲も良い方向に進むような気がしています。
結婚して日常生活を共にしていく中で、仲が良いときも悪いときも両方を経験し、夫婦の関係は深まっていくものではないでしょうか。
喧嘩やすれ違いが絶えず、夫婦仲が悪いと感じるときも、子どもへの影響を配慮し工夫することが、夫婦仲を見直すきっかけになるでしょう。
2017年10月09日
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