幼稚園の個人面談では何を話す?服装や質問内容、クラス別で聞きたいこと

幼稚園の個人面談では何を話す?服装や質問内容、クラス別で聞きたいこと

幼稚園の個人面談はどのような服装で行けばよいのか、話す内容や質問内容について気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、幼稚園の個人面談では何を話すのか、服装や内容、年少、年中、年長と子どものクラス別に聞きたいこと、親だけでもよいのかなどについて、体験談をもとにご紹介します。

幼稚園の個人面談

幼稚園では、先生と保護者が子どもについて話しあうために、年に1、2回ほど個人面談が行われるようです。面談時間は園児ひとりにつき10分から30分程度、子どものクラスで行われることが一般的とされていますが、幼稚園によって違いはあるようです。

個人面談は、子どもの成長を幼稚園と家庭でサポートするために、双方の意識をすりあわせることが目的とされているようです。子どもについて先生とゆっくり話す機会はあまり多くないので、保護者も個人面談のときは先生としっかり話せるように、事前に質問などを準備をして行くとよいかもしれません。

個人面談は、基本的に先生と親だけで行われるようですが、子どもを預けられないなどの理由で連れていかなければならない場合は、事前に幼稚園に相談するとよいかもしれません。

個人面談の服装はどうする?

個人面談にどのような服装で行けばよいのか悩むかもしれません。ママたちにどのような服装で行ったのか聞いてみました。


カジュアルな服装

「服装の指定はなかったので、チュニックにパンツとカジュアルな服装で行きました。先生もエプロン姿での個人面談だったので安心して話ができました」(5歳児のママ)

「仕事が終わって家に帰る時間がなかったため、会社の制服にカーディガンを羽織って行きました」(6歳児のママ

服装にこだわらなくてもよい場合は、いつも幼稚園の送迎のときに着るようなカジュアルな服装ででかけるというママの声がありました。着慣れた服装だと、先生も親もリラックスして話ができるかもしれませんね。


きれいめの服装

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「先生とお話するのでなるべくきちんとした格好の方がよいと思い、個人面談のときの服装はブラウスにスカートという服装で行きました」(4歳児のママ)

幼稚園の雰囲気にあわせていつもより上品な服装を選ぶこともあるようです。先生と面談をするということから、礼儀としてきれいめの服装を着て行ったというママの声もありました。

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幼稚園の個人面談の内容

幼稚園の個人面談はどのようなことを聞かれるのか、どのようなことを話したらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。個人面談で話される内容について聞いてみました。


幼稚園での子どもの様子

「家ではご飯をあまり食べない子どもなのですが、給食をたくさん食べてえらいですねと褒められました。幼稚園ではおかわりしてたくさん食べているようで驚きました」(4歳児のママ)

「泣いているお友だちがいると声をかけてあげたり、先生のお手伝いをしてくれたり優しい子ですねと言われました。家ではお手伝いなどすることがないのでびっくりしたのですが、これからは家でもお手伝いをさせてみようと思いました」(4歳児のママ)

個人面談ではまず、子どもの幼稚園でのよう様子について伝えられるようです。成長の様子や、お友だちとのつきあいなど、家では見ることのできない意外な一面を知ることができそうです。幼稚園での子どもの姿を知ることで、ママの心配や不安なども少し軽くなるかもしれませんね。


家での様子

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「先生からは家での生活リズムや好きな遊びなどを聞かれました。おしゃべりが大好きでずっと話していることを伝えると、幼稚園でもいろいろな人に話しかけている様子を教えてくれました」(5歳児のママ)

「家では甘えてよく泣くことを話すと、幼稚園では全く泣かないとのことで先生はびっくりしていました。幼稚園ではがんばっているんですねと先生が言ってくれました」(4歳児のママ)

個人面談のときは、先生から、子どもの家でのすごし方などを質問されることもあるようです。園での様子と、家での様子をすりあわせながら、これからのサポートの方針などを話せるとよいですね。

子どものクラス別で聞きたいこと

子どもの年齢によってママやパパが先生と話したいことも変わってくるのかもしれません。どのようなことを話したのかクラス別で聞いてみました。


年少

「年少の頃、なかなかオムツが取れず、どうしたらよいか個人面談のときに相談してみました。アドバイスをもらい、そのうちできるようになるから焦らなくて大丈夫と言ってもらえてホッとしました」(4歳児のママ)

「毎朝幼稚園バスに乗るとき嫌がって泣くことを先生に相談しました。幼稚園に着く頃には笑顔になっていると聞いて安心しました」(3歳児のママ)

年少の頃は、初めての幼稚園生活で子どもだけでなくママも心配なこともあるのではないでしょうか。気になることや不安なことは先生に話してみると、気持ちが楽になることもあるかもしれません。


年中

「クラス替えをして、いつもいっしょに遊んでいた友だちと別のクラスになってしまい、新しい友だちができたか心配だったので先生に聞いてみました。クラスの友だちとも仲良く遊んでいることを聞き安心しました」(5歳児のママ)

「娘から友だちから『私以外の子と遊んじゃだめ』と言われたようで、私もどのようにしたらよいかわからず先生に相談しました。先生は気にして様子をみてみますねと対応してくれました」(5歳児のママ)

幼稚園生活に慣れてくる年中の頃は、できることも増える分、今までとは違う心配ごとも出てくるかもしれません。中には環境の変化に敏感な子もいるようなので、先生と密に連携が取れるよう、個人面談で気になることはしっかり確認しておけるとよいかもしれません。


年長

「落ち着きがないときがあり、小学生になるのに大丈夫かなと心配でした。幼稚園での活動では、製作など集中してやっているから心配ないと言ってもらい、家での接し方のアドバイスをいただきました」(6歳児のママ)

「クラスで逆上がりできないのが息子だけになってしまったようで、悔しがっていました。先生にもそのことを伝えたところ、先生が練習につきあってくれるようになりました」(5歳児のママ)

年長になると、小学校入学を控え、子どもの成長に心配や悩みを感じるママもいるかもしれません。幼稚園ではしっかりしているという先生の話を聞いて、安心したというママの声もありました。子どもが小学校入学に向けて心と体の準備ができていけるように、幼稚園と親が力をあわせてサポートしていけるとよいですね。

子どもの成長に役立つ個人面談にしよう

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幼稚園の個人面談では、子どもをサポートするために情報共有することが目的のようです。話される内容は年少、年中、年長などクラス別で違いがあるかもしれません。服装や親だけで参加するのかなど、気になる場合は幼稚園に事前に確認するとよいでしょう。

心配なことや聞きたいことは質問し、個人面談を有意義な話しあいにできるとよいですね。

2018.07.19

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