パパと娘の関係。遊びで意識していることや幸せを感じるときの体験談

ママが感じるパパと娘の絆など

パパと娘の関係。遊びで意識していることや幸せを感じるときの体験談

女の子を育てているパパのなかには、娘とよい関係を築くにはどうすればよいか知りたいという方もいるのではないでしょうか。娘とどのようなお出かけや遊びを楽しんだらよいか知りたい場合もあるでしょう。パパたちが娘との関係をどう思っているかや、関わりのなかで意識していることなどを聞いてみました。

パパと娘はどのような関係を築いている?

パパと娘の関わりについて、世間では女の子ならではの難しさがあるのではという声もあるようです。実際にパパたちは娘との関係についてどのように思っているのでしょうか。

30代パパ
30代パパ

ママと同じくらい子どもと関わる時間を持っているおかげか、いっしょに遊ぼうと誘ってくれたり困ったことがあったら自分にも頼ってくるので、よい関係を築けていると思います。子育てで悩む場面はありますが、女の子だからといって特別難しいと感じたことはないです

50代パパ
50代パパ

厳しく叱っても嫌われないくらい信頼関係を築けていると思います。自分が男兄弟だったので、人形遊びに付き合うときなどはどうしたらよいのかわからなくて戸惑うこともありますが、いっしょに遊んでいて少し前までできなかったことができるようになるところを見られるとうれしいです

今回お話を聞いたパパからは、娘との関係には自信があるという声がありました。パパと娘の関係性において、「いっしょにすごす時間」がひとつのポイントのようです。

女の子ならではの難しさとして、遊び方の違いをあげるパパや、特に感じないというパパもいました。パパと娘の関係で感じることはそれぞれ異なるようです。

ママから見たパパと娘の関係

パパに抱かれて寝ている女の子の赤ちゃん
iStock.com/Yagi-Studio

パパと娘の関係は、そばにいるママからはどのように見えているのでしょうか。

30代ママ
30代ママ

どんな遊びでもいっしょに本気で遊んでいるので、パパとして頼ったり甘えたりしながらも友達のようにすごせる、羨ましいくらい仲良しな関係を築けていると思います。親として必要な場面では厳しいので、そこからの信頼もあるのだと思います

30代ママ
30代ママ

いっしょにすごす時間が多いので子どもにとってママとパパの差はなく、パパとその日あった出来事や出かけてみたいところなど毎日活発に話をしています。子どもをしっかり受けとめられる大人が家庭に二人いることは、子どもにとっても私にとっても安心感があります

30代ママ
30代ママ

私が子どもの頃は父が毎日食事を作っていたので、結婚相手も家事ができる人がよいと思い、のちに知り合った夫と結婚しました。今は夫が子どもの朝食づくりやお風呂などの家事育児をしているので、子どもたちも私と同じような結婚観をもつのだろうなと思っています

ママたちに話を聞くと、パパと娘の間にしっかりとした絆を感じているという声がありました。パパとの関わりが娘の将来の結婚観に影響すると考えるママもいるようです。

こちらの記事も読まれています

パパが娘の関わりで意識していること

娘とよい関係を持つためにパパたちにも心がけていることがあるようです。普段の関りのなかでどのようなことを意識しているか、パパ本人やそばで見ているママに聞いてみました。


お出かけや遊びを楽しむ

ベンチのある公園
iStock.com/7maru
30代パパ
30代パパ

共働きで忙しくしているので週末はつい家でのんびりしがちなのですが、たまには子どもを連れてお出かけするように意識しています。場所は気軽に行ける公園や地元で行われているイベントなどが多いです

30代パパ
30代パパ

お風呂での水遊びや簡単な料理など、普段の生活のなかで手軽にできる遊びは積極的にしています。特別なことをしなくてもアイディア次第で遊びに変えることを覚えて、子どもたちもいろいろ工夫して楽しんでいます

娘との関わりのなかで、楽しい気持ちを共有したり成長を感じられる遊びを大切にしているというパパがいました。


コミュニケーションを大切にする

30代パパ
30代パパ

娘は絵を描きながらでも遊具を登りながらでもとにかくよくしゃべるので、聞かれたことに答えたりこちらから質問したりして、遊びの最中も言葉でのやりとりを大切にしています

50代パパ
50代パパ

できなくて当たり前、わからなくて当たり前という意識を常に持ち、叱るべきときはしっかり叱るようにしています

言葉でのコミュニケーションや接し方のメリハリを意識しているというパパの声がありました。いっしょに楽しいことをするだけでなく、しつけの場面ではしっかり叱ることが、信頼関係を築く上では必要かもしれません。


子どもがしたいことを尊重する

30代パパ
30代パパ

娘は『あれをしたい』『ここに行きたい』と常に要望の多い子どもなのですが、無理なく実現できることはできるだけ叶えてあげたいと思っています。経験は財産になると考えているのと、単純によろこばれるとうれしいからです

30代ママ
30代ママ

子どもが女の子向けのアニメに興味を持ちはじめて少し経った頃、夫がキャラクターの名前や特徴について詳しくなり子どもと語り合っていて驚いたことがありました。子どもが興味を持ったものを理解しようとしているのだと感じました

女の子は成長するにつれておしゃれやかわいいものに興味が出てくることもあるでしょう。パパの趣味とは異なる場合でも、子どもの気持ちを尊重したり子どもが興味をもっているものについて知ろうとすることが大切なようです。


子どもに合わせすぎない

30代ママ
30代ママ

パパは自分の好きな場所や好きな音楽に子どもを誘い、そこでいっしょに本気で楽しむから娘も同じ場所・同じことが好きになるようです。私は子どもの好きを優先しがちですが、新しい世界を知る意味でもパパの接し方はよいなと思ってます

50代パパ
50代パパ

娘の機嫌をとったり、かけっこやゲームなどの遊びでわざと負けることはしないようにしています。悔しい、負けたくないという感情を育てることも大切だと思っています

娘の好みを尊重するだけでなく、自分の好みについても知ってもらい楽しみを分かち合うというパパがいました。遊びのなかでは手加減をしないよう意識しているというパパの声もありました。

パパと娘の絆を深めよう

プレゼントを包むパパと女の子
iStock.com/Bobby Coutu

パパと娘がよい関係を築くには、いっしょに遊びを楽しみ必要な場面では叱るメリハリのある接し方が大切かもしれません。

そばで見ているママからは、パパ自身も娘との関わりを楽しんでいるからこそよい関係を持てているのではという声がありました。

娘との関係に自信がないというパパは、まずはいっしょにすごす時間を増やしてお互いについて知る機会を持つとよいかもしれませんね。

2019.05.27

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。