子育てと仕事を両立するには?疲れたときの家事の工夫

家事や子育てを楽しむためのコツ

子育てと仕事を両立するには?疲れたときの家事の工夫

子育てと仕事の両立の仕方が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、家事や育児で疲れたときにどのような対処をするのかや、忙しさで辛いと感じ仕事を辞めることを考えたときにどのような工夫をしたのか、子育てや家事を楽しむためのコツについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

仕事と子育て、家事についての悩み

仕事をしながら子育てや育児をしているママたちは、どのようなことに悩みを感じているのでしょう。

「仕事と子育てと家事を行うことは出産前にイメージしていたことより大変で、疲れたと感じてもなかなか休むことができないことが悩みです」(40代ママ)

「家事と子育てをしっかりやりたいのですが、仕事が忙しいと思うようにできず、ときどき仕事を辞めるか考えることがあります」(30代ママ)

仕事と子育て、家事などを行うときに思うようにできず悩むママがいました。出産後に仕事に復帰すると、子どもが生まれる前の生活との違いが出てくるために辛いと感じることもあるかもしれません。

子どもが生まれて変化したこと

実際に子どもが生まれると生活はどのように変わるのでしょう。子どもが生まれて変化したことについて仕事をしながら子育てをしているママたちに聞いてみました。


家事にかかる手間が増えた

ランドリースペース
iStock.com/PeopleImages

「子どもが生まれてからは洗濯やご飯作りなどの家事にかかる手間が増えました。子どもの服を大人のものと別に洗ったり、おかずを子ども用に作ったりするため家事に時間や手間がかかり大変になったと感じています」(30代ママ)

子育て中は子どものために必要な家事が増えることもあるようです。他には、家事のなかでも小さくて数の多い子どもの服やお世話用品は、収納の工夫が必要なので手間がかかるというママの声もありました。


時間の使い方

「仕事に復帰してからは子育てと家事をスムーズに行うために時間の使い方が変わりました。朝は必要な家事をこなしてからあわてずに仕事に出かけたいので、子どもが生まれる前より1時間以上早く起きるようになりました」(30代ママ)

仕事と子育て、家事を行うために家にいるときの時間の使い方が変わったというママがいました。ママのなかには、子どもを寝かしつけたあと夜遅い時間に家事を行うようになったという声もありました。


疲れたときの休み方

「子どもが生まれてから、疲れたときは時間で区切って休むようになりました。平日仕事で疲れたときには、帰宅してから10分ほど座ってお茶を飲んで休憩してから家事をするようにしています」(40代ママ)

「仕事で疲れたときは、休日の昼間などに短時間横になって休んでいます。平日にできなかった家事もあるので、休む時間も計画的に取るようにしています」(30代ママ)

必要な家事をこなすために休む時間を計画して取るようにしているママがいました。子育て中は仕事で疲れたときもゆっくり休みにくいことから、短時間でも疲れが取れやすくなるようなすごし方ができるとよさそうですね。

こちらの記事も読まれています

仕事と子育てを両立する工夫

仕事と子育てを両立するために、どのような工夫をするとよいのでしょう。実際にママたちが行った工夫を聞いてみました。


家事の負担を減らす

食洗器
© Tsuboya - Fotolia

「仕事に復帰してからはそれまでと同じように家事を行うことが難しくなったので、家事の負担を減らす工夫をしました。自動調理家電や食洗機などの時短家電を利用するようにしたところ、家事にかかる時間がかなり減ったように感じました」(30代ママ)

家事を助けてくれるような家電を活用しているママもいました。調理家電の他に自動で床を掃除してくれるロボット掃除機などもあります。生活スタイルにあわせて利用するとよさそうです。


夫婦で協力する

「私が仕事に復帰してから子育てや家事の負担が大きく感じ、仕事を辞めるか夫に相談しました。夫からは『お互いに協力しよう』と言ってもらえたので、朝の家事は出勤時間の遅い私が行い夕方帰宅してからのご飯の支度や片づけなどの家事は夫婦で分担するなどしたところ、あまり負担を感じなくなりました」(40代ママ)

仕事と子育てを両立するために夫婦で家事を協力してこなすこともあるようです。仕事の時間や保育園のお迎えの時間、家事にかかる時間などを夫婦でいっしょに考え、お互い協力しあえるようにスケジュールを立ててみてもよいかもしれませんね。


ベビーシッターなどを利用する

「仕事と子育ての両立が辛いと感じたときに子育ての時間を効率的に使いたいと考えて、ベビーシッターを利用しました。仕事が忙しいときだけお願いするようにしたところ、子育てとの両立がしやすくなりました」(30代ママ)

仕事と子育ての両立が難しいと感じたときにはベビーシッターを利用する方法もあります。他には、保育園のお迎えに行けないときなどにファミリーサポートを利用しているというママの声もありました。

子育てや家事を楽しむコツ

仕事を続けながら子育てや家事を楽しむことができるとよいですよね。ママたちに楽しむコツを聞いてみました。


無理をしない

「仕事復帰してからは家事で無理をしないように心がけています。仕事帰りにお惣菜を買って帰ったり、夫のワイシャツはクリーニングに出したりとあまり頑張りすぎないことで、子育てにゆとりをもつことができます」(40代ママ)

気持ちにゆとりをもつには、「無理しないこと」もひとつのポイントとなりそうです。仕事が忙しいときにはデリバリーを利用して、ご飯作りの時間を子どもとゆったりとすごす時間に回しているというママの声もありました。


自分のための時間をもつ

「仕事と子育ての両立をするために休日などに自分のための時間をもつようにしています。夫に子どもとお散歩に出かけてもらっている間好きな曲を1人でゆっくり聴いてリラックスすることで、家事や子育てを楽しいと感じるゆとりがもてます」(30代ママ)

子育てや家事を楽しむために自分の時間をもつようにしているママがいました。疲れたときに趣味などの好きなことを行う時間を取ることで、気持ちにゆとりが出てくることもあるようです。

仕事と子育てと家事のバランスを工夫しよう

親子
iStock.com/Yagi-Studio

子育てをしながら働いているママたちは、仕事で疲れたときに家事の負担を減らすなどの工夫をしているようです。仕事と家事で忙しく辛いと感じることや仕事を辞めることを考えることもあるかもしれませんが、家事を分担したりベビーシッターを利用したりして、仕事と子育てと家事のバランスを工夫できるとよいですね。

仕事と子育てを両立させるコツ。働くママたちのタイムスケジュールや家事の効率化

仕事と子育てを両立させるコツ。働くママたちのタイムスケジュールや家事の効率化

2019.03.11

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。