
赤ちゃんの抱っこをするとき、いつまでも寝るときに抱っこをするのは大変と感じるだけでなく、おんぶではだめな理由やお昼寝や夜の寝かしつけでは男の子と女の子に違いがあるか気になることがあるしれません。今回の記事では、抱っこを何歳までしたかやせがむ理由、抱っこをしないときの工夫を体験談とともにご紹介します。
赤ちゃんの頃は普段から抱っこでお世話をすることが多いなか、泣いているときにあやすときやお昼寝や夜などの寝かしつけなどは目的を持って抱っこする場合もあることからママたちは何歳まで必要か気になることもあるようです。
また、徐々に歩けるようになり抱っこの頻度が減っていっても、シーンによっては急に抱っこをせがまれることから理由が気になる場合もあるかもしれません。
他には、そろそろ抱っこを卒業してもらいたいけれど、抱っこ以外で子どもとどのようなコミュニケーションをとったらよいのかわからないといったママの声もありました。実際に、ママたちは赤ちゃんや子どもの抱っこをいつまでしていたのでしょう。
赤ちゃんや子どもが抱っこをせがむのはいつまでなのでしょう。実際に、寝かしつけるときに子どもが抱っこを求めてきたのが何歳までだったのかお昼寝のときと夜にわけてそれぞれママたちに聞きました。
「うちの娘は赤ちゃんの頃から、夜寝る前の授乳をしてそのまま抱っこで寝かしつけていました。1歳半くらいに卒乳をしたのをきっかけに添い寝で寝かしつけるようになりました」(1歳女の子ママ)
「5歳の息子は普段は添い寝で寝かしつけているのですが、たまに『抱っこして』と言ってくるときもあります。そのようなときは、布団の中で横になって抱っこして寝かしつけてあげることもあります」(5歳男の子ママ)
夜の寝かしつけに、抱っこをいつまでしていたかはさまざまなようでした。ママのなかには、1歳になる前から寝かしつけのときにベッドの上で絵本を読み聞かせてそのまま添い寝していたことで、夜に抱っこでの寝かしつけはあまりしなかったという声もありました。
「生後10カ月くらいまではお昼寝のときに、抱っこで子守唄を歌いながら寝かしつけていました。夜は暗いのでおんぶでも寝るのですが、明るい日中は抱っこで顔を少し暗くしてあげないと眠れないようでした」(11カ月女の子ママ)
「1歳すぎまで、お昼寝の時間にあまり眠くなさそうなときは抱っこ紐を使って寝かしつけていました。しかし成長するにつれて、子どもの体重も増えてきて抱っこでは大変と感じ、徐々にお昼寝のときもおんぶや添い寝で寝かしつけるようになりました」(1歳男の子のママ)
お昼寝のときの抱っこでの寝かしつけを、いつまでしていたかもさまざまなようでした。ママのなかには、子どもが寝かしつけにおんぶをするのを嫌がる子だったので、2歳くらいまで抱っこ紐を使って寝かしつけていたという声もありました。
寝かしつけのとき以外にも、子どもが抱っこをせがむこともあるようです。実際に、ママたちは子どもが抱っこをせがむときにどのような理由があると考えたのでしょう。
「公園などで長時間遊んだときの帰りに、抱っこをせがんでくることがあります。抱っこをするとすぐに寝てしまうこともあるので、疲れていると抱っこしてほしいと伝えてくるのだと思います」(2歳男の子ママ)
「うちの娘は、午前中から外出すると午後には疲れが出るようで『抱っこして』と言ってくることが多いです。よく歩いた後にお昼ご飯を食べて満腹になることで、疲れと眠気を感じて抱っこをせがむのではないかと考えています」(3歳女の子ママ)
たくさん遊んだときや外出時など、疲れを感じることで子どもは抱っこをせがむことがあるようです。他には、夜遅くまで起きていて生活リズムが崩れて翌日まで疲れが残っているときに、抱っこをせがまれることが多いというママの声もありました。
「うちの娘は、下の子が生まれてから抱っこをせがむようになりました。下の子が寝ているときにゆっくり抱っこしてあげると満足げな顔をしているので私に甘えたくて抱っこをせがむのかなと思いました」(3歳女の子ママ)
「普段は抱っこを嫌がる息子ですが、年中になったばかりの頃に急に甘えたように抱っこをせがむことがありました。少し抱っこしたら満足した様子だったので、5歳になっても甘えたいときに抱っこをしてほしいと言うんだな驚きながらも私を必要としてくれることに嬉しく思いました」(5歳男の子ママ)
子どもによっては、甘えたいと抱っこしてほしいと言ってくることもあるようです。ママのなかには、いつまでも抱っこと言ってくるとはないと考えて子どもとの抱っこの時間を楽しんでいたという声もありました。
「幼稚園から帰ってきたら急に『抱っこしてほしい』と言ってくることがあり、理由を聞くと友だちとケンカをしたようでした。嫌なことがあったときは不安になって抱っこをせがむこともあるのだなと思いました」(6歳男の子ママ)
嫌なことや悲しいことがあったときに、ママに抱っこをしてもらうことで安心したいと思うこともあるようです。他には、入園や引っ越しなどで環境が変わったことに不安を感じて抱っこをせがむのかもしれないといったママの声もありました。
子どもが成長するにつれて抱っこをするのも大変に感じ、抱っこ以外のコミュニケーション方法を知りたいと思うママもいるかもしれません。実際に、ママたちがした抱っこ以外のコミュニケーションの意識したポイントについて聞いてみました。
「外出時にしっかり歩いている姿を見たら『歩いている〇〇かっこいいね』と声をかけ、抱っこを求めて来たら『よく歩いたね、あの花のところまで行ったら休憩しよう』などと子どもが楽しく歩けるような前向きな声掛けを工夫しています」(30代男の子ママ)
「子どもが不安そうにしているときは『ママは〇〇のこと大好きだよ』と目を見て笑顔で前向きな言葉をかけるなど、子どもが安心できるように意識しています」(30代男の子ママ)
子どもの様子にあわせて、工夫して前向きな声掛けをしてコミュニケーションをとっていたようです。ママからの愛情表現や子どもを信じる言葉など前向きな言葉を聞くことで、子どもも安心してすごせるかもしれませんね。
「私は娘が不安そうなときや甘えたそうにしているときは、話をするときに手を握ってあげることがあります。体の一部が触れあっているだけでも子どもは安心してくれるようです」(4歳女の子ママ)
子どもと会話をするときに手を握るなどスキンシップを取り入れてコミュニケーションの工夫をすることもあるようです。ママのなかには、手を握るだけでなく、ハグや膝の上に乗せて抱きしめるなどスキンシップにもバリエーションをつけて状況に応じて使いわけたという声もありました。
赤ちゃんや子どもの抱っこを何歳までしていたかは、寝かしつけの他にシーン、男の子や女の子などの理由によってさまざまなようでした。お昼寝などいつまでも寝るときに抱っこをしてほしいと求められるとどう対応したらよいか悩むママもいるかもしれませんが、ママたちは抱っこの代わりのスキンシップを工夫していたようです。
子育てをしていて、子どもがが抱っこやおんぶをせがむ時期は意外と短いかもしれないので、求められたときは笑顔で受け止めてあげられるとよいですね。
2018年11月15日
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