産まれてくる男の子や女の子に素敵な名付けをしたいと考えたとき、どのように名前を考えたらよいか悩む方もいるかもしれません。今回の記事では、漢字や名前の響き、産まれた季節のイメージなど、パパやママたちが子どものために考えた名付けの由来を、体験談を交えてご紹介します。
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子どもができたら、素敵な名前を贈りたいけれど、どのように名付けたらよいか悩む方もいるのではないでしょうか。子どもの名付けを考える時期は、妊娠中の性別がわかった時期や子どもが産まれて顔を見てからなど、人によってさまざまのようです。名付けに慌てないよう、あらかじめ名付けの時期について話しあったり、候補を考えておくとよいかもしれませんね。
今回の記事では、これまで男の子や女の子の名前を考えたことのあるママに、どのようにして名前を決めたのか、名付けの由来を聞いてみました。
子どもの名付けをするときには、どういう人になって欲しいかという願いを込めることもあるようです。漢字の意味に注目した名付けについて聞いてみました。
「一歩一歩人生をしっかり歩んで欲しいという願いを込めて『歩(あゆむ)』という名前にしました」(20代ママ)
「栄えた都のように、みんなが集まってくる人になって欲しいという気持ちから『栄都(えいと)』と名付けました」(20代ママ)
将来どのような男の子になって欲しいか思いを込めた漢字を使って名前を決めることもあるようです。羽を広げて大きく飛ぶという意味を込めた「翔」や、思いやりという意味を持つ「仁」などの漢字を選んだというママの声もありました。
「自分の人生にたくさんの幸せの花を咲かせて欲しいという願いから『咲(さき)』と名付けました。親戚から素敵な名前だと褒められました」(20代ママ)
「咲」のほかに「桜」や「芽」など花にちなんだ漢字を選ぶこともあるようです。草花に関連した漢字を使うことで、さわやかで可憐なイメージと風雨に負けない強さをあわせ持って欲しいという願いを込めたという由来の話もありました。
名前は声に出して呼びかけたりする場面が多いことから、響きから考えることもあるようです。名付けの由来をママたちに聞いてみました。
「将来は海外へ行って活躍して欲しいと思っているので、外国でも呼んでもらいやすそうな『譲(じょう)』という名前にしました」(20代ママ)
「夫と名付けの相談をしたときに、はっきり発音しやすく呼びやすそうな『か』から始まる名前にしようと決めました。大きな心を持って欲しいという願いもあったことから『かなた』と名付けました」(30代ママ)
呼びやすい名前がよいと考え、響きから名前を考えることもあるようです。ママの中には、名字とのバランスを考えた上で、名付けをしたという声もありました。
「爽やかで上品そうな響きから『さら』という読み方の名前に決めたあと、上品で素敵な女の子なって欲しいという思いから『紗良』という漢字をあてました」(20代ママ)
「穏やかな女の子に育って欲しいと思い、命名辞典の本などを読んで、大らかそうな響きの『ほのか』という名前に決めました。ひらがなの方が柔らかい印象だと思ったので、漢字は使いませんでした」(20代ママ)
響きで名付けをする場合には、読み方を先に決めてから、漢字を使うかどうかや当てはめる漢字を考えることもあるようです。名字とあわせた画数にもこだわったというママもいました。
生まれた月や春夏秋冬の季節をイメージして名付けることもあるようです。どのような由来があるのかママたちに聞いてみました。
「長年、子どもが欲しいと思ってようやく出来た男の子で、そのときの思いを忘れないよう生まれた時期の『春』という漢字を使うことにしました。大きく育って欲しいという思いも込めて『春大(はるた)』と名付けました」(30代ママ)
「『冬』という漢字は厳しい状況でも我慢強く、生命力あふれた人になって欲しいという気持ちを込められるようでした。明るい人生を歩んで欲しいという気持ちから、冬生まれの子どもに『明冬(あきと)』と名付けました」(30代ママ)
生まれたときのことを覚えておくため、生まれた季節の漢字を使って名付けをすることもあるようです。生まれた時期だけでなく、パパとママが出会った季節の季語を入れたという素敵な由来もありました。
「春生まれの女の子に『遥菜(はるな)』と名付けました。春と遥か未来という意味を掛けあわせ、春の花でかわいらしい菜の花の『菜』をくっつけました。遥か未来まで素敵な存在であってほしいです」(30代ママ)
「安定期に入った頃に夫と話しあい、8月中旬が出産予定日だったので、旧暦の8月を意味する『葉月(はづき)』に決めました。『葉』にはまっすぐスクスクと成長してほしいという気持ちを込めています」(20代ママ)
季節の言葉を別の漢字に当てはめたり、旧暦の月を参考にしたという名付けの由来もあるようです。姓名判断で漢字を選んでもらったというママの声もありました。
親や兄弟などの名前から名付ける場合、どのような名前があるのか、ママたちに名付けの由来を聞いてみました。
「上のお兄ちゃんが『真也(しんや)』という名前だったので、弟にも『也』という字を使おうと思い『祐也(ゆうや)』と名付けました」(20代ママ)
「子どもには、尊敬しているおじいちゃんの名前から一文字もらった名前をつけました」(30代ママ)
兄弟や親族の名前と同じ字を使ったりすることもあるようです。同じ字を使うことで、家族の一員として大切にされていることが伝わるかもしれませんね。
「夫の家系では、女の子には『子』をつける風習があったので、生まれてくる子どもにも『涼子(りょうこ)』と名付けました」(30代ママ)
「上の子どもには『空(そら)』と名付けていたので、生まれてくる子どもも自然を感じられる名前がよいと思い『海(うみ)』という名前にしました」(30代ママ)
名付けの由来には、家系での風習によって使う漢字を決めていたり、兄弟の名前と関連した名前を考えたという声がありました。名付けをする際には、名付けの決まりごとなどがないか、両親たちに聞いたり相談したりしたというママもいるようです。
子どもができて素敵な名付けを考えようとしたときに、どのように決めればよいか悩むこともあるかもしれません。男の子や女の子の名付けは、漢字の意味や響きのよさから決めるなど、決め方はいろいろあるようです。子どもによって由来もさまざまのようなので、パパやママの愛情がたくさん詰まった素敵な名付けができるとよいですね。
2018年08月18日
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