【体験談】年子の育児を楽しむコツ。疲れたり大変だと感じたときや上の子の接し方

【体験談】年子の育児を楽しむコツ。疲れたり大変だと感じたときや上の子の接し方

年子の育児は、大変だったり疲れたりするなどのイメージがあるかもしれません。上の子についイライラしてしまうママもいるようです。今回の記事では、年子の育児でよかったことや上の子への接し方、年子の育児で工夫できることなどママたちの体験談を元にご紹介します。

年子の育児で疲れた、大変だと感じたこと

年子の育児で疲れた、大変だと感じるはどのようなときなのかママたちに聞いてみました。


2人同時に泣く

「特に大変だと感じるのが、2人同時に泣くときです。1度に2人を抱っこできず、どちらかを泣き止ませても、また泣き出すので、いけないとわかっていてもついイライラして上の子を怒ってしまうことがあります」(生後3カ月女児、1歳半男児のママ)

2人が同じタイミングで泣いた場合、2人とも抱っこしないで様子をみるというママもいるようです。同時に何かがあるときに疲れた、大変だと実感するという声がありました。


食事やお風呂の時間

「ご飯の時間が大変でした。上の子に離乳食を食べさせ、下の子を片腕で支えて授乳して、上の子から少しでも目を離すとこぼしたり、手づかみで遊んでいたりと汚されてしまいイライラしていました」(生後6カ月女児、1歳10カ月男児のママ)

食事やお風呂の時間が慌ただしくなることがあるようです。お風呂は小さい子どもを2人同時に入れるのは大変なようで、バウンサーやDVDなどを活用して別々にお風呂に入れているママもいるようです。


外出

「外出するとなると、着替えやおむつなど2人分を入れた大きな荷物を持ち、下の子を抱っこして、上の子をおんぶすることがあります。買い物に行くだけでも疲れ果ててしまいます」(生後3カ月女児、1歳半男児のママ)

外出する場合、準備して出かけるだけでも疲れてしまうというママもいるようです。他にも、子どもの予防接種や病気で病院に行くとき、待ち時間など子どもが落ち着いていられず、疲れるという声もありました。

年子の育児でよかっと感じたこと

年子の育児は大変なことばかりではなく、年子でよかったと感じたこともたくさんあるようです。年子の育児をしていてよかったことをママたちに聞いてみました。


育児用品がそのまま使える

育児グッズ
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「上の子で使った肌着や余ったおむつ、おもちゃなどの育児用品を片づけることなくそのまま下の子に使えたので楽でした」(1歳男児、2歳半女児のママ)

年子の育児は上の子の育児用品をそのまま使えるというママもいるようです。他にも、離乳食グッスの使い回しはもちろん、作り方などの手順も忘れないで下の子に応用ができたという声もありました。


2人で遊べるようになる

「下の子が2歳くらいになると、上の子を真似たりすることが多くなりました。そのうち、2人で遊ぶ時間が増えて少しずつホッと一息つける時間ができるようになりました」(2歳女児、3歳男児のママ)

子どもが成長すると2人で遊べるようになり、ママの手がかからない時間が増えるようになったという声もありました。2人で遊ぶようになってから、助け合うことが多くなったと感じたママもいるようです。


園や学校行事が分散されない

「年子で同じ保育園に通っていると行事が分散されることがなく、仕事を1日だけ休めば済むことが多くて助かりました」(3歳女児、4歳男児のママ)

年子で同じ園などに通う場合、行事の日がまとまるので仕事への影響が少なかったというママもいました。他にも園や学校の役員などを上の子で済ませれば、下の子でやる必要がなかったという声もありました。

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上の子への接し方のコツ

笑顔の子ども
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年子の育児で大変なことがあると、つい上の子にイライラしてしまうこともあるかもしれません。年子の育児で上の子への接し方のコツをママたちに聞いてみました。


たくさん抱っこ

「話しや行動が理解できるようになった上の子を、意識してたくさん抱っこするなどスキンシップをとるようにしました。たくさん抱っこするようになったからか、『降ろして、赤ちゃんが泣いている』と上の子から言われるようになりました」(1歳女児、2歳男児のママ)

2人同時に泣いたときは先に上の子を抱っこして泣き止ませるようにすると、上の子が下の子を気にしてくれるようになったというママの声もありました。ママにたくさん抱っこされることで、上の子の気持ちが満たされ下の子への気遣いができるようになるのかもしれませんね。


2人だけの時間を作る

「月に1回、下の子をパパに預けて、上の子と2人でデートをしています。上の子に我慢させてしまうことが多く、少しでも2人で話したり、遊んだりする時間を作るようにしました」(3歳半女児、5歳男児のママ)

年子の育児では、上の子にかまう時間があまり取れないため、2人だけの時間を作って過ごしているママもいるようです。上の子と時間を共有することでママとの繋がりを実感してもらえることがあるかもしれません。


褒める

「上の子を怒ることが増えていると感じたので、怒るのではなく褒めることを心がけるようにしました。些細なことでも褒めていると上の子が自信になったのか、積極的にお手伝いしてくれるようになりました」(3歳半女児、5歳男児のママ)

子どもを褒めることで上の子だけでなく、下の子もそしてママも笑顔になりイライラが軽減されたという声もありました。褒める他にも、「ありがとう、助かったよ」と感謝の気持ちを伝えられるとよいかもしれません。

年子の育児で工夫できること

年子の育児に毎日奮闘しているママが少しでも休めるような工夫について、ママたちに聞いてみました。


家事休みを作る

「掃除、洗濯、片づけ、子育ての毎日に余裕がなく、『疲れた』と口にすることが多くなった自分に気がつきました。そこで、洗濯は隔週、掃除はまとめてなど家事休みを作るようにしました」(3歳半女児、5歳男児のママ)

家事をできるだけ時短するようにしたり、家事を少し手抜きしたりして自分の気持に余裕を持てるようにしたら、気持ちが少し楽になったというママもいました。


グッズを使う

「年子の育児で活躍したのが抱っこ紐です。寝かしつけや家事をするときなどは、抱っこ紐を使って下の子をおんぶしていました。両手が空くので上の子を抱っこしたり、家事をしたりしました」(1歳男児、2歳女児のママ)

お風呂や食事などではベビーソファに座らせると安定するので便利なグッズだったというママもいるようです。グッズを上手に取り入れることで、育児の負担が減らせるかもしれません。


周囲の協力を得る

「休日はパパの実家に子どもを預けて、1人でのんびり掃除などの家事をしていました。義母が預かってくれている時間はガス抜きにもなりとても助かりました」(3歳男児、4歳女児のママ)

周囲に協力してくれる家族がいる場合は、子どもを預けて自由な時間を確保していたというママもいるようです。身近に家族がいない場合など、一時保育を利用して周囲の協力を得ていたという声もありました。

年子の育児は工夫次第で楽しめる

笑顔の親子
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年子の育児で大変、疲れたと感じることがあるようですが、家事を休んだり、周囲の協力を得るなどして、育児を楽にしているママもいるようです。上の子にイライラしてしまうときは、抱っこしたり、褒めたりすることで上の子が安心できるようになるかもしれません。年子ならではの育児のよさもあるようなので、いろいろ工夫をしながら育児を楽しめるとよいですね。

2018.08.14

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