生後2カ月の赤ちゃんの添い乳。添い乳の方法や気にかけたこと、添い乳しないと寝ないときの対応

生後2カ月の赤ちゃんの添い乳。添い乳の方法や気にかけたこと、添い乳しないと寝ないときの対応

赤ちゃんが生後2カ月頃になると、授乳をするときに添い乳をしようと考えるママもいるかもしれません。今回の記事では、添い乳の方法や、添い乳をするときにゲップをさせるかどうかなどの気にかけたこと、添い乳しないと寝ないときにどうしていたのかを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

生後2カ月の頃に添い乳をしたきっかけ

赤ちゃんが生後2カ月頃になると、寝かしつけのときや夜間の授乳回数が多いときなどに、添い乳をしようと考えるママもいるかもしれません。ママたちにどのようなきっかけで添い乳しようと思ったのか聞いてみました。

「生後2カ月頃に、おっぱいが上手に飲めるようになってきたので、夜間の寝かしつけで添い乳をはじめました」(20代ママ)

「生後2カ月の頃、夜中の授乳回数が多くて大変だと感じたときに添い乳を始めました。寝かしつけのときだけでなく、お昼寝のときなども添い乳しました」(30代ママ)

授乳回数の多さなどから、添い乳を始めるママもいるようです。ほかにも、添い乳は、赤ちゃんとスキンシップが取れるというママの声もありました。ママによって添い乳を始めるきっかけはさまざまなようです。

【体験談】生後2カ月の赤ちゃんへの添い乳の方法やコツ

赤ちゃんに添い乳をするときの方法やコツについてママたちに聞いてみました。


赤ちゃんを横向きに寝かせる

「赤ちゃんを横向きに寝かせたときに、途中で仰向けにならないよう赤ちゃんの背中に丸めたバスタオルを置いて添い乳しました」(20代ママ)

赤ちゃんが横向きの姿勢を保てるように、添い乳するときは赤ちゃんの背中側に枕などを置くというママの声がありました。手で赤ちゃんの背中を支えるようにしながら添い乳するママもいるようです。


赤ちゃんが吸いやすい高さにする

「添い乳するときに赤ちゃん口の位置とがおっぱいの位置が合うように、赤ちゃんの下にクッションをひいて高さを調節していました」(30代ママ)

生後2カ月のときなど月齢が低いときは、タオルや布団などを使って高さを調節していたというママの声もありました。赤ちゃんの口元におっぱいが来るように高さを調節してあげると、母乳が飲みやすくなるかもしれません。


両方のおっぱいを交互にあげる

「赤ちゃんが両方のおっぱいを飲んでくれるように、時間を見ながら添い乳をしていました。反対のおっぱいを飲ませるときは、反対側に赤ちゃんを移動させるようにしました」(30代ママ)

同じ向きで赤ちゃんに添い乳をしていると、片方のおっぱいでしか飲まなくなってしまったというママの声もありました。赤ちゃんやママの位置を移動しながら、両方のおっぱいをバランスよく飲めるよう工夫できるとよいですね。

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添い乳するときに気にかけたこと

添い乳
iStock.com/monzenmachi

添い乳をするときに気にかけたことについて、ママたちに聞いてみました。


ママも楽な姿勢で

「添い乳をするときに、無理な姿勢を続けていたら腕が疲れてしまうことがありました。腕の下に授乳枕を挟むなどして工夫しました」(30代ママ)

添い乳するときに、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすい高さを保とうとママが無理な姿勢になることもあるかもしれません。ママが楽な姿勢で授乳できるよう、授乳枕や添い乳用の高さのある枕などを活用してみるのもよさそうですね。


赤ちゃんとの距離

「生後2カ月の頃はまだ体も小さいので、赤ちゃんの鼻の穴がふさがらないようにおっぱいに手を添えながら添い乳していました」(20代ママ)

おっぱいで赤ちゃんの鼻をふさいだり、覆いかぶさるような姿勢になったりしないように気にかけていたママもいるようです。赤ちゃんがおっぱいを飲み終わった後は、ベビーベットに移動させるようにしたというママの声もありました。


ゲップをさせるかどうか

「生後2カ月の頃、添い乳でそのまま赤ちゃんが寝たときにゲップをさせるかどうか悩みました。無理に起こさずに赤ちゃんの様子を見るようにしました」(30代ママ)

「添い乳しながら寝かしつけたあとに、赤ちゃんが起きて泣くことがありました。ゲップをしないと吐き戻しが気になったので、背中の下にタオルを敷いて体勢を工夫するようにしました」(20代ママ)

添い乳で寝たときにゲップをどうしたらよいか気になるママもいるようです。
添い乳のあとも赤ちゃんがなかなか寝ないときは、様子を見ながらゲップをさせるのもよいかもしれませんね。

添い乳しないと寝ないときどうした?

寝かしつけで添い乳をしている場合、添い乳しないと寝ないということもあるかもしれません。生後2カ月の赤ちゃんが添い乳しないと寝ないとき、実際にママたちがどのような方法をとっていたのかを聞いてみました。


他の寝かしつけ方法に切り替える

「添い乳しないと寝ないようになってきたことが気になり、思い切って添い乳をやめて抱っこで寝かしつけるようにしました。最初は泣くことも多かったですが、徐々に抱っこだけでも寝るようになりました」(30代ママ)

「生後2カ月の頃に、添い乳しないと寝ないことがありました。赤ちゃんの機嫌がよいときは、背中をさすったりトントンしたりして添い乳以外の方法で寝かしつけるようにしました」(20代ママ)

赤ちゃんが添い乳しないと寝ないときに、添い乳から他の寝かしつけ方法に切り替えたというママの声がありました。生後2カ月の頃は添い乳をしていたけど、歯が生え始めたタイミングで他の寝かしつけ方法に切り替えたという声もありました。


赤ちゃんのペースに合わせる

「添い乳以外の寝かしつけ方法を試しましたが、なかなか寝てくれなかったので添い乳をしばらく続けて様子を見ました」(20代ママ)

急に添い乳をやめることで、赤ちゃんが泣いたり逆に寝てくれなくなったりすることもあるようです。添い乳しないと寝ないのが気になる場合は、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に寝かしつけの方法を変えていくのもよいかもしれませんね。

生後2カ月の添い乳は赤ちゃんの様子を見ながら

生後2カ月
wong sze yuen/Shutterstock.com

生後2カ月の赤ちゃんに添い乳で授乳するとき、ママたちは赤ちゃんの姿勢やおっぱいの高さ、赤ちゃんとの距離などを意識していました。添い乳のときに、ゲップはさせた方がよいのか、いつまで添い乳をしようかなどママによって気になることはさまざまなようです。

赤ちゃんが添い乳しないと寝ないときには、他の寝かしつけ方法を試してみるのもよいかもしれませんね。赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんのペースに合わせた寝かしつけができるとよいですね。

2018.06.19

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