赤ちゃん用品や服には水通しが必要という話を聞いて、いつからどんなやり方で進めればよいのか悩む方もいるかもしれません。また、洗濯機や洗剤は使ってよいのかも気になりますよね。今回は、水通しを行う期間ややり方を、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
赤ちゃんを迎えるのにベビー用品を準備し始めていると、「水通し」という言葉を耳にすることがあるのではないでしょうか。
水通しとは、赤ちゃんのお肌に触れる前に新品の衣類やタオル類を洗濯することです。
新品の衣類は、形を整えるための糊や防虫剤で加工されていたり、ホコリなどがついていることがあります。使用前に一度水通しを行うことによって、デリケートな赤ちゃんのお肌を刺激から守る、という意味があります。
また、糊を落とすことで生地が柔らかくなり、汗などの水分を吸い取りやすくなるという役割もあるようです。
水通しはいつから始めて、いつまで行えばよいか、特にこれといった決まりはありません。ただ、妊娠中のママの体調や赤ちゃんの肌状態によって、人それぞれ水通しを行う期間も異なるでしょう。
ママの体の負担のこと考えて出産の直前は避け、妊娠8~9カ月頃が水通しをしはじめる基準の一つのようです。また、やめる目安としては、生後24カ月を境に大人の服といっしょに洗っても問題が無ければ水通し卒業、というママの声もありました。
ママと赤ちゃんの健康状態を見ながら、水通しをする期間を決めるのもよいかもしれません。
新生児や赤ちゃんが毎日身に着ける肌着や洋服は、水通ししておくとよいといわれています。
よだれやミルクの吐き戻しなどで頻繁に交換できるように、あらかじめ水通しした服を数枚用意しておくとよいかもしれません。
新生児や赤ちゃんの時期は、ガーゼで赤ちゃんのよだれや口元の汚れを拭いたり、沐浴後タオルで体を拭いたりと、それぞれ使う頻度が高いのではないでしょうか。
赤ちゃんの肌と直に触れるので、全て水通しして準備しておくとよさそうです。
新生児や赤ちゃんは、まだ1日の多くを寝て過ごしているかもしれません。ベビーシーツなどの寝具類は長時間赤ちゃんの体と接するものとして、水通ししておくと安心なようです。
いっしょに使う布団やカバーもいっしょに洗っておくとよいでしょう。
洗濯機で水通しをする場合、あらかじめ肌着の紐はほどいて入れます。型崩れが気になる洋服は洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
洗濯のやり方は、手洗いコースか弱洗いコースを選ぶとよさそうです。洗濯後は雑菌がわかないように、早めに取り出して干すようにしましょう。
手洗いする場合は、まずきれいなバケツか洗面器などの容器を用意します。中にぬるま湯か水を入れて服を浸し、やさしくもみ洗いしましょう。ぬるま湯や水でよくすすぎ、しわをのばしてから干すとよさそうです。
洗剤を使うべきかどうか考える方もいると思います。水通しするとき、洗剤は必要なのでしょうか。
赤ちゃん用品は購入した段階では新品で汚れも付着していないため、洗剤は使っても、使わなくてもどちらでもよさそうです。
赤ちゃん用ガーゼの表面に糊が付いている場合も、基本的に水洗いだけで十分落ちるようです。 また、赤ちゃんの洋服は同じ素材でも、織り方や編み方によって洗濯方法が異なる場合があります。水通しの際は、洋服に付いている洗濯表示タグを確認して洗うようにしましょう 。
洗剤を使う場合には、赤ちゃん用洗濯洗剤を選んであげましょう。デリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使えるような、やさしい無添加タイプの洗剤を選ぶとよさそうです。
使用する洗剤は適正量を守り、すすぎはしっかりと行うようにしておきましょう。
生後5日と生後1カ月半のママたちに、赤ちゃん用品の水通しについての体験談を聞いてみました。
「産前に赤ちゃん用品は買っておいたものの、水通しという言葉を赤ちゃんが生まれるまで知りませんでした。
赤ちゃんが生まれた病院で水通しした方がよいことを知り、慌てて主人に連絡。 産後体がガタガタで動けなかった私に代わって、主人が家で赤ちゃん用品を全て手洗いしてくれました。産前にもう少し勉強しておけばよかったと反省しました」(生後5日の女の子のママ)
「妊娠中ずっと切迫早産で入院しており、出産後退院するまで水通しはおろか、赤ちゃん用品の準備などもほとんどできていませんでした。
息子が生後1カ月半を過ぎて、ようやく動けるようになったので赤ちゃん用品の水通しをしようとしたところ、近所の人から『産後すぐの体で水を使うのはよくない』と言われ、急遽赤ちゃん専用の洗剤を購入して洗濯機で洗いました。柔軟剤が入っていない洗剤でしたが、ふわふわに仕上がりとても満足しています」(生後1カ月半の男の子のママ)
赤ちゃん用品やベビー服の水通しを、いつ、どんなやり方で行うかは人それぞれです。洗濯機を使うのかや赤ちゃん用洗濯洗剤が必要なのかなどは、赤ちゃんの様子を見ながらやり方をママが決めましょう。
赤ちゃんが生まれる前から、ママの体調のよいときなどに早めに準備しておくと安心できそうですね。
2018年06月05日
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