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2017年12月26日

帝王切開や双子の出産費用。保険の適応対象になる?サポートする制度とは

帝王切開や双子の出産費用。保険の適応対象になる?サポートする制度とは

お腹の赤ちゃんが双子だと分かったり、出産方法が帝王切開と決まったりすると、喜びと同時に出産費用が高いのではと金銭的に不安になることがあるかもしれません。今回は、実際に帝王切開や双子出産を経験したママに、心境や出産費用について聞くとともに、出産をサポートする制度について調べてみました。

帝王切開や双子の出産が決まったときの心境

帝王切開が決まったとき

「妊娠前から子宮筋腫があったので、予定帝王切開でした。赤ちゃんを無事に出産できるのならとすんなり受け入れました」

「逆子でさらにへその緒が二重巻きになっていたので、予定帝王切開で出産しました。出産予定日の1カ月半ほど前に発覚したので驚きました」

「分娩中に通常出産から緊急帝王切開となりました。難産で1日半ほど陣痛で苦しんでいたので、早く赤ちゃんに会いたいという気持ちも強かったです」

予定帝王切開でも緊急帝王切開でも、まずはお腹の赤ちゃんのために最善を尽くすことを一番に考えたという意見がほとんどでした。

双子の妊娠が分かったとき

「妊娠5週、胎嚢確認で双子と分かりました。嬉しさよりも驚きの方が大きかったです」

「妊娠が分かって2回目の健診で、双子と判明。嬉しかったです!でも、友人に双子をもつママがいて、子育ての大変さを知っていたので、私も頑張ろうと思いました」

「妊娠7週目の健診で二卵性の双子と確定しました。身内に双子がいなかったので、『なぜ!?』という疑問と、無事に双子を出産したいという気持ちが生まれました」

双子と判明して驚きや喜びとともに、2人を同時に育てるからこそ、大変さは倍に、嬉しさは倍以上になるのでは、と感じたママが多いようです。

帝王切開の出産で知っておきたいこと

妊娠
kai keisuke/shutterstock.com

帝王切開での出産とは

一般的に通常分娩が難しいと医師が判断した場合に、手術をして赤ちゃんを取り出す方法を言うようです。通常分娩とは違い、手術をすることから入院期間も、長くなる傾向があるようです。

自然分娩では、自己診療費用のみですが、帝王切開は手術となるので、保険診療費用の約3割を基本は負担することになると言われています。

※負担額は状況により異なります。

サポートする保険や制度

帝王切開での出産をサポートする保険や制度は複数ありますが、ここでは、健康保険、高額療養費制度、民間の医療保険の3つをご紹介していきます。

他にも出産をする人のための制度として、出産手当金や出産育児一時金などが聞いたことがあると思いますが、興味がある方は前もって調べてみてもよいかもしれません。

健康保険

帝王切開は手術が必要となり、健康保険が適応されると言われています。

健康保険は病気やケガの際の治療が適用対象のため、通常分娩の場合は病気とはみなされず適用対象外のようです。

高額療養費制度

高額療養費制度とは、長期の治療や入院で医療費の自己負担額が高額となった場合に、家計の負担を軽減するため、自己負担限度額と呼ばれる一定の金額を超えた部分が払い戻しされる制度のことを言うようです。

自己負担限度額は、毎月の給与額を元に算出した標準報酬月額という指標により金額が異なるようです。

出典:高額療養費・高額介護合算療養費/協会けんぽ

民間の医療保険

民間の医療保険では、帝王切開は異常分娩による手術とみなされるため、保険金の給付対象となるようです。

妊娠前から医療保険に加入しているのであれば、出産前に給付金額を調べたり、保険金の給付請求書類を取り寄せておくと、産後の手続きがスムーズにできそうです。

保険会社にもよりますが、妊娠後に医療保険に加入した場合には、帝王切開が給付対象から除外されるケースがあるようですので、保障内容の確認をしっかりしておきましょう。

実際にかかった費用

「総合病院で9日間入院しました。出産費用は、出産一時金の中でまかなえ、差額の5万円ほどが手元に残りました。医療保険は3社から計90万円ほどの保険金が給付されました」

「総合病院の個室に8日間入院しました。出産費用は約40万円でした。医療保険は妊娠発覚後に加入したため、給付されませんでした」

出産費用は産院や出産入院期間によっても異なりますが、健康保険の適用や高額療養費制度、医療保険からの給付金を使えば負担をいくらかは減らせるようです。

双子の出産で知っておきたいこと

双子の出産
leungchopan/shutterstock.com

サポートする制度

健康保険の被加入者、または被扶養者が出産すると健康保険から出産一時金が1人あたり42万円支給され、出産した胎児数分だけ支給されるので、多胎児(双子)の場合は2人分の84万円が支給されるようです。

出典:出産に関する給付/全国健康保険協会ホームページ

実際にかかった費用

「12日間の入院で出産費用は約55万円でした。帝王切開での双子出産で、医療保険は3社から合わせて約200万円が給付されました」

「管理入院中に出産し、産後1週間入院しました。出産費用は、出産一時金でまかなえました。帝王切開での双子出産で、保険会社1社から20万円ほど給付されました」

赤ちゃん一人を出産する場合の平均額と比べると出産費用は高くなるようですが、出産一時金が2人分支給されることで、費用の負担はかなり抑えられそうです。

安心して出産に臨むために

出産
happybas/shutterstock.com

出産費用が高いイメージの帝王切開や双子の出産ですが、保険や制度でサポートされているので、条件によってはかなり費用が軽減されるようです。通常分娩とは違う部分も多くありますが、あらかじめ知っておくことで不安はかなり解消されそうです。出産前になるべく、費用や加入している保険について調べて、安心して出産に備えられるとよいですね。

※記事内で使用している参照内容は、2017年12月25日時点で作成した記事になります。

※記事内で記載されている内容は、状況や保険会社などで異なります。

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